しょくもつせんいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しょくもつせんい

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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

したいと思ったからする。
踊る、盗る、殺す、捕まっている時でもタバコを吸う、とか。
ラモンの頭にバーナーを近づけたシーンも好奇心かな。さいごは人の顔を実際に焼きたいとまで思ってしまう。
そして、そこま
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エネルギーの本に出会い、実際に作ってみようと思った。
この主人公のセリフはいろんなことを教えてくれる。そのエネルギーの本はどこにでもあるありふれた本だったと思う。それをみて、自ら考え、今あるもので現状
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

4.0

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最近、『予想通りに不合理』という行動経済学のバイブル的な本を見てるんだが、その中に、社会的な信頼関係の中に金銭等の市場価値を持ち込むと人間関係が崩れるとあった。難しく書いたけど、娘に利子の話をしたら怒>>続きを読む

ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

4.5

ただただ痺れた。ジャズの即興って、なんのことか全くわからなかったけどこの映画で感じた。語っている本人たちの演奏が途中であるけど、息が詰まった。呼吸の音さえ出してはいけないあの雰囲気。やばすぎた。。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ローリーがジョーに、『僕らが一緒になったら殺し合いだ』と言っていたのが印象的。それは人間性の相性もあるとおもうけど、ローリーの愛が強すぎるのも一つの要因な気がした。
腹八分に食べるのが一番健康なように
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

中村佳穂さん好きだから観たら、あまりにも素晴らしかった。
印象的なシーンは、たすけるたすけるって連呼してるとこ。自分に言ってるように聞こえた。口だけになってないかなって。
あとは、お母さんの人を助けた
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自由になれるぞ。
いや、無駄だよ。

見た目や生き方だけで、殺される世界に自由はなかった。理由もなくただバットで殴られ、銃で撃たれて殺される。

自由に生きるというのは、現在の世界でも難しい。根を張っ
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ふとっちょぶたと言ってしまって自分を責めて泣いてるシーン、なんとなく共感できる。
周りの人が敵にしか見えなかったり、ちょっとしたことをうまく流すのが下手で感情的になってしまうこと、自分にも思い当たるこ
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.9

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相棒がいるころはもっといい人間性があったのかなとか思うけど、ジーンと親しいのもあってかそこまで変わらないのかなとも思う。彼は次々と不運なことがおこるが、発端はすべて自分の行いによるもの。夢やぶれても悲>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

あと5回は見て感想を書きたい。あまりにも衝撃的な映画は評論する気が失せる。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

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『暴力は敗北だ。品位を保つことが勝利をもたらすのだ。』
今の自分に染みる言葉だった。

フライドチキンの骨のあとにジュースのゴミ捨てたら顔色変えたとこはさすがに笑った

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.0

個人的にすごい好きな作品。
共感できる部分が多かったからかな。頭の良さではなくて、人と関わるのが億劫なところとか。それが幸せに繋がるというのがなんとなくわかってるからこそ億劫になる。
物語は、キャリー
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

4.4

ほうきで空を飛ぶシーンとか、ベタみたいに感じるけど、やっぱりめちゃくちゃ興奮する。映像が素晴らしいのもあるんだろう。変にひねったような映画じゃなくて、メアリのようにまっすぐな内容の映画だったかな。こう>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.5

ありがちなロマンティックラブの映画なんだろうなあ、と思ったけど一応鑑賞。
まさに傲慢と偏見。素晴らしい映画だった。出会った瞬間恋に落ちるロマンティックラブではなく、ごく日常の恋愛に近いものを感じた。な
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15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.0

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【何もしないという行動と、行動した時のリスク。】

大尉の行動がこの映画に深みをだしている。
大尉が上の指示を無視してたらどうなっていたのか。
銃撃戦のところに兵を送り込んだら、どうなっていたのかは本
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自伝だからあたりまえなんだけど、あまりにもリアルだった。
リサに生きてほしいという意味を与えて背中を押したスザンナのシーンは感動した。

大学に行くことやまじめに働くことに人の意味を持たせるのではなく
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

青春のものがたりなんだけど、大人になっても大切な考え方とかがたくさん詰まってる。
おじいさんの原石の話とか、
せいじと比べて悩んでいたしずくが、自分もやればいいんだ、簡単なことなんだと気づく事とか。
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「人間を完全にするもの、それが愛だ。」
という序盤にでてきた言葉が印象的だった。
愛するというのは、恋に落ちるというような意味と、母性愛のような相手を思いやるというような意味もある。
人間として成長す
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

除雪機に変な顔の男を突っ込む大男はラストで何を思ったか。

人生は価値のあるものだと思わない?という問いに何を思っただろう。

自分の為なら人を殺すことに迷いはない。
他人のことはもちろん興味はなく、
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テルマ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【人間の負の感情】

テルマには想像が現実となる神の力があった。
その力は、強い感情や思いに反応する。

この映画の伝えたいことは、日常で感じる負の感情は最も強いということじゃないだろうか。
無意識で
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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

『zは無理矢理答えを出した。ワンピースが消えれば海賊も消える。雑な考え方だよなあ。』
クザンのセリフがカッコいい。
クザンがこの辺ずっとモヤモヤ考えてるのがわかるからねえ。
赤犬と戦ったのも、ロビンを
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

パーフェクト。素晴らしすぎる。
ラストのバーのシーン、お互い愛があるのはわかりきってるんだけど、なにか話というが息が噛み合ってなかったな。
それも感じてロランスは別れる選択をしたのかな。

男のままで
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

面白すぎる。この映画を分析するのはあと何回か見て感動とかが薄れてきてからにしよ。

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.8

料理人って、美味しいってあんまり言わないのかも。
何の香りがいいとか、この苦味が強いとか具体的に表現してる気がする。
映画は大統領の料理人という陰のスポットが当たらない内容で新鮮だった。

映画全体を
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愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「男娼と同じよ。」
と言われめちゃくちゃショックを受けるニッキ。

他にも辛辣に言われるたびにショックを受ける姿に思わず笑ってしまった。

あまりにも自業自得すぎるからだ。
ただ、ニッキは悪党ではない
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「妥協ってわかるか?歩み寄ることだ。」

スカウトがアティカスから学校にいくことを話すシーン。

学校に行けば本が読めないというスカウトに対して、学校に行って歩み寄り、家に帰ったら本読みを続ける。と教
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

意思力、精神力ありすぎなんだけど、なにがパピをそこまで支えたんだろ。あの怖い人も直接本人にきいてたけどね。

そこまでして生きたいと思える人は少ないんだろうけど、パピはどういう人生観というか、考え方な
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとも心苦しいシーンが多かった。
帰還してハッピーエンドかと思いきや、またもケリーを失うチャック。

しかし、強く生きてくことを思う。
『ただ息をする。明日も太陽が登り、潮が何かを運んでくる。』
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人をおだてて利用する、っていうマッドのやりかたが自分もやってる気がしてドキっとした。マッドがエリス達を利用するやり方が悪いとは思わなかったから。気持ち的には直接会うのが怖かったから利用したんだっけな。>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分はあたりまえのように両親がいるから、血のつながりをそこまで意識したことがない。正直、血が繋がってるだけでしょくらいに思ってた。
血が繋がってなくてもおれたちは家族だ、みたいな映画の影響もあってか
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

警官の言っていた、
「毎日お前のような人間を助けてる。俺がお前を生かしてやってるんだ」
ってセリフが印象的。
仕事で誰かを助けてるという自負は、こういう間違った考えにもなりがち。
本来は人を助けるのも
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プール(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

さよが、お母さんと一緒に暮らしたかったと告白するシーン。
そうか。と京子は言って、ごめんねと謝ったりはしなかった。
謝ってもよかったかもしれないけど、謝るのもなんか違う気がする。間違いだったと言ってる
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