テロリズムの歴史を教える大学教授が、隣に引っ越してきた設計技師に違和感を覚え、彼の正体を探ろうとするお話。隣人の正体や動機が徐々に明らかになり、主人公は陰謀に巻き込まれていくのですが、その過程で主人公>>続きを読む
人にオススメされ、観てきました。想像以上にダークで、ハードな世界観に驚きました。グロテスクな表現や、倫理的・精神的にエグい展開の数々には、人の醜さ・愚かさが存分に出ていましたね。そんな絶望的な状況の中>>続きを読む
白人至上主義者の女性たちが、パーティーで団結し、妄想が膨らんでいき、歯止めが利かなくなり、ついに犯罪を犯してしまう。誰しも何かしらの差別をして生きていると思っているのですが、普通の人が抱えている負の感>>続きを読む
ある老夫婦の終末のお話。二分割された映像が特徴的で、同じ家に住んでいるのに、老夫婦の世界が分断されている様に感じます。どうしようもない孤独を感じて、つらくなり、また自分達の世界を振り返り、不安になりま>>続きを読む
森に残されたプーさん達が闇落ちした話。アメリカのとある学校で、この作品が間違って上映され、問題になった、と聞き興味を持ちました。2022年に原作小説の著作権が切れてるんですね、なるほど。序盤のアニメは>>続きを読む
漫画家志望の青年が学生時代の仲間との旅行で地獄をみるお話。ただの友達との旅行が、おぞましい地獄旅行になるのが面白いですね。怖さは控えめで、欲を言えば悪夢シーンや恐怖シーンをもう少し観たかったのですが、>>続きを読む
テクノロジーと家族。おもちゃのAIロボットが暴走するという内容ですが、怖さは控えめ。ただ、(便利すぎる)テクノロジーが人や人間関係(家族関係)にもたらす影響が皮肉たっぷりに描かれていて、面白かったです>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
残念ながら、私には合わない映画でした。
まず、ゴジラが暴れまわる迫力と絶望感は凄かったです!!ここは、映画館のスクリーンで観て良かったと素直に感じました。
ただ、いかんせんドラマパートに気持ちがつ>>続きを読む
一風変わった家族映画。心霊屋敷ホラーと思って観ていたら、こんな話だったとは。コメディ要素が多く、さほど怖さはないのですが、コロコロ姿を変えるストーリーは楽しかったですね。ラストも良きでした。
どん底タクシー運転手と乗客のお婆さんのドライブ。お婆さんの壮絶な人生、徐々に打ち解けていく二人、人の善意を感じるラスト……。お婆さんの壮絶な人生は、人の暗い部分や不条理さを感じ、言葉を失ったのですが、>>続きを読む
ある島の旅館バイトに応募した男女3人が、理不尽な怪異に巻き込まれるお話。原作はネット怪談ですが、かなりアレンジされてます。前半は少し退屈ですが、後半は盛り上がりが凄かったです。諸々がチープですし、違和>>続きを読む
暗殺者の復讐のお話。ストーリーの起伏が少ない静かな物語でしたが、マイケル・ファスベンダーの不気味な演技やスタイリッシュな演出で飽きずに最後まで観れましたね。「なぜ、主人公は暗殺に失敗したのか?」「なぜ>>続きを読む
打ち切りが決まった子供向け番組の動物ロボット達が、観客参加型のショーの当日に殺戮を始めるお話。ライトなホラーかと思っていたのですが、無駄にグロい殺し方をするファンシーな動物ロボットたちが良きでした。序>>続きを読む
チート級AIと共に、妻を探す軍人のお話。物語は主人公達の行動に焦点があたっていて、他の登場人物や人間関係、物語やテクノロジーの背景などは、かなりざっくりした印象。また、主人公と行動を共にするAIの能力>>続きを読む
実際に起きた事件をモデルにした辺見庸の同名小説に、映画独自の脚色を加えたお話。観ている者の倫理観を揺さぶってくるシーンがあり、考えるきっかけになる作品と思います。ただ、あくまで映画独自の脚色を加えた作>>続きを読む
町の人々の優しさに反して、悪役が外道中の外道なので、マッコールに完膚なきまでに殺られる樣はスカッとしますね。安定の面白さ。
コカインに夢中なクマさんが無双する話。B級なあらすじなのに、制作費3500万ドルもかかっていると聞き、ワクワクしながら観に行きました。内容は、勘どころ分かってる丁寧なB級コメディ映画で、楽しめましたね>>続きを読む
レーサーになる夢を諦めずに追い続けた青年の物語。ニール・ブロムカンプ監督作なので、SF的エッセンスを期待していましたが、いい意味で期待を裏切られました。夢を追い続ける青年の王道ストーリーに胸を熱くし、>>続きを読む
今の時代ではNGなんだろうなぁ…って映画でしたね。倫理観バグってますね。内容は意外とメッセージ性があり、「食人族は誰なんだ」って言葉が全てにおもいます。
前作同様、殺人ピエロがはしゃぎながら殺戮を繰り広げるお話。ファンタジー要素などの不要?な要素があるためか、ゴチャゴチャした印象が残り、少し残念でした。
笑いました!工藤、市川、田代のお馴染みのキャラクターはもちろん、チープなCG、とにかく走りまくる出演者たち、エキセントリックな霊媒師、弱気な工藤、そしてラスト。集大成的な仕上がりで、シリーズ好きの方々>>続きを読む
社会情勢と誤情報により、差別意識が高まっていき、取り返しの付かない事件が起きる。新聞や警察などが、不正確な情報で人々の不安を助長していましたが、これは現代でも起きてるなぁ…と。盲信した人々の行いは間違>>続きを読む
邦題は酷いですが、意外と構成はしっかりしてるし、内容も独特なゾンビ映画。予想外に楽しめました。お酒を呑みながら観ると、より楽しいかもしれません。
マキタスポーツ演じる権田が物語の中心だったため、GENERATIONSに思い入れがなくても物語について行けました。ただ、楽曲がカラオケのような歌詞付きで劇中で流れたり、ライブシーンがちょっと長めだった>>続きを読む
初めて観た時はたしか小学生の頃でした。当時は恐怖シーンしか記憶に残らなかったのですが、改めて観ると、恐怖シーンの工夫以外にも、一向に効果が出ない科学治療、疲弊していく家族の姿なども丁寧に描かれています>>続きを読む
列車の中で消えた老婦人の謎を追うお話。主人公以外の乗客が老婦人をみていないと答えるため、「本当に老婦人がいたのか?」と、主人公すら疑わしく見えてくるのが面白い。徐々に真相に近づき、謎が解明されたらもう>>続きを読む
何気なく観たのですが、長めの導入の後、じわじわと邪悪さが増し、流血量が増えていく。けっこう楽しめました。絶望的な状況で、邪悪な奴らに殺されていく人々、無惨でよし。あのホラー映画をオマージュしたシーンも>>続きを読む
記憶を失った女性が、謎の殺人鬼に追われる話。顔面破壊や肉体破壊などは楽しめましたが、主人公がトラブルメーカーなのでイライラしちゃいました。
一時の幸運とお酒で人生壊した女性が、再起をはかる物語。若干ご都合主義感もありましたが、とにかくレスリーに魅力と説得力を感じます。印象的なシーンがいくつかあったのですが、特にバーで断酒を決意するシーンは>>続きを読む
男尊女卑が根強く残る島で、長年虐げられた女性がある事件を切っ掛けに復讐の鬼になる。ボンナムを苦しめる島の人々も、状況を把握しておきながらも傍観者を突き通す主人公へウォンも、観ていて胸糞悪い。だからこそ>>続きを読む
親友レミとの悲劇的別れ、抱えた罪悪感。平気そうに振る舞っても、ふとした時に感情がぶり返し、哀しみと罪悪感が煮詰まっていくレオの姿が痛々しい。彼を心配する両親や、レミの両親の耐えるような表情も辛かったで>>続きを読む
わりと直球でしたね。バービーランドと現実社会の価値観の違いに打ちのめされ、一時はアイデンティティを見失いながらも、ありのまま生きることに前向きになっていくバービーの姿に元気をもらえます。バカ丸出しのラ>>続きを読む