ふしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

ふしん

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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

冴えない「先輩」が、愛しの後輩「黒髪の乙女」と親しくなろうと奮闘してたら、ドタバタに巻き込まれる話。

黒髪の乙女の天真爛漫(無鉄砲?)な振る舞いや、
次々に起こる馬鹿馬鹿しくも微笑ましい非日常感溢れ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.5

あの別れから20年。
もう交わることがないだろうと思ってた4人が一堂に会するのが、ね。

そりゃもう、分かってますよ。
テンション上がらないわけがない。

とはいえ、
レントンと残りの三人(特にシック
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.0

バイクメッセンジャーの主人公が、危ないブツの配達を、「そうとはしらず」に任され、厄介に巻き込まれていく話。

自転車で、細い路地や、車道の車と車の隙間を駆け抜けたり、階段をジャンプしたり、と
自転車な
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

仕事忙しくて、最近全然観れてなかったので、久々の映画。飢えてます。

ゾンビが蔓延り、生者がほとんど消えたアメリカで、神経質なルールを守り通すことで生き延びてきた、冴えない主人公(童貞)が仲間と出会い
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

偶然大金を拾ったばかりに、殺し屋から終われるはめになった男のお話。

難解な部類の映画だと思います。

殺人鬼シガーはなんの暗喩なのか、夢の話は何を指すのか、原題の意味は、などなど、観終わってからアレ
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.0

冴えなくて、いけてなくて。。。
どうして皆みたいに振る舞えないんだろう、と、もう自分も人生も嫌になってたあの頃の記憶が全力で揺さぶられました。

人付き合いが苦手で、母親の新しい恋人や周りの人からちょ
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.0

様々な「脇役」を演じてきた主人公のささやかな恋と躍進のお話。

やすけん目当てで観ました。
居酒屋や路上でほろ酔いしてるやすけん(と麻生久美子)を観てるのが楽しく、観ながらニヤニヤでした。

ただ、そ
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GO(2001年製作の映画)

3.5

在日韓国人の主人公が、理由なき偏見に立ち向かう話。

偏見や差別を描いてるけど、ポップでテンポ良く、観てて飽きない、爽快な映画でした。

偏見を浴びながらも、めげずに、力強く主人公を観て、勇気をもらう
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96時間(2008年製作の映画)

3.0

娘を溺愛する「強者」の父親が、「弱者」の悪人を駆逐するアクション映画。

パリ旅行中に拉致られた娘を奪還するために大暴れするのですが、「いや、やり(殺り)すぎじゃね?」と。

そのやりすぎ具合を最初は
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.0

スタートレックは観たことがなかったので、入り込めるか不安でしたが、初心者でも楽しめました。

スポックがいいキャラだなぁと。
地球人とのハーフであることを指摘されたり、感情的になることをひどく嫌ってい
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ド派手なダンスと、歌。
タイトルがドーン!!
「スゴい映画が始まったぞ!!」
といきなり心を掴まれる。

そこから、最後まで。
ほんと、あっという間。

ストーリーは、意外とビター。

夢を追う、恋を
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

一人の「息子」と、一人の「母親」の心のすれ違いのお話。

親と子と言えども、別の人間ですので、心を本当に通わせることは出来ませんし、性格の不一致もあって当然というのは分かってるわけです。

でも、「親
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

幼女がついた些細な嘘から悪意が増殖し、一人の男が迫害され、信用も職も友も失っていく様を描いた作品。

「思い込み」って怖いですね。。。

思考停止以外の何物でもないのに、とてもしつこくまとわりつく。な
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.5

スケボー少年たち(+大人になり切れない大人たち)の友情と挫折と、成長のお話。

彼らの考え方、生き方は、私とは違いすぎて、そこまでの感情移入は出来ませんでした。

ただ、スケボーに熱中する姿は観ていて
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.5

認識、意識の不確かさとその脆さを、SFという題材を使って巧く描いてるなぁと、観てて思いました。

(虐殺、銃殺、爆殺など)刺激的戦闘シーンが多い映画ですが、根本的な部分は文系向きで、戦闘を楽しむという
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.5

[2017-23]
誰がなんと言おうと心から好きだと言える作品のひとつ。
もう観るの何度目でしょう。
今後も観直すでしょう。

この映画は重すぎず、軽すぎず、
適度に、それでいて的確に、
コミカルに、
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父を探して(2013年製作の映画)

3.5

[2017-22]
台詞がほとんどなく、
クレヨン?と水彩絵の具?、
コラージュなどを組み合わせたような
可愛らしく、カラフルな絵で綴られるアニメーション作品。

父を探しに男の子が大冒険する話!!
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

[2017-21]
両親は離婚寸前、兄は大学辞め、金もなく、転校した学校は無法地帯。
そんな"クソ"みたいな日常のなかで、男の子が、好きな女の子を振り向かせるために、バンドを組み、自由と愛をつかもうと
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

[2017-20]
婚約者と憧れのパリに旅行に来た脚本家の男が、街並みにロマンを感じ、ブラブラと散歩してたら、1920年代にタイムスリップしてしまうお話。

1920年代の文学と芸術の知識がそこまでな
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.5

[2017-19]
立派なものを持った男が、その特性を活かしてポルノ業界でトップに登り詰めるお話。

2時間30分近くある映画ですが、テンポ良く進み、また、前半と後半で雰囲気が違うので、飽きずに最後ま
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.0

[2017-18]恋人?の葬式に出席するため、恋人?の実家を訪れた主人公が、その家族の狂気に吞まれていく、そんなお話。

携帯も通じない、最寄りのバス停までも車で行かないとたどり着けない。
そんな閉鎖
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

[2017-17]
同姓愛者の男が、恋人を亡くし、喪失感のなか自殺に向け準備を進める、そんなお話。

映像が、台詞が、演技が、音声が、もう何から何まで主人公ジョージの内面、その生き方を描くために洗練さ
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.5

[2017-16]
街を「何か」が襲来し、荒らされ、壊されていく様をハンディーカムで撮影し続ける、というテイストの擬似的なドキュメンタリー映画。

「観てて疲れる」という噂があり、これまで避けてました
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E.T.(1982年製作の映画)

3.5

[2017-15]
久々に観返した。

こう、大人になってから観ると、子供達の無垢でみずみずしい感性が羨ましい。
今の自分の前にもしE.T.が現れたら、通報しておしまいだろうし、世話をしようなど思わな
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.5

16歳の女の子ジュノが、想定外の妊娠をしてしまったことから始まるハートフルコメディ映画。

なんか、妊娠を軽視してる気がしてこれまで避けてました。
が、雰囲気は軽いですが、妊娠をバカにはしてなく、安心
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

2.5

設定は魅力的だったのですが、なんだかなぁって感じです。

でも、演説シーンはとても良かった。

[2017-13]

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.5

警察と強盗団の知恵比べが魅力的な銀行強盗クライムサスペンス映画。

なんと言っても、銀行強盗団の一風変わった犯行手口に興奮しました。
いやー、練りに練られてる!!

脱出方法を予測したり、一体誰が銀行
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

思春期真っ盛りゾンビコメディ映画。

メインのボーイスカウト三人組がいい感じにダサくて、イケてなくて、思春期で童貞拗らせてて。ニヤニヤ。
とくにおっぱいのシーンはアホ過ぎです。最高w

主人公達がダサ
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

爆破テロ事件を追うサスペンス映画だと思ってました。

ですので、途中で「ルール」が変わって、ほんと嬉しい誤算。
一気にエンタメエンタメした映画に。

序盤からの違和感を把握し、終盤の伏線回収を楽しめる
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ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

3.0

有名童話をモチーフにしたアクション映画。

思いの外グロかった、けど、ジェレミーレナーが安定してかっこ良かったし、そこそこ楽しめた
[2017-9]

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

15年もの間理由も知らされずに拉致監禁された「普通だった」男の復習劇。

生きる目標にもなりうる、復讐という感情の「強さ」と、その「脆さ」の描きかたが、エグい。

あと、終盤の人の尊厳がボロボロ崩れて
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.0

[2017-7]
罪を犯した男とそれを裁いた男の、15年後の彼らの息子の代まで続く因縁を描いた作品。

「血縁」と「家族」の関係性、そして「善悪」について、考えさせられました。

終盤のジェイソンの行
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

[2017―6]
原作が「アイディア一発勝負」な作品だったので、敬遠してました。

映画版は、その原作の「アイディア」部分だけを用いた、ほとんど違う話になってましたね。うん。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

[2017―5]
王道「嵐の山荘」ミステリかと思いきや。

秀逸なプロット、意外性のある展開、そしてなにより、しっかり観ている側も謎解きに参加できるように張られた伏線。

やっぱり、謎解きにフェアに参
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.5

[2017-4]
耳が幸福な映画。

運命的(この言葉は嫌いだけど)出会い、でも浮かれず、真摯に人生を歩む二人が素敵でした。

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.5

[2017-3]
キャラクターたちの会話を聞いてて、ほほえましかった。
花もアリスも、他の登場人物たちも、いい人ばかりでほのぼのする。