ふしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

2.5

ある秘密が明らかになったとき、3人の関係性と誘拐計画の捉え方がガラリと変わり、そこから展開が二転三転し、次第に疑心暗鬼になっていく様も、サスペンスフルで楽しめました。

フレイルティー/妄執(2001年製作の映画)

3.5

平和な家庭が、父親が神からの神託を得た事で壊れていく様子が恐ろしい。
その恐ろしさを抱え、迎える結末では、観てる側の価値観を問われていると感じた。

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.5

アクションは肉弾戦、銃撃戦、カーチェイスを満喫できる。バランス良い。キャストでは、ドニー・イェンは勿論、カリスマ感あふれる悪役のニコラス・ツェーがとにかくカッコいい。

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.0

物語は前作の続きから。
復活したナチゾンビは、ある目的を達成するため村に侵攻を始める…。

ゾンビ×スプラッタ×コメディ。
ホラー要素はほぼありません。

人間たちVS増殖するナチゾンビ軍の闘いは、序
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トリプル・スレット(2018年製作の映画)

2.5

この三人が揃えておきながら、
格闘シーンが少ないのは、勿体ない。

格闘シーンが、もう少し増えて、
ドラマパートが、もう少し減れば、
良かったなぁ。

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.5

不倫相手を殺した罪で裁判にかけられてる男が、公判に向けて、事件当時や人間関係を振り返っていく…というミステリー。

保身のために隠していた事を男が語る形なので、事実と思われていたストーリーが二転三転し
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

ゲイリーとアラナのキャラクターが複雑で面白いな、と思いました。

15歳のゲイリーは、幼い頃から子役をやっていたためか、どこか自信過剰。年上のアラナを積極的に口説いたり、子供ながらウォーターベットの販
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人鬼&エスパー&オカルト。

殺人鬼グラバーに監禁された少年フィニーは、壊れてるはずの黒電話で死者と通話し、監禁部屋からの脱出を目指す。死者&フィニーVSグラバーの構図は、観ていて面白いし、いじめら
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エルヴィス(2022年製作の映画)

2.5

私は、世代じゃないため、エルヴィス・プレスリーには思い入れがないです。

前半と後半で印象が変わる作品でした。

前半部は、エルヴィスのサクセスストーリー。田舎生まれのエルヴィスは、その革新的な音楽性
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

満75歳を迎えた老人に生死の選択権を与える制度「プラン75」を巡る群像劇。

各々の視点から見えてくるのは、社会全体で自力で生きていけない弱者(老人)を死に誘導する構図、そして、その事に誰も違和感を抱
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

優しい物語です。

親に人生を否定された人々と、我が子と売る親の物語。テーマは暗いのですが、笑いや和みがあり、鑑賞後の気持ちはそこまで悪くありません。

また、親に人生を否定された人々が、時を経て、人
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

3.0

雪山に遊びに来た若者達が、過去の亡霊“ナチゾンビ”に襲われるホラー映画。

普通のゾンビと違って、ナチゾンビが個体として普通に強いです。殴る、タックルはお手のもの。さらに、ナイフ、双眼鏡まで使いこなし
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ことりのロビン(2021年製作の映画)

2.5

ねずみに育てられた小鳥のロビン(耳だけ少しねずみ!)家族にほめられたくて、食料を探しに出かけたら、まさかの大冒険になる……。

ロビンはちょっぴりおバカで、家族の仕事でも失敗つづき。けど、愛嬌と、元気
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Right Place(2005年製作の映画)

3.0

やや几帳面過ぎる男。深夜のコンビニバイト中に、次々と襲来する敵(客)が乱す製品の陳列を、片っ端から整えていく。しかし、やがて、触れてはいけないものまで気になってしまう。

終盤になるまで、ほぼセリフ無
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サマー・インフェルノ(2015年製作の映画)

2.5

子供たちのサマーキャンプの下見に来た4人の男女。夕食の支度中、1人の身体に異変が起きて……。

テンポの良さが特徴的なB級ホラー。一応、ゾンビ映画?多分……。

見どころは、これまでのゾンビ映画にはあ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

1年の同じ日を7年分遡る構成と、伊藤沙莉と池松壮亮の自然な演技が魅力的。

二人の物語に閉じず、街の人々にも目を向け、街の7年の物語としても観れるのも良いです。その演出のためか、観終えたとき、恋愛以外
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーなのに、アニメ。確かにこの内容は、アニメじゃないと無理だと思いました。

難民、人種差別、LGBTQ+などのテーマを内包するアミンの回想に、衝撃を受けつつ、私がニュースで報道されてる難
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海底47m(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

観ていて、盛り上がるシーンがあったのですが、最後には妄想オチで、ガッカリしました。

#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

人気配信者が危険な脱出ゲームに挑戦し、悲劇に陥るお話。

サクサクと進むので、軽い気分の時には丁度良い映画だったのですが、結末は早々に予想できるので、ちょっと物足りなさが残りました。デヴィット・フィン
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラマンをほとんど観てきませんでした。なので、思い入れがない状態で観ました。

外星人の計画のずる賢さ、翻弄される人間たちの振る舞い、ウルトラマンの立ち位置と信念、と、かなり楽しめました!

ただ
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デビル(2010年製作の映画)

2.0

急停止したエレベーター内で起こる事件の顛末。

事件がオカルトによるものなのか、人の手によるものなのかが分からずに進むのが面白いです。

助かるためにとった行動が救いがあって良いなー。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

欲にまみれ、人を嫌い、孤独に病んだ男の転落劇。

昔観た時は、「ダニエル・デイ=ルイスの演技すげー」としか思わなかったのですが、改めて観ると、ダニエルの欲望にまみれ、人を突き放し、裏切られ、狂気的で、
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

人心掌握に長けるサイコパスは厄介ですね。じわりじわりと主人公を侵食していく阿部サダヲが恐ろしくも、魅力的でした。

犯行のこだわりの理由は、最後まで(はっきりとは)明かされませんが、その方が不気味で、
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

エディとヴェノムの掛け合いが面白く、その点は満足でした。

ただ、ストーリーは、前作のインパクトに比べると、物足りなさが残りました。

良くも悪くも、さくっと観れる軽い映画という印象です。

悪魔の毒々モンスター(1984年製作の映画)

3.0

化学物質で変形したモンスターが人助けをするホラーコメディ。

バカバカしさとグロとエロが大半なのですが、醜いヒーローが次第に市民から支持されるようになる、わりとちゃんとしたヒーロー映画なのが面白いです
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.5

婚約者を惨殺された男が、殺人犯に壮絶な復讐をするスリラー。

犯人を追跡し、心理戦を楽しむ映画ではなく、犯人を特定した後、犯人に残酷な暴力を繰り返す、残酷なだけの映画になるのが面白い。犯人が分かりやす
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

想像以上にサム・ライミ映画。
何ヶ所か笑ってしまいました。

こういう監督色の強い作品は大歓迎。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

設定の復習のため。

初めて観た時は、CG凄いなー、派手だなー、わーいマッツ・ミケルセンだーとぼんやりと観てしまったのですが、今回は設定の復習が目的。楽しめました。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

「正しさ」を追い求めるドキュメンタリー監督の苦悩のお話。

次々と新しい事実が出てくることで主人公の正義が揺れ動き、登場人物のイメージもコロコロ変わる。その一部始終を、BGMを除外し、由宇子が体験した
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.0

ボップで、少しレトロで、グロい青春ムービー。

適度にバカバカしさもあるので、ゴア描写の割には後味軽かったです。

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

1.5

前半は主人公の自分勝手さにイライラ、後半はよくあるホラーという印象です。謎解き要素のある「ディセント」みたい、と思いました。

そこまで怖くもないので、ホラー苦手な人でも全然大丈夫と思います。

それ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

辞書編纂の苦難と、罪と赦しのお話。

ショーン・ペン目当てで観ました。ショーン・ペンはもちろん、メル・ギブソン他の俳優陣の演技もよくて、大満足でした。

ストーリーは、様々な人間の思惑が絡みあい、複雑
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

「過去」と「現在」の黒人差別を巡るスリラー。

テーマ自体は他作品でも観たことありますが、このテーマを描くのに効果的な見せ方で、楽しめました。

作品の全貌が分かったとき、差別へのある先入観と向き合う
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.5

少年兵たちの、苦悩と、暴力と、青春のお話。

平穏に任務を遂行していたのに、ある事件を機に、人間関係に亀裂が走り、壊滅してく。

若さが大人の道具として搾取されてる世界は、観ていてしんどいですが、ドキ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

「ナイルに死す」の映画化。

原作との違いはありますが、やや感情的なポアロの活躍は楽しめました。

ただ、あそこまで感情的に詰問しなければ、失われなかった命もあったのでは?と思ってしまいます。でも、殺
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

過去と幻想に翻弄される女性のサイコホラー

過去の女の夢に侵食され、現実世界でも幻想に追い詰められていく。じわりじわりと現実が過去に侵され喰われていく展開が不気味で面白かったです。ラストの意外性も良し
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