ふしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ふしん

ふしん

映画(1364)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら(2016年製作の映画)

3.0

バカバカしくて、下品なコメディ映画。

今の人生を捨てる事が出来たら、(ついでに億万長者になれたら)、という妄想を体現した前半部、トラブルに巻き込まれる後半部。やや下品さが空回りしてる感もありましたが
>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

法律を利用して老人を喰い物にしてきた女の成り上がり胸糞エンタメ映画。

序盤はとにかく犠牲になる老人達が哀れで、胸糞悪いです。ですが、その後繰り広げられる二転三転し先が読めない展開、法律を武器にマフィ
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

大人と子供の関係性のお話。

天使にもモンスターにもなる子供に翻弄されながらも、誠実に接し、理解し、成長していく大人。そんな大人と子供の関係性が繊細に描かれていて、面白いです。

また、挟まれる子供達
>>続きを読む

スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

2.0

気味悪いハンターVS女子バレーチーム

性格に難がある人間、妙にハイテンションな人間、奇行をとる人間、、、。そんな共感しにくい人間が多いので、今ひとつノリきれないのですが、戦い慣れてない人間が、頑張っ
>>続きを読む

チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

2.0

死のレトロゲームに巻き込まれる若者達の話。

ゲームの選択肢が他人に苦痛を与えるもので、その様な選択肢を強いられる状況が、悪趣味で、理不尽で、なかなか楽しめました。

ただ、ゲームのプレイヤーとなった
>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.5

銃撃戦、肉弾戦、爆破にカーチェイス、お下劣な笑いから夫婦愛、家族愛、友情、となんとも盛り沢山なエンタメ映画。

頭空っぽにして、ケラケラ笑いながら、楽しめました。

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.0

火星人襲来と、アタフタする人類の話。

人類の行動も、火星人の行動も不謹慎な滑稽さに満ちていて、楽しめました。ただ、火星人が人類をブチ殺し始めても、平常運転な市民たちには少し背筋が寒くなるものがありま
>>続きを読む

ファイナル・デッド・ツアー(2020年製作の映画)

2.5

売れないバンドと食人鬼の旅のお話。

バンドメンバーの食人鬼に対する印象が二転三転するのが面白いです。人を殺す事に罪悪感を感じない狂人なのになぁ、なんで信用できるかなぁ、と思いつつ観てました。

ゴア
>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

2.0

善意で乗せたヒッチハイカーに滅茶苦茶にされるお話。

緊張感があり、楽しめたのですが、主人公の行動は今ひとつ理解できませんでした。騒ぎを大きくしてるだけな気も。

ただ、気が動転してる時の行動って、こ
>>続きを読む

獣の棲む家(2020年製作の映画)

2.5

社会問題を絡めたホラー。

恐怖描写を通じて浮かびあがる主人公たちの境遇と苦悩をおもうと、苦しくなります。

ただ、ストーリーは強いのですが、ホラーとしてはそこまで怖くなかったのが、少し残念でした。

キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

2.5

間抜けでトラブルメーカーな泥棒のドタバタミステリ。

あちこちに話が逸れまくるのですが、無駄な展開や演出が多い気がしました。会話劇も、「英語に詳しければもう少し楽しめたのかな?」と、イマイチ乗り切れま
>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.5

要人警護のエキスパートと、殺し屋のバディもの。

ストーリーの展開はベタですが、個性的な登場人物達の会話とアクションが面白く、最後まで飽きません。

考えず、楽しむのが良し、な映画。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.5

記憶をめぐるお話。

主人公の言葉は少ないですが、彼の表情から何が起きたのかを察し、苦しくなります。映像で語るのがうまい映画でした。

SNSやインターネット、ネットの海に記憶を肩代わりさせるのが当た
>>続きを読む

寫眞館(2013年製作の映画)

3.5

女の子と写真館の主人の歴史のお話。

ある夫婦が写真館を訪れる場面から始まる。やがて夫婦は女の子を授かる。女の子の成長を写真に収めるため、家族はいつも写真館に来る。そして、写真館の主人は女の子の笑顔を
>>続きを読む

スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

3.0

ファイアフライ一家の殺人逃避行、再び。

「マーダー・ライド・ショー」シリーズの第3弾。今作でも、無邪気に、残虐に、理不尽な殺人を繰り返すファイアフライ一家。あまりに楽しそうに人を殺すものだから、観て
>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

みたことのない、奇天烈な、愛のお話。

車に執着(恋?)し、性に、殺人にと衝動のまま生きる女が、孤独を抱える男との共同生活を経て、変わっていく。

設定と映像は奇怪で強烈で独創的なのですが、ストーリー
>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

4.0

歪んだ評価に翻弄される男のお話。

ラヒムの評価はSNSによって急上昇し、一躍人気者になるが、すぐに手のひらを返される。この移り変わりの早さは、実際に身近で起きてることだなぁ、と。

そもそも私たちは
>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.0

タイトルから派手でポップで心地よい銃撃戦が売りの映画だと勝手な勘違いをしてました。

銃での戦闘もありましたが、特殊な武器を使った肉弾戦の方が目立っていて、観たかったアクションではなかったです。

>>続きを読む

ラッカ(2017年製作の映画)

3.0

人類終了間際の世界を楽しむ短編。

退廃的でダークな映像には、十分に魅力がありました。

テリファー(2016年製作の映画)

3.0

ピエロのスプラッタホラー。

ただただピエロが人を殺す、その一部始終を観る映画なので、スプラッタ好きな人向け。

痛くて、派手な殺し方もあり、楽しめました。顔面破壊が多いことにこだわりを感じます。
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

ろう者の家族の中で唯一耳が聞こえる少女が、自分の道を歩みだす、お話。

心を掴む展開がほどよく挟まれているので、飽きないし、心地よい。登場人物は少し変わっているけど、皆イイ奴なので、可笑しくも温かい気
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

北アイルランド紛争でゆれる街で、大人に成長していく少年のお話。

開始数分で、街の平和が暴徒に完膚なきまで壊される。あまりに酷い状況なのですが、少年バディとその家族は、明るさやユーモアや愛情を失わない
>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アクションシーンは本当に心地よいですし、「こんな殺し屋は嫌だ」という大喜利的な世界観も面白かったのですが、どうしてもゆるいキャラクター設定と会話劇が自分には合わず、冷めてしまうことが何度もありました。>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

スラッシャー→アクション。

前半は観ていて本当に本当に辛かったです。こういうノリが本当に嫌いなので。その怒りがあったからこそ、その原因だった若者が無慈悲にブチ殺された瞬間は本当に爽快でした。

また
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イマドキ?の殺し屋の成長譚。

監督のゆるさ(ユーモア?)のあるキャラクター設定と会話劇に苦手意識を持っていました。ですが、今作では、主人公の二人が悩んだり、失敗する姿が描かれてるためか、ゆるさをある
>>続きを読む

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.5

纏わりつくような不穏な雰囲気がじわじわと恐怖心を煽ってくるホラー。

地味だし、直接的な恐怖描写は割とベタですが、陰鬱な雰囲気と演出で、満喫できました。

あと、恐怖の原因が明かされない点で賛否は分か
>>続きを読む

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.0

津波に襲われる、平和な湖畔の村。

幸せな家族、仲のいい職場、絶景の村。そんな平和が、岩盤崩落による津波に飲み込まれる。その映像には迫力と怖さがあり、ディザスタームービーとしては楽しめました。

です
>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

秘密を抱えた男の子と新しい友人たちの話。

あるがままの姿で、関係性を築いていくミカエルの姿が、微笑ましくも、自由で、純粋だった。そこには現実の息苦しさがなかった。

やがて、大人が介入することで、関
>>続きを読む

やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.5

ネジがどこかズレているキャラクター達が面白かったです。ただ、やっぱり、そうなるよなぁというオチだった気がします。

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

2.5

友人を亡くした男性たちが弔いを兼ねたハイキングをする。その最中、「なにか」がいる森に迷い込んでしまい餌食になってしまう。

ホラー描写はそこそこ。前半は「雰囲気が怖い」ホラーだったが、後半はクリーチャ
>>続きを読む

草の響き(2021年製作の映画)

3.0

友人や家族でも、心の中までは理解し切れない。
そのことを意識させられた。

ただみんな、自分たちなりに頑張っていたのだと思った。

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.5

スレブレニツァの虐殺のお話。

家族を守るため奮闘する主人公の姿に苦しくなり、終盤の展開に虚しくなった。

「この過ちを、忘れさせない」という強い意志を感じる映画。

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.5

自己犠牲と献身。

ノーマルな男が家族を想いながら、悪に染まっていく様子は、辛い。主演の演技もまた渋くて、良い。

一方で、ノーマルな人間なのに、次々と悪事を働いてゆく主人公は、やはり頭のネジが外れて
>>続きを読む

ゴシカ(2003年製作の映画)

2.0

夫殺しの疑いで、精神病棟に収監された主人公の奮闘。

サイコホラー(サスペンス)を期待して観たが、人物の背景も薄く感情移入できず、展開もどこかで見たような感じで、物足りなかった。すこし、残念。

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.0

2014年のウクライナ騒乱のドキュメンタリー。

終始、市民側の視点で描いているため、情報と演出に偏りがある。そのため、この映画だけを元に、冷静に考えることは出来ない。

ただ、ショッキングな映像とそ
>>続きを読む