えいさんの映画レビュー・感想・評価

えい

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アシュレイ・マディソン: セックスと嘘とサイバー攻撃(2016年製作の映画)

3.3

評価低めだけど、真剣な感じで観るとしょーもない内容と思ってしまうのかも。元幹部がなぜかサングラスかけてコミカルな感じで出てるのも企業のわけわかんなさを象徴してるし、なんていうか物事って明るいほうが闇を>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

あらすじだけだと陳腐なんだけど、何だろう、ありそうでなかった作品。
恋愛物語な一方で、キャリアを選んだ女性の人生の話でもある。あと音楽が恋愛映画にありがちな感じじゃないのも良かった。曲がこの映画の質を
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.4

手描きのようなクレイのような色んなタッチが上手く融合していて凄かった。
子供の頃にタートルズを観ていたサブカル好きの大人向けの作品てかんじ。
金髪美女のエイプリルがお尻が大きいの黒人の女の子になってた
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

「願い」ってテーマを現代の子供たちに向けてどう扱うのかなーと観てたけど、なるほど、そういう落としどころね!と思った。
予告みたら二番煎じ感が強すぎて全然期待してなかったけど、最近ポリコレを重視してるデ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

性被害を告発することがいかに難しいかということがこの映画を見ているとよく分かる。タイトルにもなっている通り、そのことに焦点を当てた作品という意味では新鮮かも。
「ほんとにされたならなぜ言わなかったんだ
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.2

ストップモーションアニメの中ではかなり好み。可愛さとダークさと上品さがあって良き。さりげないウィットにセンスが光ってる。ぶっ飛びすぎてはいないので子供にも観させられる。

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.5

再現ドラマでアンビリーバボーぽいって書いてる人多いけど、英語のサイトみるとほとんどselfって書いてあったので、メインの男性のインタビューと遠目に映した回想シーン以外は本人だと思う。
ドキュメンタリー
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

3.3

被害者が美人だから米国ではミステリアスな事件として話題になったんだろうなあと思った。まだ謎が解決されてないのに、事件を追うに連れて次から次へと新しい謎が出てくるので若干混乱するけど、引き込まれる。
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はかなき一生:イザベラ・ナルドニちゃん殺害事件(2023年製作の映画)

1.0

私の読解力がないのかと思ったけど、ここの感想読んで安心した。真実はこっちかもしれないしこっちかもしれない、、と作品に振り回される感じ。多角的な視点は大事だけど、ドキュメンタリーってある程度作り手のスタ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

単純に、冴えない主婦が実は選ばれし者で、突然ハリウッドスターとして脚光浴びたり、カンフーの達人として戦い出すマルチバース(並行世界?)を行き来するっていう展開がワクワク!難解で面白くなかったって感想も>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

アダムドライバーのコミカルな演技大好き。あんながたい良いのにちょっと気弱で情けない役が似合う。
離婚の原因がちょつと分かりにくかったかな?と思ったけど、長所と短所は表裏一体で、離婚理由も明確に言語化す
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

地味映画だけど、毎回映画で大冒険体験するって必要ある?だって現実で最高の人生ってこういうことをいうんじゃない?と思った。サービスデーだったこともあって仕事帰りの中年一人客で満席だった。大人のための映画>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.8

演技をかじってた身としては、普通のサイコパスならわりと演じやすそうだけど、「一見良い人に見えるサイコパス」は難しそう、、と思う(ただの良い人に見えそうだから)。そして阿部さんはそれを演じるのがめちゃめ>>続きを読む

サントメール ある被告(2022年製作の映画)

3.3

実話に基づいた法廷劇は見応えがあった。真実は何?という気持ちで鑑賞を進めていると、実はこの作品の本題はそこではないということが徐々に分かってくる。
愛していた我が子をなぜ殺害しないといけなかったのか、
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

いきなり女性たちの議論シーンから始まり、え、ずっとこれ?と思ったけど、唯一出てくる書記役の男性の存在やそれぞれの女性たちの個性や考えが絡み合い、意外なほど見応えがあった。個人的にはラストがとてもよかっ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.5

映像美と音と、王子みたいな格好したティモシーの美しさを楽しむための映画。
序章すぎるし、あらすじ知らないと難解すぎる。
賛否両論分かれると言われてたけど、ここのレビュー読むと、上記意見はほぼ一致してい
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.0

また謎邦題の洋画。でもティモシーが教師に恋する生徒役、、ていうキャッチーな宣伝のためにはこの邦題がベストだったんだろうな、、邦題だと甘酸っぱい青春モノをイメージするけど、原題は教師の名前になっていて、>>続きを読む

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

4.3

ジャニーズ問題で話題になったグルーミングが分かりやすく描かれていると聞き鑑賞。予想以上に良い作品で、最近観た中では断トツ良かった。
監督がドキュメンタリー作家というだけあって、真実や人の記憶の曖昧さに
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ピーター・パン&ウェンディ(2023年製作の映画)

2.3

ポリコレに配慮しまくった結果、アニメと全然違う話になってしまったってかんじ。インディアンを悪者にするのはアウトなのは分かるけど、人魚の入江もなぜかカットだった。色んな登場人物が出てくるのが冒険物語の醍>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

2.5

伏線回収がちょっとうるさかった。描きたいのはミステリー?それともLGBTQを含めた繊細な人間の葛藤?要素てんこ盛りすぎて、どっちかにしてほしかった。坂元さんと是枝さんはやっぱり根本的にちょっとテイスト>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

コメディ要素もあるけど、全体的に重い。スカッとする展開ではあるけど、実際はそんな簡単な問題じゃないと思わせるラスト、、アダムドライバーがかっこよい。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

ブラックユーモアや皮肉が好きなので、共感できる好きなシーンがいくつかあった。でも良い作品か?と聞かれると、、後半の無人島のシーン、逆転劇によって、もっと現代の差別問題の闇の深さを見せてくれるのかと期待>>続きを読む

父の秘密(2012年製作の映画)

3.0

予告編も観ないでタイトルだけで勝手に感動ヒューマンドラマかと思って観始めたら全然違った、、
定点撮影によって自分も傍観者のような気分になり、お互いに見せていない親子の秘密というテーマと上手く合ってた。
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アバター(2009年製作の映画)

3.2

見たことのないCGや未知の星、しかもエイリアンと恋愛?という一作目のドキドキワクワク感に対してSFとしての面白さは劣っていたけど、ストーリーとしての面白さというより進化したCGの美しさを観に行った感じ>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

目新しい話じゃないけど、タナダユキの独特の演出がテーマに合ってて良かった。タナダユキファンとしては期待通り(以上でも以下でもない)といったかんじ。
メンヘラ女との歪んだ美しい友情の物語に泣きっぱなしだ
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.0

岩井俊二の大ファンで作品は全て観てるけど、リップヴァンウィンクルあたりから少女趣味x映像の綺麗さだけになってしまったと思っている。ここでの評価が高すぎてびっくり。
個人的には福山雅治がストーカーぽい、
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