Fさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

大学時代に鑑賞済みだが再度鑑賞。
当時もそうだったかもしれないが、
いかにも若者向けな作りで、ビジュアルや音楽は最高によい出来栄えだし、お洒落だがストーリー自体は面白いようで面白みは今ひとつ物足りない
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

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宝石店強盗に失敗した一味は事前に警察が待ち構えていたことから、内通者がいる可能性を指摘し、それぞれがそれぞれを疑い始め、組織内が少しずつ音を立てて崩れ去っていく様を描いたストーリー。
それぞれが焦り、
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

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自動車販売店の営業のランディガードは多額の借金返済を抱えており、行き詰まりかけていた。
状況を打開すべく企図した結果、妻を偽装誘拐することで、裕福な義父から多額の身代金をせしめることをランディガードは
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カジノ(1995年製作の映画)

3.5

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予想屋(ノミヤ)として稼いでいたエースはその的中率の高さから一目おかれ、マフィアのボスからも買われていた。
ある日、マフィアがラスベガスの巨大カジノ施設タンジールを所有することになった。その際、マフィ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.5

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書籍で出版された余命10年が原作。
不治の病にかかり10年あるかないかわからないと宣告された二十代の女性と同窓会で偶然知り合った同級生とのラブストーリー。
恋愛は決してしないと心に決めながらも、同級生
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.5

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goodfellasを鑑賞。
ヘンリー少年は幼い頃からマフィアに憧れていた。マフィアの使い走りなど犯罪行為に手を染めていくが、仲間を売らない姿勢と仕事が認められ、少年は若くしてマフィアの一員となった。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

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村上春樹原作を映画化。
俳優として活躍する夫と女優として活躍した後に脚本家として成功した妻を取りまくストーリー。
二人は結婚して間もなく子供を設けたが幼くして亡くし、一時期悲嘆に暮れた日々を過ごしてい
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.5

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ヤクザに揺すられ続けるとあるホテルマンと暴力団との抗争を描いた映画。
最初はヤクザに言われるがままの対応しかできずじまいでやられ放題であったが、民事介入暴力専門(いわゆるミンボー)の弁護士を雇い始め、
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

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本作は、地球が環境汚染によって住み難い環境になるなかで、太陽系外惑星への移住可能性を探索するというストーリー。
どことなく2001年宇宙の旅をモチーフにした印象がありながらも、
ノーラン監督なりのスパ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.0

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バクラウ地図から消された村を鑑賞。
ブラジルの架空の村で起きた争いを描いたもので、所謂、過疎地でよくある利権争いや近代化を迫る人と現地民との抗争といったところだろうか…。
詳細は見ていただくとして、序
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.5

独特な世界観というか、宗教観がよく描かれていて、日本のホラー映画の影響も多分に見受けられる印象。
今作やミッドサマーにも通じるが、狂った世界観の描き方や宗教観がアリーアスター監督の作風であり特徴なのだ
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

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麻薬取引の事件に関わっているとされる詐欺師と刑事とのやり取りを元に物語は進行する。この信頼できない詐欺師の語りに伴って、物語が進行するというところがこの映画の面白さを引き立てており、序盤の伏線を終盤に>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.8

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還暦を迎えた元ヤクザの龍三は現役生活を終え、息子のもとで慎ましい隠居生活を送っていたが、ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことを境に龍三は昔のヤクザ仲間を呼び集め、新しい暴力団を結成することになる笑。>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

散々触れられていますが、
ワンカット風な見せ方で撮影した戦争映画らしく、とにかく臨場感が半端なく、テンポも早いです。
そういう意味で従来の戦争映画とは異なる面白さはありました。
映画館なり、大画面で見
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.0

スパイダーマンの過去作品を鑑賞したことがないことと、今ひとつアメコミ映画のノリが個人的には合わなかったので何とも言えません。それとアクションものにしてはやや冗長な印象でテンポが今ひとつかなとは思いまし>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

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久々にSFものを鑑賞。宇宙船にデブリが衝突し、宇宙船外で作業していた宇宙飛行士が宇宙空間に放り出されるところから宇宙ステーションに復帰し、地球に帰るまでを描いた話。
無重力空間や宇宙空間のビジュアルが
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

研究医であるセイヤーは臨床経験がないにもかかわらず、とあることをきっかけに神経性の専門病院に赴任することになる。
そこは嗜眠性脳炎などの、慢性的に神経系の疾患を患っている患者を専門とした病院であった。
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

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どこかで見聞きした報道がモチーフでは??と思われる映画だがあくまで原作をベースにした架空の話である。
とはいえ、原作者は新聞記者ということで、描かれている内容は非常にリアルティあるものでよくまあ映画化
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

半地下の家族を鑑賞。
底辺一家の浪人生がとあるとこをきっかけに富裕層の学生の家庭教師を努めることから物語は始まる。
一流大学出身と経歴を詐称した上で
最初は体よく家庭教師を努める主人公だったが、その内
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

業界大手の老舗出版社の跡目争いをきっかけに、右肩下がりの閉塞感漂う中、歴史にしがみつき旧態依然の編集スタイルを続ける大手雑誌編集部と、あの手この手で新しい雑誌を出版しようと画策する新興の編集部との派閥>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

その男、凶暴につきを鑑賞。
北野武の映画はこれまでを様々見てきたのだが、これは初期の映画ということもあってか、よりバイオレンスな色合いが強く、かわいた映画である。
救いようがないくらいドライだし、改め
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスものを好んで描くが全くもって売れない漫画家は悩ましい日々を送っていた。
そんなある日、猟奇的な殺人事件の現場に偶然遭遇した漫画家は、その事件現場をモチーフに描いてみたところ、作品は売れ始め、
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大ヒット間違いなしと目されている作品を社外に流出しないようにする為に、各国の翻訳家が集められたところからストーリーは始まる。
出版社の意向でほぼ監禁された状態で翻訳を進めていくことを強いられるが、ある
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

007の中でも意外な展開から始まるストーリー。アクションシーンはもちろん、二転三転する展開は見どころ。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.5

マトリックスシリーズの続編。元々マトリックスシリーズはストーリーが難解なところはあるとはいえ、本作は今までのマトリックスシリーズを見ていないと少しついていけないかもしれないです。映画の中でも随時過去作>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・デニーロの演じる主人公はベトナム戦争から帰還した米兵。
学歴も今ひとつということもあり、帰国後はタクシードライバーとして就職。20代と若く、これからというところだが、仕事も汚れの仕事で周囲の
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

韓国映画らしい荒っぽさはあるが、謎が謎が読む展開で引き込まれる面白さはある。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

敏腕の鑑定士として知られる主人公は仕事は成功していたがプライベートは独身を貫き、一人孤独な日々を過ごしていた。ある日、見聞きしたことのない女性から遺産の鑑定依頼を受け、依頼元を訪問するが先方からの強い>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

地球外生命体が地球に侵略するものの、その生命体は視力はなく、その代わりに異常なまでの聴力を有しており、音を頼りに人間たちに襲いかかってくるという設定のSFホラー映画。
映画でありながら、極力音を立てな
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フリーターの金子がある日電車に乗っていたところ、痴漢を疑われて、警察に突き出され、現行犯逮捕されたところから物語は始まる。
警察の取り調べでも、様々聞かれるが無実を主張し、頑なに容疑を否認し続けるもの
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

就職した当初は純粋な正義感を持ち合わせた刑事だったが、先輩刑事の手招きもあり、次第にヤクザと裏取引したり、拳銃や薬物絡みの売買など違法捜査に手を染めていき、次第に道内警察、町中でも知られる存在となって>>続きを読む

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

北野武の作品の中では珍しいラブストーリー。
聾唖者である青年は同じ障害をもつ彼女がいたが、あることをきっかけにサーフボードを手にする機会があり、
彼女とともに次第にサーフィンにのめり込んでいく。
最初
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マルサの女2(1988年製作の映画)

4.0

本作は宗教法人を隠れ蓑にしつつ、脱税を重ねるやり手の地上げ屋を中心にそれに群がって、利益を得ようとする政治家、ヤクザとのマルサとの税務抗争を描いた。
前作よりは税務絡みの印象は弱まり、エンタメ性が大幅
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

護られなかったものたちへを鑑賞。
東日本大震災から10年後の話。
宮城県で空き家に監禁された上で餓死による連続殺人事件が発生。
一連の被害者は東日本大震災から間もない時期に生活保護などの公務に携わって
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