SSRTさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

僕が大人になる前に/ビッグな僕の青春(2019年製作の映画)

4.5

自分も大学生の頃に一回りくらい年上の大人達に面倒見てもらい遊びに連れて行ってもらった(至極まともな遊びだけど)経験があるから、モーの気持ちは理解できた
金も経験値も人脈もなかったから、身の回りにいる同
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

思っていた数倍コメディチックだった
海外のコメディは笑いのツボが合わないことが多いが本作は結構笑えた
タイムループものだがSF要素はあまりない
アマゾンオリジナルの「明日への地図を探して」に似ている気
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

トントン拍子に展開が進むから絶対何かハプニングがあると思っていたが、どんでん返し的展開は予想外だった
中盤のネタバレは面白かったがそれ以降の展開がやや強引
簡単に交通事故起こしてるけど大丈夫なのかな?
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

経験上、自分の力のみで他人の精神的な痛みを癒すことはできないと感じている
本人に助けてもらいたいという意思がないと、こちらからどんなアプローチをしてもあまり意味がない
セオドアの末路は、この物語の中で
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13人の命(2022年製作の映画)

5.0

多くの人の善意と知恵と技術のどれか一つでも欠けていたら成し得なかった偉業
医者を呼んだ時点で何となく察しはしたものの、本当にそのやり方で救出するとはと度肝を抜かれた
映画の尺や演出上短くまとめられてい
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

4.0

正直言って大きな抑揚がない、全体的に平坦で平凡な話
だけどその雰囲気が心地よくてかなり好み
バーの雰囲気が最高
主人公を取り巻く周りの男たちがみんないいやつばかり(父親以外)で、その生き方に憧れる
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで映画はただ好きだからと何気なく見てたけど、どんなに長くても大体3時間で収まる作品群に、切り捨てられた名シーンがいくつあったんだろうと考えると、これからはもっと1カットに集中して見ようと思う
90
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.5

元エリートサラリーマン囚人の成り上がり物語
刑務所内の出来事と出所後の事件を交互に見せる構成
最後の息子の一言は主人公の心は救ったのかもしれないが、現実としては何一つ救いがない
構成的に仕方ないのかも
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

明らかに前2作とは作風が異なりなかなか重苦しい雰囲気だが、スコットのキャラで保ってる
全体としてはまさに可もなく不可もなくといった感じで、MCUスピンオフで一番オーソドックスな展開
問題が発生し、癖の
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

アクション映画定番の車、バイクアクションは食傷気味だから自転車でのガッツリチェイス、アクションは新鮮だった
車の間を猛スピードですり抜けていくのは見ているだけで手汗が滲み出てくる
その上ノーギア、ノー
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消えない罪(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

妹の義両親への態度を見て、やむを得ない事情があったのだろうが殺人を犯しその上周りの善意のおかげでその状況に至れたのに、なぜそんなに自分本位な言動ができるのだろうと中盤まではあまり同情できなかった
弁護
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミリタリー物が見たくて鑑賞
突然戦闘が起こり、次々と仲間が死んでいく様がリアル
あれだけ慎重で毅然とした隊長がブービートラップであっさり命を落とすのも、カーワが言っていたように本当にあっけなさすぎる
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.5

英語勉強用2本目
思い出補正に加えて最近見たというのもあるだろうが、個人的には本作が一番面白い気がする
ホグワーツ2年生、設定ではハリーたちはまだ12歳にも関わらず序盤から散々な目に遭うものの、自分の
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

英語の勉強のために久々に再鑑賞したが思いがけずのめり込んでしまった
ハリーポッターシリーズは死の秘宝パート2公開当時からはまともに鑑賞しておらず、不死鳥の騎士団以降陰鬱とした印象が強くシリーズ全般に暗
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・ラドクリフの体当たり演技が光る作品
実話が基となっているため、中盤からはただただひたすら過酷なジャングルの描写が続く
寄生虫や鳥の雛の生食など割とエグいシーンもあるため注意は必要かも
ぶっち
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

頭空っぽで見れる映画シリーズ
アダム&アダム、レッドノーティス、ヒットマンズボディーガードあたりとキャラの明確な違いがわからないくらい今作もしっかりライアンレイノルズ
4のアクションが毎度やたらとかっ
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アウトポスト(2020年製作の映画)

4.0

全くもって知識のない自分でも明らかにおかしいとわかる基地の場所
なぜあんなところに作ってしまったのか
撤退数日前にタリバン兵の総攻撃に遭い、四方八方から縦断やロケットが飛んでくる恐怖
俳優方の凄まじい
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公ブランのお茶目さが一作目より格段に上がっていた
中盤からの種明かしパートはテンポがよく、全体的に楽しめたのだが、真犯人との決着の付け方がイマイチ煮えきらない感じ
大事な証拠をあんなに堂々と目の前
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トラックで凍った湖の上を運転し、洞窟に閉じ込められた人を助けるための道具を運ぶ話
当然ながら道中で様々なトラブルや陰謀に巻き込まれ全くうまいこと進まず、トラックを修理したり工具を扱っているシーンが多い
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦死した兵士の軍服を再利用し、若者たちを苛烈な戦場の最前線へ送り、週に数万単位で犠牲者を出すまさに命の消費
特にラスト15分の戦いで落とした命の無駄遣いっぷりに何とも言えない感情が湧き出して拭えない
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ワトソンの頼もしさが半端ない
正しいことをしたのに冤罪をかけられて胸糞悪い展開が続くが、リチャード自身が何故か捜査に協力的だったり、当事者意識の低い言動が多くそちらにも結構イライラする
法執行官への行
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的に期待値を超えてこなかった
テンポが良いと捉えるか動機が浅いと捉えるか
私は後者と捉えてしまった
ダイジンは悪役と見せかけたミスリードだけれど、そもそもあの存在自体が必要だったのか
何故かソウタ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

頭空っぽで見れる
インディジョーンズやナショナルトレジャーを思い出す懐かしい感じのベタすぎるアドベンチャー映画
ゲームをプレイした人にとっては謎要素が物足りなく感じるかも

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ティチャラ(チャドウィックボーズマン)が、周囲に明かしていなかった病により唐突に命を落としてしまうという、現実世界をトレースしたかのような冒頭の展開に一気に引き込まれた
3時間弱ある今作だが、タイトル
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.5

アクションが売り
むしろそれしかない
ストーリーは二の次でスタイリッシュかつバイオレンスなアクションを堪能したい人向け

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

ダニエル・ラドクリフは完全にハリーのイメージを払拭できている気がする
覚悟決めた後半の表情とかかなり様になってたし、まともなスパイアクション映画とかにも出てほしい
かなりテンポのよい娯楽映画だが、今の
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画を最後まで見て、井伏鱒二氏の名訳と言われている「さよならだけが人生だ」という詩が真っ先に思い浮かんだ
この言葉の持つ意味として「惜別派」と「一期一会派」がいるらしいが、本作は前者だと思う

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