せぱのたくろうさんの映画レビュー・感想・評価

せぱのたくろう

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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

多分、初めて観たS.キング原作が本作だったと思う。
優しげで、しかも命の恩人であるおばさんが、ひょんなことからその狂気的な本性を顕す。脚をハンマーでポッキリのシーンはかなりショッキングだった。
ミザ
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ワイルド・ガール(2008年製作の映画)

3.8

女子、三日会わざれば刮目して見よ。
父の雷を食らい無理矢理入れられた寄宿学舎で、孤独な主人公が自分の居場所を見出してゆく。
少女らのめぐるましい情動がまさに王道のティーン映画といった具合で、眩しかった
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サイトレス(2020年製作の映画)

3.2

服部まゆみの「この闇と光」を彷彿とさせる。
この手の話は映像化するのが難しいと思っていたが、中々頑張ってだと思う。

#フォロー・ミー(2020年製作の映画)

2.8

インフルエンサーがSAWのような脱出ゲームに挑戦する。
ぼんやりと鑑賞していたので、終盤の展開には驚かされた。ラストシーンの演出は結構好き。

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

2.5

状況が二転三転する様は、鑑賞していて退屈しなかったが、終盤はややだれてしまったかなという印象。

テリファー(2016年製作の映画)

2.5

頭空っぽで鑑賞するスプラッタ。
キラー自身の掘り下げが全くなかったことが、かえってその得体の知れない異常性・猟奇性を際立たせていたと思う。

拷問男(2012年製作の映画)

3.5

冒頭で愛娘のホームビデオを見せてからの、それをぶち壊す陰鬱な展開…邦題に似合わず、丁寧なストーリー展開だった。牛丼を食べようとしたら、コース料理が出てきた感じ。拷問男は、なるべくして拷問男になったので>>続きを読む

クラウン(2014年製作の映画)

3.5

家族思いのパパが呪いに蝕まれ、殺人衝動を抑えられなくなってゆく姿は見ていて辛かった。
ホラーにしては珍しく?いい人が多かった印象。鑑賞後の不快感は、それだけ登場人物らを好きになれたという証左だろう…

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

劇場にて。
作中通して、極端に舞台が転換するというような大それた演出はなく、淡々と人が亡くなっていく。そういう意味では、エキサイティングさに欠ける。
しかし、今回舞台となった夏至祭とは、そこに生きる人
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.7

朱に交われば赤くなる、自己形成の途上にある子どもたちの不安定さに愛着を覚えた。意地悪な子たちと連んで、主人公自身も段々やなヤツになって、トラブルを起こして…大失敗して一皮剥けるのも、青春の醍醐味に違い>>続きを読む

ドクター・エクソシスト(2016年製作の映画)

3.0

インセプション的なエクソシスト。
登場人物らの背景をもっと深掘りしてほしかったかもしれない。主人公とヴィランとの因縁とか。
インセプションでもあった、これは現実?それとも?な展開は楽しめた。

ダーク・ハーヴェスト(2023年製作の映画)

3.3

ハロウィンに鑑賞。
一年に一回、町を襲うソートゥース・ジャック。しかし何やら挙動が…
伏線回収がしっかりしていて、期待よりも楽しめた。

道化死てるぜ!(2012年製作の映画)

3.5

キラーのコミカルさに愛着を覚えた。云年越しのクソガキ成敗のために、手を変え品を変え、バリエーションに富んだスプラッタを披露してくれる。

素敵なコメディアンやね。

ライフ(2017年製作の映画)

3.5

宇宙ステーションにて研究員らが、脱走した未知の生命体の脅威に晒されるという、悪く言えば凡庸な筋書きではある。
しかし未知の生命体によってもたらされる危機と、冷酷なまでに静寂な宇宙空間との対比といった丁
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.5

チープなB級パニックを期待して鑑賞したが、いい意味で裏切られた。
登場人物の多さの割には、みんなキャラが立っててよかったし、心なしか生存者も多かったような気がする。ハイテンションで銃火器をぶっ放す、や
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君は僕のもの(2021年製作の映画)

2.7

犯人の動機パッとせず、魅力を見出しづらいのが難点。
理屈っぽくコミュニケーションが苦手な父が、壊れた家族の絆を取り戻そうと必死に言葉を搾り出そうとする姿は、どことなく惹かれた。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤の解剖による手がかり集めが精緻に描かれていただけに、終盤でカルトに持っていかれたのは、少し残念だった。
とはいえ、閉じた空間、解剖という絵面の淡白さにもかかわらず、しっかりストーリーを展開できるの
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ゴシカ(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーというよりはミステリ、あるいはサスペンス?と思ったが、びっくり演出があったり、超自然的な何かが出てきたりするので、やっぱりホラーなのかもしれない…
「1人じゃない」のメッセージの意味についてはし
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

知人から痛快アクションとして勧められて鑑賞したが、大切なものを尽く失っていくジョンを見ることへの悲哀が勝ってしまった。
この復讐もまた更なる波乱の呼び水となるのではないかと思うと、愛を知り、平穏を求め
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

4.0

永遠の美貌への憧れを揶揄した、ブラックな笑いに富んだ一作。
ルッキズムに囚われ、怪しげな薬を手にしたことで人の身を外れた主人公らが四苦八苦する姿がコトの重大さを忘れさせる。
永劫の苦しみを理解できるの
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

映像の美麗さが印象深い。
舞台の真相は想像に難くないもので、アッと言わせる驚きとまではいかないものの、主人公が抱える世界の違和感と、それを共有できない孤独が丁寧に描かれており好印象だった。

ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.2

オタクがホラーあるあるを駆使して奮闘するのかと思いきや、そういう感じではなかった。
コミカルかつ大味なスプラッタが、いい意味でおバカホラーって感じで楽しい。

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

2.8

終盤の夫と妻の心理の変遷について、まあ分かるんだけど、もうちょっと丁寧に描いてくれたら観やすかったかも。

ハロウィン・キラー!(2023年製作の映画)

4.0

ジェネレーション・ギャップにクスリとなって楽しい

オールド(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジェネリックCABIN

グースバンプス 呪われたハロウィーン(2018年製作の映画)

3.5

これがシリーズものであることも知らず、スラッピーのことをアナベル的な何かだと勘違いして鑑賞したが、中身は痛快コメディ。テンポ良く楽しめた。