うみさんの映画レビュー・感想・評価

うみ

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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.6

いつも通り仲間・女・酒のマフィア映画かと思えば…って感じの作品

マフィアの栄光と挫折と言う王道の展開ながらもラストは自分の身の方が大事になるんだなぁって所に実話ベースのリアル差が詰まっているような作
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

オッペンハイマーの栄光と没落

3つの時代のオッペンハイマーから原爆を作った男が何故軍縮を叫んだのかを丁寧に書いた作品だった

直接的な生死の描写がほぼないのに戦争映画としてなりなっているし、激しいシ
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ヒート(1995年製作の映画)

4.7

濃厚犯罪ドラマ

ただの刑事と犯罪者の対決劇に留まらず、そこに関わる様々な人達もしっかり描かれていてかなり重厚な仕上がり

それでいて銀行強盗のシーンの銃撃戦など視覚的な満足度もかなり高い

3時間魅
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.8

IMAXGTで観ると圧倒的な映像と音楽が最高

前作よりアクションも多く映像的にも面白いシーンが増えた反面、原作よりキャラクターが減ったり話端折ったりがあったのがちょっとマイナス

止められない運命に
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

MADMAXな世界観がヤバい

論理感ゼロの状態で社会を風刺しまくっていく展開に引き込まれた

マッドサイエンティストに作られた見た目は大人、頭脳は子供のベラが1人の人間になる物語

人物のみをフォー
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

王道中の王道のロードムービー

展開の意外性などなく直球ストレートな内容だが、細かい描写の無駄がなく洗練された印象

正反対のようだか実は2人共マジョリティではない所など共通点があった為仲良くなれたの
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

とっちらかってる様に見えて実は結構纏まっている映画

タランティーノらしいどうでもいい会話劇がメインだが、飽きそうになる前に何か事件が起こって物語が進んでいくバランス感が絶妙

2時間半の長尺があっと
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.5

5分に1回くらい爆発するから良い意味で真剣になれない映画

存在が隠された王国の王様のプレッシャーというブラックパンサーと同じような設定なのに本人のキャラが陽気で適当だから全然シリアスにならない笑
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.2

劇中でてくるどの大人よりも大人に書かれているクリスが印象に残った

主人公目線で描かれた回顧録って流れだから大幅に美化されているんだろうけど、それでも凄い良い奴だったんだろうなぁ

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.6

80年代スターが集まるエクスペンダブルズではなくなってしまったけど確かにニューブラッズな作品ではあった

好きだったシリーズだけにこれまでと比べてしまいCGIばっかりな爆発などマイナスなポイントばかり
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.6

90年代までのアメリカの歴史を1人の男を通して綴る映画

文字通り真っ直ぐに生きたガンプと回り道をしまくるジェニーが最後は1つになるのがよかった

こんなにも何度もニュースになった男がバス停で痛い奴み
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.3

ナポレオンの成り上がり!映画かと思ってたらもっとこじんまりとした映画だった

戦闘シーンもそこそこに妻とのシーンが多め
英雄か悪魔かと言うより一人の人間として描きたかったんだろうなぁと

ナポレオンを
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(2023年製作の映画)

4.7

死屍累々の戦場のシーンからスタートして重厚な戦国ドラマが始まるかと思いきや…笑

色々カッコよく描かれてきた戦国武将達を今の価値観と当てはめるとやっぱ全員狂ってるよね

何でもかんでもやりたい放題の信
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.1

あらすじ見て想像したストーリーと全然違う展開だったな

仕事に失敗した殺し屋が必死になって後始末する映画

寡黙で淡々とこなす所作はスマートなんだけど、やってる事は果たしてそうなのか…笑

ラスト含め
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

致死量のアクション!
キアヌが全編暴れっぱなし!

2,3作目からダレできていたジョン・ウィック敵作りすぎ問題に終止符を打つ物語

もう1人の主人公と言えるドニー・イェンのキャラクターが素晴らしかった
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.3

マンガそのままのような荒いタッチとポップカルチャーへのリスペクト溢れる演出、音楽が凄くマッチしてる!

話を重くしてクール差を全面に出したスパイダーバースとは異なり、元気が売りの青春ティーン映画に仕上
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オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.3

ハラハラドキドキサスペンスかと思ったら意外と対話メインだった

国の責任を個人に押しつけるなと言うけど責任者ってそういう事だよねぇって感じた

バービー(2023年製作の映画)

4.0

良い意味で観る前のイメージとは全然異なる作品だった

男社会の現実世界をしっかりと風刺しているが、女性中心のバービーワールドも女性らしさに振り切ってて完璧なわけじゃない

男の自分からだとケンにばかり
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ブロウ(2001年製作の映画)

3.2

盛者必衰

ドラッグディーラー成り上がり物語かと思ったら結構落ち続けてるだけだったような気も

麻薬が別に悪いものとして描かれてないから普通に見ていて悲しくなった

羅生門(1950年製作の映画)

3.3

ジャパニーズディストピア

みんな保身の為に嘘をつきまくるけど最後にちょっと希望がみえる。

シンプルな話だけにシンプルなカットが映えるしドデカい羅生門のセットが印象に残る。

まぁ最後も嘘なのかもし
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

戦争映画だが戦闘シーンより人間ドラマに重きを置いている様に感じられた

乗り込んだ船が次々沈んでいく絶望感が半端ない

セリフが少なくド派手なシーンはないのがより一層の説得力のある戦争を描いていた
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.2

ギャグ漫画みてる気分になった

物語自体が軽いノリでギャグ多め何だけど後半に連れて展開にツッコミ所が増えていく

前半の救助シーンは良かったのに後半のバトルはバットマンやスーパーガールの方が目立っちゃ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

完璧な2作目であり、完璧な導入

効果音が吹き出し表示されたり世界によって背景から色調まで異なる漫画的な演出そのままに、娯楽的な前作同様とは打って変わって話はどんどん暗い方向に

スパイダーマンお馴染
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.3

血みどろサイキックバトル第2弾

俺が考えた最強バトルって感じの世界観を贅沢に観れて楽しい

前作同様ほのぼの日常パートと血だらけになりながら行うサイキックバトルとのギャップが今作の見所

基本全員「
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

最高の最終回

シリーズ1作目からのテンポそのままに広げた風呂敷を良く畳みきったと思う

今作の主人公は完全にロケット

暗い出自を明らかにしつつ劇中に流れるpopsとギャグシーンで温かく見ていて楽し
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.4

ジョーダンシカゴが欲しくなる映画

ゴリゴリ中年ビジネスマンが上場企業で類を見ない前例を作り上げる話

NIKEの企業理念に沿って展開されていくのがオシャレだし挿入歌の80'sの楽曲が良い

「Jus
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

庵野監督の「シン・」シリーズを初めて鑑賞した上での感想

変身のギミックやキャラクターデザインは新鮮でスタイリッシュで良いがダイジェスト的な編集にイマイチ乗り切れなかった。

TVシリーズの再現等の小
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

めちゃめちゃな設定なんだけど話は王道ストレートな不思議なバランスの映画

奇想天外な行動でバースを行き来するなんてどーやって思いつくんだ笑

下ネタや変なギャグが満載でぶっ飛ばされそうになるけど、物語
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千年女優(2001年製作の映画)

3.3

映像と音楽で映画の中へ引き込まれる感じがとても良い

1人の女優の回顧録がテーマだけど、出演した映画の中へ入り込んで迫っていく発想はどーやったら思いつくのか

ゆっくりした映画なのに走るシーンばかりな
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

バーフバリの監督が送る最高に面白い映画

圧倒的な映像の暴力に興奮が止まらない

ストーリーになんの捻りもない勧善懲悪ものなのに3時間1度もテンポが落ちないし、しっかりと見所があるからラストまでずっと
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.3

ほぼスターウォーズ。
この一言に尽きる。

開始早々量子世界に突入したり速攻捕まったりとテンポよく話が進む点、フェーズ5に向けての大ボス登場回で大きく風呂敷を広げるかと思ったら意外にもスコット一家の話
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

無機質な世界観に没頭

サイバーパンクな前作の世界観とは打って変わって荒廃したディストピアな世界が特徴

全体的に着地点がよくわからん話になってるけど、作品の雰囲気と俳優の演技が凄く良くて世界観に上手
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.4

最近は主人公がボロボロになりながら戦う系のアクション映画が増えたなぁと思いつつ

ゲスい悪役に人質の少女にとお決まりの展開の話だが、敵も一枚岩じゃなかったりオチに一捻りあったりと意外と悪くなかった
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.2

公開時から変わっていないアメリカの現状が悲しい

ブラックカルチャーが日本に浸透している今だからこそかじってる人は観るべき1作

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.4

480fpsで繰り出される映像がとにかく凄い

生物やメカのデザインが相変わらずカッコよすぎるし海のシーンの映像が綺麗すぎて「ビジネスモデルとしては最悪」と監督が言う程の予算で作られたのが納得できる。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

20年以上前の作品を再解釈して楽しめる1作

漫画的、アニメ的な演出やカットでなく実写的、映像よりの演出で試合のシーンをものすごくリアルに体験できた

予告段階では3Dアニメに違和感を感じたけど、実際
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