漫☆画太郎先生の漫画を実写化する事にそもそも無理がある。
キャスト陣が身体を張っているのは認めるが、ギャグは滑り気味で面白さはイマイチ。
脚本、キャスティング文句なし。
前半のサスペンスと後半のコメディの振れ幅が気持ち良い。
作品タイトルも言い得て妙。
ロリータの深田恭子とヤンキーの土屋アンナのキャスティングがドンピシャ。
青春ものにありがちな恋愛要素がほぼ無く、友情に特化した成長物語なのも良い。
青春もので高専とロボコンというマニアックな設定が唯一無二。
勝ち負けだけでないロボコンにワクワクさせられる。
何気にキャストも豪華。
卓球小僧キャラに窪塚洋介がバッチリハマる。
卓球愛に溢れ、自虐的に描かれがちな卓球のネガティブさが微塵もないのも良い。
原作未読。
展開は『ビー・バップ・ハイスクール』とほぼ同じ。
見所は蔵王の大自然くらい。
世界観は『レディ・プレイヤー1』と同様でも、モブキャラにスポットを当てる設定が斬新。
モブは普段邪険に扱われる存在なだけに、その活躍はより痛快。
バカネタ、下ネタ、アメコミ映画のパロディのラッシュ。
単なるパロディ映画で終わらない勘違いコントの様なオリジナルストーリーが良い。
ファニーなビジュアルと下ネタのギャップがツボ。
序盤だけ見れば『トイ・ストーリー』に近い雰囲気だけに、良い子が誤って見てしまわないか心配になる。
友人同士のゴタゴタで視聴者に散々ストレスを溜めさせてからの雨降って地固まる的な展開が上手い。
女性におすすめ。
映画撮影をべースにしたすれ違いコント風味。
他作品のパロディの笑いとキャストたちから醸し出される役者魂の感動が良い塩梅。
グロやブラックジョークも多いので良い子は視聴注意。
ハイテク敵ボスとアナログ中年スパイによるテクノロジーのコントラストが効いた戦いが楽しい。
ジョニー・イングリッシュが世の中高年と重なり、がぜん応援したくなる。
007も顔負けなスパイグッズが多数登場し、アクションは前作以上。
散りばめられた小ネタも良いが、やはりローワン・アトキンソンの魅力が全て。
『007』のパロディ。
終始ふざけて笑わせつつも、スパイものとして本筋がしっかりしているのがマル。
ローワン・アトキンソンのコメディにハズレ無し。
お約束のやらかしの面白さは勿論、伏線の効いた感動にほろり。
悪役でお馴染みのウィレム・デフォーとのカンヌ映画祭での大立ち回りが最高。
ローワン・アトキンソンといえばやはりMr.ビーン。
言葉いらずの笑いは老若男女万国共通。
やらかしても悪びれないビーンとパニクる周囲とのコントラストが良い。
シリーズ最後の為か豪華なカメオ出演ラッシュが凄い。
ノリはいつも通りも過去作を見ているのが大前提な内容なのはイマイチ。
『007』パロディの枠に全く収まっていないSFスパイコメディ。
前作以上に全裸、下ネタだらけ。
見えそうで見えない攻めた絵面とピー音だらけのセリフ応酬が楽しい。
『007』のパロディでもサイケに仕上げる振り切れ具合はさすがハリウッド。
既視感のあるキャラと90年代青春コメディの様な下ネタだらけで、バカさ満開。
近未来なのにどこかレトロな雰囲気が良い味。
TVゲームのノリを期待すると痛い目を見るが、キャラクターだけを拝借したオリジナル作品として見れば悪くない。
スタローンをパロるチャーリー・シーンにランボーの上官トラウトマン大佐まで登場する悪ノリが最高。
Mr.ビーンでお馴染みのローワン・アトキンソンとの共演も見所。
『トップガン』がベースもストーリーはオリジナル。
コメディ顔でないチャーリー・シーンがパロディを演じるギャップで面白さ倍増。
戦闘機や空母の実写映像との編集が巧みで安っぽさも感じない。
可愛いパペットでエログロやりたい放題。
間違っても子どもに見せてはいけない。
実写では無理めなものを表現する手法としては良いアイデア。
メインストーリーが刑事ものから『ハリソン・フォード 逃亡者』に変更。
新鮮味が感じられるのは最初だけでマンネリ脱却はならず。
シリーズを重ねる毎にパワーダウン。
見所はアカデミー賞授賞式のパロディくらい。
数々の著名映画のパロディにはニヤリとされられるが、インパクトが弱くなってしまうのは続編の宿命。
刑事ものだが007風味のコメディ。
小学生が喜びそうなコテコテなギャグのオンパレード。
テロ国家及び東側首脳をコケにする攻めの姿勢は素晴らしい。
『スター・ ウォーズ』をメインにSF他作品少々のパロディ映画。
ルーカスも認める作品なだけに侮れない面白さ。
スターデストロイヤーもどきの気合いの入った造形も秀逸。
マネーピット(金食い虫)=欠陥住宅。
建物の壊れっぷりで笑わせるだけでなく、夫婦をメインにした人間ドラマにホッコリ。
若くても安心安定のトム・ハンクス。
ほぼマンホールの中だけなのに斜め上を行く展開が凄い。
SNSの功罪が見られるのもマル。
多少の粗を気にしない寛容さがあれば満足度は高い。
前作では無駄な出演者が多く食傷気味であったが、本作では改善。
サスペンスとしての面白さだけでなく、木村拓哉と長澤まさみの掛け合いやホテルマンの神対応ぶりを見ているだけでも楽しい。
フィクション小説を執筆している体で話が進み、現実と想像のどちらの映像か分かり辛い作りにモヤモヤ。
その反動でバラバラと思われた事柄が繋がっていく快感。
サスペンスとしての面白さは勿論、安楽死について考えさせられる。
犯人のクセ強な演技にも惹かれる。
サイコパスもある意味被害者である様な描き方が斬新で腑に落ちる。
登場人物らの心の闇と迫真の演技が相まって鬱な世界にドップリ嵌まる。
過去と現在が徐々に繋がる展開も上手い。
少年法の壁に対して父親だけでなく刑事にもスポットを当てているのは面白い。
法律や正論で割り切れない親心が痛いほど分かる。
ダークな『E.T.』風味。
孵化した何かを通じて人間の心理を見せる演出が巧み。
派手さはないが北欧らしい静かな怖さ。