gakupapaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

オリジナル版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』と甲乙つけ難い面白さ。
ストーリーはほぼ同じも、オリジナル版の方がより尖っている印象。
ただ本作もダークな雰囲気と過激描写全開なので、視聴注意。

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士[完全版](2009年製作の映画)

4.0

国家ぐるみの犯罪に翻弄されたリスベットの過去に涙。
様々な陣営が複雑に絡む為、シリーズを一気見する位でないと理解が難しいが、面白さは折り紙付きなので頑張って見ましょう。

ミレニアム2 火と戯れる女[完全版](2009年製作の映画)

4.0

リスベットの過去が徐々に明かされ、物語に深みが増してゆく。
バディものでも対面はラストのみで、接触は極少でも深い絆と信頼で事件を解決してゆく展開が洒落ている。

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版](2009年製作の映画)

4.0

ミステリー、バディものとしての面白さは勿論、天才ハッカーのリスベットの闇深さが堪らなく魅力的。

雀魔アカギ(1997年製作の映画)

3.5

闘牌伝説アカギの浦部戦をピックアップ。
代打ち浦部役の古田新太が良い味。
ビジュアルは違ってもキャラは原作通り。

闘牌伝アカギ(1995年製作の映画)

3.5

闘牌伝説アカギの矢木戦をピックアップ。
何より矢木が最高。
松重豊の重厚な演技も相まって、噛ませの様式美に爆笑。

波の数だけ抱きしめて(1991年製作の映画)

3.5

本作のテーマはミニFM局、現在のユーチューバーにノリが近い感じ。
目標に向かって仲間と一夏を過ごす青春ストーリー。
バブリーよりトレンディ風味が強め。

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

3.5

クルージング、スキューバダイビング、サザン、そしてイケイケな恋愛。
バブル期の遊びの教科書的作品。
ストーリーは程々にひたすら良き時代を懐かしむ。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

4.0

作品から溢れるバブルの浮かれ具合。
スキーの楽しみ方をレクチャーしてくれるので、スキーに行きたくなること請け合い。
ユーミンも最高です。

転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

4.0

『転校生』のセルフリメイク。
男女入れ替わりやレトロな雰囲気は共通するもテーマが全く異なる。
どちらも甲乙つけ難い名作なので見比べを強く推奨。

さびしんぼう(1985年製作の映画)

4.0

尾道のロケーションとセピアカラーの映像に浸る。
尾美としのりに自分を重ね、青春時代の甘酸っぱさが蘇り泣きそうになる。
尾道三部作の中でも特に本作は心が渇いた大人にブッ刺さる。

転校生(1982年製作の映画)

4.0

男女入れ替わりものの元祖なのかな。
思春期の異性や性に目覚める微妙な心情の描き方が秀逸。
主演二人の好演は勿論、コンプライアンスが緩い時代だからこそ生まれた名作。

モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)

3.0

エリック・ロメールの短編。
農婦としての楽しさや問題点を描いたドキュメンタリー。
短編でも起承転結はしっかり。

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

3.0

エリック・ロメールの短編。
女性の社会進出と結婚観を描いたドキュメンタリー。
面白さを求める類いの作品ではないな。

パリのナジャ(1964年製作の映画)

3.0

エリック・ロメールの短編。
パリを散策、ひとり語り。
若いうちに異国の生活や文化に触れる大切さを説く。

紹介、またはシャルロットとステーキ(1961年製作の映画)

3.5

エリック・ロメールの短編。
男女の思考が透けて見える所が面白ポイントと思っていたら、wikiによるとどうやら違ったよう。
短編といえど奥が深い。

ヴェロニクと怠慢な生徒(1958年製作の映画)

3.5

エリック・ロメールの短編。
ひねた生徒とそれに手を焼く女性家庭教師。
お互いにやる気がなく不毛な時間がシュール。

ベレニス(1954年製作の映画)

3.5

エリック・ロメールの短編。
フェチ男の妄想と現実の不明瞭な映像。
エドガー・アラン・ポー原作らしく全編を通じて不気味さが漂う。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.5

音声分析官ならではの切り口で事件を解き明かす展開が斬新。
陰キャが無理してアクティブに頑張る姿にも好感。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

死体をアートとして飾り悦に浸る姿は、他の快楽殺人鬼とは異なる嫌悪感。
シリアル・キラーの深層心理が見えてくる構成であるが常人には理解不能。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

ライアン・ゴズリング演じる主人公の日常の寡黙さと殺る時のエグさのギャップが堪らない。
作品自体も静と動のメリハリが効いている。

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

3.5

タイトルそのまんま。
主人公の内面に潜んでいた殺人癖が覚醒してゆく様が、好青年な外見も相まってキモ怖。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.0

怪しい隣人の秘密に迫っている様で逆に泥沼にハマる主人公が切ない。
邦題含め十分に伏線の効いたラストも申し分なし。

イグジステンズ(1999年製作の映画)

3.5

内臓の様なゲームデバイス、潤滑油代わりにプラグを舐めて入れるセンスがクローネンバーグ監督らしい。
ストーリーそっちのけでキモさを堪能。

目撃(1997年製作の映画)

3.5

国家権力に追われる身からの逆襲が気持ち良し。
やはりクリント・イーストウッドは孤高のヒーローが良く似合う。
ジーン・ハックマンの狸親父っぷりも同様。

ザ・ファン(1996年製作の映画)

4.0

すまし顔で狂気の悪デ・ニーロ。
本作は野球ファンの暴走を描くが、フーリガンやアイドルが暴漢に襲われるなど現実に事件も起こっており、熱狂と狂気が紙一重である怖さを再認識。

ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.5

ジュリア・ロバーツの焦燥しきった演技にペリカン文書のヤバさがヒシヒシと伝わってくる。
デンゼル・ワシントンはジャーナリスト役でも相変わらずの安心感。

太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)

4.0

タイトルに偽りなし。
通信不可、霧中での救出劇はまさに綱渡り。
三船敏郎演じる大村司令官の精神論に寄らない決断力に痺れる。

パレンバン奇襲作戦(1963年製作の映画)

3.0

過酷な作戦の筈がどこか緩く緊張感に欠ける。
丹波哲郎の好演も面倒臭いヤツにしか見えないのが勿体ない。
同じ題材なら『陸軍諜報33』の方がオススメ。

八月十五日の動乱(1962年製作の映画)

3.5

本作と同じく宮城事件を題材にした『日本のいちばん長い日』と比べると軽い印象。
玉音盤をいかに持ち出すかに苦心する話がメインで登場人物の内面の描きが全然足りない。

南太平洋波高し(1962年製作の映画)

3.0

大戦末期の神風と回天の特攻隊もの。
戦いよりも隊員メインの人間模様を丁寧に描くが、悲壮感が余り感じられず、どこか青春ドラマの様。

太平洋の翼(1963年製作の映画)

3.5

太平洋戦争の大局でなく、圧倒的物量に対抗する少数精鋭の航空隊の話。
キャラの濃い3人の隊長をピックアップするのは良いが、隊の結成までが長く、肝心の航空戦が少ないのが難点。

ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年製作の映画)

3.5

展開は類似作品同様でも、空母飛龍をメインに据えているのは珍しい。
三船敏郎も定番の山本五十六でなく山口多門役。
ミッドウェイ海戦で飛龍のみ残った状況からの話が丁寧。

太平洋の鷲(1953年製作の映画)

3.5

東宝の円谷特撮もの。
山本五十六の半生が描かれ、開戦に至るまでの経緯が比較的丁寧。
三船敏郎が一介の戦闘機乗りというのも新鮮。

悲劇の将軍 山下奉文(1953年製作の映画)

3.5

終戦間近のフィリピン防衛戦や戦後の裁判を通じて、 山下奉文の生い立ちや信条を知る。
「マレーの虎」の異名からくる勇猛さとは異なる人間味溢れる姿が印象的。

加藤隼戦闘隊(1944年製作の映画)

3.5

加藤隼戦闘隊の隊長加藤建夫の半生を描く。
戦中の作品だけあって実機の迫力ある映像は貴重。
戦意高揚が目的ながらも戦争の厳しさを見せる内容なのは興味深い。