御朱印帳さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

御朱印帳

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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.2

マーチンルーサーキングJr.がジュリアロバーツの出産費用を提供したとのネット記事を見て、まだ見ていないことを思い出して鑑賞。

スカッとするサクセスストーリー。実話に基づくというのがすごい。
古い印象
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.3

今回の舞台は、オーストリア、エジプト、イタリア サルジニア島。
1970年代後半のデタント(緊張緩和)が背景、英ソの原子力潜水艦が行方不明となり、何とイギリスとロシアの情報機関が協力して対応する。
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.5

用心棒での三船敏郎の剣さばきがあまりにも鮮やかだったので、その続編もということで鑑賞。今回は椿がキレイなので「椿三十郎」題名通り椿の花がモチーフとなる。

田中邦衛、加山雄三、仲代達矢、小林桂樹、それ
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.3

300本目!

レディの卵と呼ばれるロシアの工芸品をめぐるアクション映画
旧東ドイツとインドが主な舞台。

今は亡きソ連、東ドイツ、東ベルリンという響きやイメージが懐かしい感じ。40年前には東西冷戦や
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用心棒(1961年製作の映画)

3.4

何といっても、三船敏郎の殺陣が見えないほど速く、かつこいい。日本刀を振るシーンは三度ほどでも目に焼き付く。

剣の腕が立つ用心棒稼業の流れ者、行く先を投げた木の切れ端を放り投げて向いた方に決めて行くと
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.2

1961年、米ソが宇宙空間開発で争っていた頃、NASAで働く3人の才能ある黒人女性が、人種差別、女性差別を乗り越え、着実に実績を重ねて、高等数学を操る計算、コンピューターなど才能を徐々に認められていく>>続きを読む

クィーン(2006年製作の映画)

3.2

エリザベス女王追悼で鑑賞。

ダイアナ元妃の事故死の際に追悼の意をなかなか示さなかった王室の冷たさに英国民が不満を抱いていることをトニーブレアがエリザベス女王に忠告し、エリザベス女王は、慣例と態度を改
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.3

離婚して時々子供に会う、嘘をつけくなつた弁護士をコミカルにほろ苦く描く。

アメリカ映画に子供が出てくると離婚もよく背景として出てくるが、両親と等しく交流したい子供の心情、共同親権か否かなど裁判上での
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.2

スペースシャトル ムーンレイカーが運搬途中で姿を消し、原因究明の任務を命じられた007がカリフォルニア、ベニス、リオデジャネイロを巡り、スカイダイビング、ボートチェイス、さらには宇宙へ、そしてスターウ>>続きを読む

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.2

面白い!

ベイルート、マカオ、香港、タイを舞台に007が活躍する。

また、前作に出ていたルイジアナのペッパー保安官が休暇でタイを訪れている設定で007と共闘、007が対決させられたカンフー使いがブ
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.2

ロジャームーアがジェームズボンドとなる初作品。
ショーンコネリーとは違った味わい。

3人のイギリスの諜報員が暗殺された背景を探ることをジェームズボンドが命じられる。

ニューヨーク、ニューオリンズ、
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.4

“心は どれだけ愛したかではなく
どれだけ愛されたかが大切だ”
「オズの魔法使」より

ジュディガーランドが生誕100年とラジオで紹介され、見たくなり鑑賞。

苦しい晩年をショービズに入った頃から描く
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お葬式(1984年製作の映画)

3.3

日経新聞の「私の履歴書」で山崎努が伊丹十三を評してすごい人と書いていて、そのデビュー作の「お葬式」を伊丹十三の自宅で撮影したとあつたので興味を持ち、伊丹作品を久しぶりに鑑賞。

伊丹作品はマルサの女を
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グリース(1978年製作の映画)

3.3

8/20、21のNHKFMのオリビアニュートンジョン追悼番組を聴いて、この映画を見たくなり鑑賞。

ジョントラボルタとオリビアニュートンジョンの魅力が満載で、どちらかが欠ければコケたのではないかと思っ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.2

久しぶりの映画館でジュラシックワールド完結編。

恐竜と人類が共存している近未来、
シリーズの全ては見ていないが、過去のシリーズに出ていた出演者が同窓会的に集結。

シリーズも時間が経過して、CGもよ
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夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

3.3

大谷翔平の活躍で再び脚光を浴びるベーブルース。
昔、伝記を読んだ記憶があるが、この映画は負の部分を含めて実像を伝える。

両親と離れ離れになつた生い立ちからプロ野球選手として大成、多くの功績、晩年まで
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ラ・マンチャの男(1972年製作の映画)

3.4

impossible dreamがこのミュージカルのモチーフとなり何度か歌われる。
特にアロンソキハーナことドンキホーテの臨終の場面が泣けてくる。

見果てぬ夢を追い求め
敵わぬ相手に戦いをのぞむ
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.2

スピルバーグがインナースペースを制作した際に影響を受けた作品とのことで、鑑賞。

原題はFANTASTIC VOYAGE(1966年)、邦題とはかなり違うニュアンス

インナースペースやNHKの「シリ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

名作である原作をベースに幾層にも不条理、悲劇、貧困、病気、不屈の精神、紛争、愛など物語や背景が重なつているものをミュージカルで描く。

「泣ける」との帯に惹かれてDVDレンタルで借りたら
ジャンバルジ
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.2

シリーズ3部作を昔見て、リメイク版はスルーしようとしていたところ、気になり、どうしても見たくなり鑑賞。

前3部作よりもエログロさやブラックさは薄めでも、相棒の刑事の名前が男女の違いはあつてもルイスで
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.2

秋田県男鹿市

酒で失敗して家族を失った若者がなまはげの力を借りて...。
なまはげは「神」なんだ。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

南北戦争前、戦中、戦後の1860年代におけるアメリカ南部を舞台にした壮大な絵巻物。有名なタラのテーマもフィットして言うまでもなく素晴らしい。

南北戦争で敗れた南部が廃れていく中、スカーレットオハラと
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トップガン(1986年製作の映画)

3.2

36年ぶりの続編が話題になつているので数十年ぶりに鑑賞。

前回は多分寝落ちしたと思うが、高校時代までに見ていたら私もパイロットになつていたかも。

1986年といえばレーガンとゴルバチョフがレイキヤ
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.2

薬師丸ひろこが芸能生活40周年でラジオに出演していたのを聞き、しばらく気になった末に鑑賞。

女子高生がヤクザの組長になる..... 奇想天外な話であり、高校生の髪型、ヤクザのプレゼンスに昭和50年代
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.7

冒頭のオードリーヘップバーンがティファニーの前でパンを立ち食いする場面、そして、オードリーヘップバーンがギターを奏でながらムーンリバーを歌う場面のみで十分に名作。

30歳を過ぎたオードリーヘップバー
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ALI アリ(2001年製作の映画)

3.1


蝶のように舞い、 鉢のように刺す。

モハメドアリの半生を描いた映画
言葉では聞いていたが、軽やかなフットワークのこととガッテン。

ブラックムスリムとして、マルコムXと深く関わり、公民権運動、ベト
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.7

ハンフリーボガードとイングリットバーグマン主演

親ドイツのヴィシー政権の支配下にあった、コスモポリタンでエキゾチックな雰囲気のフランス領モロッコ カサブランカという舞台、戦争で引き裂かれた男女、流れ
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ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

いわずと知れた名作をロシアのウクライナ侵攻を機に再鑑賞。
ヘンリーマンシーニによるテーマ曲の主旋律がひまわり畑を背景に冒頭から流れてドラマチック。その主旋律が要所要所で畳み掛けてきて、見る者の感情を高
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.2

アンソニーホプキンスが名優オーラを見事に消して認知症老人を好演。
認知症の症状である、同じことを口癖のように何度も言う、物忘れをする、幻覚を見る、強いこだわりなど夢か現か分からない不思議な感じでリアル
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.4

国策である電力供給のために黒部ダムを建設する大国家プロジェクトのスケールの大きなお話。
昭和30年代のトンネル掘削現場の過酷な実情が伺える。
よくあのような難工事を実現させたものである。
三船敏郎と石
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屋根の上のバイオリン弾き(1971年製作の映画)

3.5

ロシアのウクライナ侵攻のニュースからウクライナを舞台にした映画を検索したら、有名なこの映画。

ロシア革命が始まる前頃、アナテフカという小さな村で牛乳を売りながら、貧しいながらも5人の娘と平和に暮らす
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.8

1910年、第一次大戦前、古き良きイギリスの最期の時期を背景としたロンドンが舞台の子供向けミュージカル。親子で楽しみたい。
ファンタジーの世界で子供向けであるが、アニメの中に実写を融合させ、魔法で片付
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.8

圧倒的にバーンスタインの楽曲が素晴らしい。多くのアーティストがこのミュージカルからの楽曲をカバーしているので、すぐに入っていける。私から見ると音楽にストーリーが乗っている感じ。60年残っている映画なの>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

舞台は1930年代のオーストリア ザルツブルク。
修道女のマリアは退役軍人トラップ大佐の家で7人の子供の家庭教師となる...。
実話を元とした1965年公開のミュージカル映画。

素晴らしい!
誰にで
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チャーリー(1992年製作の映画)

3.4

スイスの自宅でチャップリンが伝記作家を前に自らの人生を振り返る形で進む。

リアルタイムでは、晩年に少しテレビで取り上げられていたな、というくらいであつたが、映画史に残る偉大な芸人、監督であるチャップ
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.3

シーナイーストンの歌声を聞きたくなり、「女王陛下の007」から少し飛んで、「ユアアイズオンリー」シーナイーストンが冒頭のテーマ曲に登場する。

今回は、断崖絶壁に立つギリシアのメテオラの修道院、海中の
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