ワッガオーさんの映画レビュー・感想・評価

ワッガオー

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

北海道お宝争奪アドベンチャー。

ここ最近の劇場版で一番好き。
まず登場人物がやたら多い。
このキャラには、この役割をしてほしいっていう意図が丸わかりなんだけど、展開に次ぐ展開で、わちゃわちゃしながら
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.7

不死身の軍隊。

っていう設定を聞いて想像するよりドラマ性あり。ある意味スカッとしたB級アクションを求めると、以外に"哀"の部分が続く。
ストーリーの中心に新規加入のナイルを据えたところが素晴らしく、
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.6

「怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが、探偵はその跡を見て難癖つける、ただの批評家にすぎねーんだぜ?」
「そう、優れた芸術家のほとんどは死んでから名を馳せる。お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.7

ガル・ガドットは初めから一線級の現場顔。

アクションが雪山、スカイダイビング、大規模なカーチェイス等大作のボリューム感。
スパイ物のお約束の裏切りや理解のあるボス、軽めのエンジニアなどのキャラも抑え
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.9

「ちゃんと返したわよ、あなたの唇」

物語を通して、灰原哀というキャラの人間性が深く掘り下げられる構造は見事。
セリフも印象に残るものが多い。
黒の組織が絡むと、話に否が応でも緊張感が出る。いつも劇場
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.7

小さくなっても頭脳は同じミラクルキュートなサイエンティスト。

映画前の総集編だけど、これを見る前に予習が必要なくらいのオールスターキャスト、ミステリートレイン編。
灰原哀物語っていうか、哀ちゃん大好
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

骨格が冴羽獠。

ほんとに何でも出来ちゃうんだな、鈴木亮平って。
普通こういうのって痛々しさが出ちゃいそうだけど、二枚目と三枚目を行き来する冴羽のどちらのサイドもバッチリ。
安藤政信もこれはしっかり槇
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

4.0

批判のしようがないよね、こういう映画は。

とにかくノリが良くて、最初から最後までダレることがない。あまりピクサーとかで見られないアウトロー、クライムものたけど、そこにアニメならではのアクションがベス
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

渋谷のハロウィン爆破プロジェクト

最近の劇場版は人気キャラにスポットを当てることで、面白くなっていってるけど、松田陣平をはじめとした安室の同期を持ってくるとは。
予習が大変。
そんな過去の話を絡めつ
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

デキる奴しかいない。あの元太ですら。

コナンの人使いが荒すぎるが、それにちゃんとついて来る赤井組、灰原が有能過ぎる。
ミステリー感はほぼ皆無だけど、リニアのテーマに合わせてか、アクション展開のスピー
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名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.4

「冒されているんだ、好奇心と言う名の熱病にな」

映画だけ見てる勢にはありがたい総集編。
コナンと赤井ってこんな関係だったのかと勉強になる。
赤井秀一のカーチェイスの登場シーンカッコ良すぎる。そして、
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

アーサー平井とキッドのバディアクションミステリー。

このキャラをこう活かしたいとかこの舞台でこのシーンを撮りたいっていう意気込みを感じるが、展開が割と強引なような…。
キッドとコナンってこんなに仲良
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

韓国強キャラアクション。

前半の日常パートも前髪を常に巻いてる騒がしい親友のおかげでそれほど退屈には感じない。
中盤の分かりきった過去のおさらいあたりの方が間延びしているような。
雰囲気出してるミス
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

ジュブナイル×クライムサスペンス

舞台が沖縄っていうのがいい。
特有の開放感と主人公の中学生達の危うさ、その裏に潜む狂気が絶妙にマッチしている。
朝陽達と東昇の関係性も緊張感がありながらも、どこか彼
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

戦争とゴジラ。

VFXも綺麗だし、ラストに向けて熱い展開も用意されているし映画として面白い。
ただストーリーが綺麗に整い過ぎていて、戦争をエンタメの要素として使っているように感じてしまう節があり、そ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

巻き戻せない思春期。

主演の聡実君役の子が正に思春期の繊細さと可愛げを体現していて、今この瞬間にしか表現出来ない存在感。
どう見せたいのか悩む所もあったけど、青春時代に大きな影響を与えるようなその一
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

和風怪奇ミステリー鬼太郎。

こういうアプローチの鬼太郎見てみたかったんだよなーの正にそれ。
まず、主人公でもありゲストキャラのようでもある水木が、その時代の色気を背負ったようなキャラで魅力的。
鬼太
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.4

「今、幸せ?」って聞かれるの怖い。

謎の因習に巻き込まれていく村ホラーかと思いきや、世界に広がる社会派ホラー。
奇行が目立つおじいちゃんおばあちゃんと白ブリーフのインパクトが大だけど、どこかメタファ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.4

降霊のオーバードーズ。

最近の若者は最早ドラッグではなくて、霊でキメちゃう。何だか実際に動画サイトとかに上がってそうなトレンド感。ノリで"手"出しちゃうと抜け出せない。
降霊を始めてから霊が入るまで
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仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦(2023年製作の映画)

3.5

ギーツの胸を借りるガッチャード。

カリスマ的に強いエースと、ガッチャガッチャとイタい宝太郎、このキャラのバランスを映画だからといって崩さずに作ってくれた。
どうしてもライダーの人数も多くて大人びてる
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

完璧な日常。
映画に"浸る"体験ってこういうこと。

役所広司が演じる無口なヒラヤマがたまに微笑むとこちらも微笑んでしまう。
それ以外にもクスッとしてしまう場面が多くて、劇場全体が温かい空気だった。
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.0

特攻隊✕ラブストーリーの王道ド直球。

話にひねりはなくて、来るだろうシーンが来る。逆にそれが悪いとも思わせないくらいにストレート。題材的にはやっぱり見ていてツラい。
主演のまいんちゃんが、意外に熱の
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(2023年製作の映画)

3.8

次々と落ちていく“首“の軽さ。
エグめの描写をドライな笑いにするのが相変わらず上手い。戦国時代の命の軽さを皮肉ってるような。
ストーリーは大きな展開で見せる感じではないけど、独特のシュールな空気感で全
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

エンタメとしてまず面白い。
前半はコメディ強めで無駄なくテンポよく進んでいって、また後半は…。
映画の中のセリフやシーンの構造に無理なく示唆が取り込まていて、押しつけがましさがない。大雨とその翌日のシ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

大阪西成のガチクライム映画。

邦画でクライムものだとどこかファンダジーさが出てしまうけど、この作品には感じなかった。やっぱり大阪という舞台と安藤サクラの存在感がフィクションにリアルさを繋ぎ止めてくれ
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

久しぶりのフィンチャー。

ファスベンダー演じる殺し屋の密着ドキュメント的な。殺し屋は無口な方が好きなので、序盤のモノローグの多さはウザさを感じたけど、ある意味狙ってるのか。
犬の家でのアクションシー
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.7

持っていかれる。

2chスレの映画化。もう第3弾目。
今回も大胆な原作アレンジ、というか加筆修正になってる。
前半は若干退屈さもある気がするけど、後半のおふざけはテンション上がる。そしてその上でのラ
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次元大介(2023年製作の映画)

3.6

次元ファンなので、贔屓目かも。

アングラでハードな世界観+ウェットなドラマ。
この取り合わせがなんともいいのか悪いのか。
ドラマパートが勿体つけるようにかなり長いが深みはあまりない。次元も主演だから
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

もうゲームです。
映画と言うより、ガンアクションゲームのノーミス神業プレイ動画を見ている感覚。

序盤からドニー・イェンと真田広之というマスタークラスの邂逅から始まるが、今回169分という長尺の為か、
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Threads of Blue(2023年製作の映画)

3.5

序盤から何となく仕掛けは分かる。
でもそこからも展開があって楽しめる。
若干設定がチープな気もするけど、演技が良いので乗れる。

その瞬間、僕は泣きたくなった CINEMA FIGHTERS project(2019年製作の映画)

3.3

LDHのオムニバス5編。
思ったより楽しめた。
一番好きだったのは、『On The Way』。
ドキュメンタリーと映画の間のような不思議な雰囲気で、作品の前後は語らず、セリフもあっさりしてるのがショ
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.3

橋本環奈vsファーストサマーウイカ。
全員演技が…。
結構スプラッター。
ウイカは霊としてヴィジュアルが良い。
シソンヌ長谷川のとこが一番盛り上がるので、そこを膨らませてクライマックスにして欲しかった
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8

GENERATIONSvs女子高生。
でもGENERATIONSの方が悲鳴あげちゃう。
屈強な男達とホラーの組み合わせって、意外とありかも。
ホラーとしては、過去の有名シーンのオマージュを詰め込みつつ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

緊急通報指令室のソリッドシチュエーション映画。
正直、主人公は指令員に向いているとは思えない。ただ、そこがこの映画のいいところ。
常にイライラして、独断で動くが、見ている側もイライラする。そこが演出だ
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.5

アメリカだと日本の110番と119番は「911」に統一されているらしい。
少女から緊急通報をオペレーターが、誘拐事件を解決する話。
なんてストレスフルな職場なんだ。
マニュアルとかあっても覚えきれなそ
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.4

綾瀬はるかが美しくてかっこいい。
香港の歌姫みたいな髪型も似合う。
ただそれ以外はもっさりした印象。
特に重要な子役(結構大人だけど)の子が上手く感じないし、魅力的にも見えない。
キャストも豪華だけど
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