ワッガオーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.5

3作目にして、急にマッドマックスの世界観になった。
アリスは相変わらずかっこいいけど、今回は敵の魅力がどうも。ジルがいないのも残念。逆にカルロスはシリーズ屈指のかっこよさ。
今まで地上だけ気にしてれば
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.9

前作よりホラー要素を抑え目で、アクション要素をめちゃくちゃ増やした感じ。
特に教会の登場シーンと対犬ゾンビのシーンはアリスがかっこ良すぎる。
また、ジル・バレンタイン等の味方キャラも多く登場し楽しい。
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.9

久しぶりに見たけど、面白い。
舞台がほぼ研究所の中で、前半は防御システム、後半は感染者と戦うという流れも今見ると素敵。レーザーのシーンとか、アリスの赤いドレスとかゾンビ犬とか印象に残る要素も多い。

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

3.4

ストーリーは前作からの繋がりが強いけど、本作単体だとややあっさり。
もはや、ホラー系のアトラクションみたいな感じだけど、その悪夢的な造形美は素晴らしい。前作に比べて、クリーチャーが魅力的で、特にナース
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.6

現実世界、肺のふる世界、サイレンが鳴った後の世界と世界観の作り込みが凄い。
ゲーム原作っぽく、舞台が転々としていくのもワクワクした。クリーチャーの造形もかっこいい。
バイオハザードっぽいアクションはあ
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.6

キャストが豪華。
設定とかセットも昭和まんまなのはわかるけど、大仰な感じの演技も当時の作品を見ているようで懐かしい。
なかでも富司純子は良かった。

アンキャニー・不気味の谷(2019年製作の映画)

3.4

『エクス・マキナ』的なAI映画。
オチがあると思って見れば、予想はつく感じ。ほぼワンシチュエーションの中で登場人物3人の対話のみで進んで行く。こういうSF好き。
エンドロール途中のシーンをどうとるかっ
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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.7

相変わらずイカつくキメてくる。
ポーズとか武器とかセリフとか髪型以外は全部真似したくなる。
今回は、共に戦うヴァンパイア軍団も出てきて、キャストが豪華。ロン・パールマンやドニー・イェンもいる。特にブレ
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レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー(2009年製作の映画)

3.3

アイスランド発ホエールウォッチングスプラッター。
登場人物が絶妙に嫌な奴ばかりで、キャラも分かりやすいし、前半はワクワク。
殺人一家が出てきてからが意外に盛り上がらない。
でも、ラストは社会派で好き。

湿地(2006年製作の映画)

3.5

アイスランド発ミステリー。
北欧らしい、曇り以外の日はあるのかっていう陰鬱とした空気感が、「遺伝」という重めのテーマと非常に相性がいい。
あと、出てくる食べ物が全部不味そう。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

"朝目覚める度に顔が変わる"ラブストーリー。
設定はファンタジーなんだけど、コメディに寄らず、作りはすごく上品。
「あなたに何かあっても、私はあなたを見つけられない」とか「明日のウジンを今日のウジンよ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

良作ミステリー。
個人的には各構造は目新しいとは思わなかったが、その組合せ方とか、登場人物のバックボーンの過不足ない表現等の魅せ方がとてもセンスがいいと感じた。
中に登場する小説を知っていた方がより楽
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

女は強い。
『アトミック・ブロンド』+『レッド・スパロー』って感じ。
主演のサッシャ・ルスは四肢が長くてアクションが映える。
上司役はヘレン・ミレンってのがぴったり。

血を吸う粘土~派生(2019年製作の映画)

3.6

前作に引き続き、アートがモチーフ、閉鎖的な山奥が舞台、若い女の子が殺されていく、この辺りが踏襲されていたのは良かった。
ただ、登場人物のバックボーンの描き方が中途半端なので、そこはバッサリ切っちゃって
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SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

3.5

3人が1人の男を愛することで、星の女王が決まるって、ストーリーが大人過ぎる。
ビジュアル的にも今でも色褪せないかっこよさ。

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

4.0

ラブホテルの一室で、登場人物の立場が二転三転するワンシチュエーションもの
。ほぼ全編隠し撮り風の遠目から映像で、長回しも多いので、演者は難しそうだけど、みんな演技が上手い。
ストーリーも腐れ具合がい
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電気海月のインシデント(2019年製作の映画)

4.0

福岡のインディーズ映画らしい。
演技力の問題なのかやり取りが凄く淡々としているけど、ハッカーっていう題材と合っていて、妙に雰囲気があった。
普通に面白かった。

望み(2020年製作の映画)

3.6

"息子は加害者なのか、それとも被害者なのか"
息子が人を傷つけていないことを信じる父と、加害者でもいいから生きていることを望む母、二人とも息子のことを思っているのに異なる現実を「望む」。
この設定だけ
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恐怖人形(2019年製作の映画)

2.6

ビジュアルのインパクト大なのにかなり優等生な作りなのが逆に気になる。
スプラッターシーンも抑えめで、思った通りのことが思ったように起きる。
ステレオタイプなキャラの割り振りとか、キャンプ場っていうシチ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.5

「足音来ねーのかよ!」「口から花が出るんです」
ミステリアスな回。
工藤Dは毎回投稿者をこき使ってくる。
金渡してんのかな?
終盤の歩道橋は怒涛の展開。
伏線回らしいので今後に期待。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.7

「この人数で網なんか張れるわけねぇーじぇねーかよ!」
まず、口裂け女を捕獲するという発想が謎w。
工藤Dの罵声、暴力満載の横暴ぶりが最高。ホラー的にもアパートの隠しカメラ映像のとこなんかすごくいい。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

とんでもない映画だった。
前評判通り、ノーランに何をされたか分からない。特に、後半になるにつれ情報量が物凄いことになる。
たが、面白いということだけは分かる。
詳しく言うと、登場人物の心情や目的は分か
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BUSHIDO MAN:ブシドーマン(2013年製作の映画)

3.2

心意気の映画。
ストーリーがない、ギャグパートがすべってる、演技がひどい、演出がダサい。
そんなことはどうでもいい。
"俺たちはこんなことが出来るんだ!"、"俺たちはこんなことをしたいんだ!"が伝わっ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.9

ジェニファー・ローレンスが芯が強くて、凄くいい。
ストーリーは、伏線回収はあるけど結構ストレートに感じた。
過激な描写が多いのもロシアのスパイっぽさを感じる。
あと、副長官の叔父さんがなぜか大統領に似
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

4.0

最後まで全然、飽きずに見られた映画。
メディアの報道のあり方には、考えさせられた。もちろん、この映画も1つのメディアだし、これを見ただけで佐村河内氏という人間を分かったとは思えないが、そもそも自分が何
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.0

時代が違い過ぎて、作品自体の評価はもはや難しい。
こういった作品を見るきっかけになるサブスクの時代になったことが感慨深い。

映画 としまえん(2019年製作の映画)

2.9

としまえんが今月末で閉園するので鑑賞。
思ったより面白かった。
予算少なそうだけど、ラストとかいいと思うけど。
竹中直人いったい何?笑

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

ずっと見ていられる映画。
辞書をつくる作業の途方もない時間、労力の描写だけですごく興味深い。
ドラマの方は、言葉を扱うテーマなのにセリフが少なく、シンプルな言葉選びが多い。もっと、色々言えそうな場面で
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

アンジーのララにそんなに思い入れがなかったせいか、敵の小物感と相棒の活躍のなさはあったけど、普通に面白かった。
続編もありそうな終わり方だったので、アリシアもまだ若いし、次回はもっとスケールアップした
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初恋(2020年製作の映画)

3.6

和製バイオレンスラブロマンスロードムービー。
洋画が得意そうなジャンルだけに、日本だと難しそうな主人公の動機付けも腑に落ちる感じで良い。
そこから歯車が狂い始める後半の加速感も◎。あと、ベッキーかっこ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

三谷幸喜の作品は安心して見ていられる。期待通りのハートフルなコメディ群像劇。
特に今回は"政治"をテーマにしたのが◎
昔やってた同監督のドラマ『総理と呼ばないで』を見直したくなった。

アス(2019年製作の映画)

3.3

メタファーが散りばめられていて『ゲットアウト』より、分かりにくい。
スマートスピーカーの使い方は、流行りそう。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.3

「金を残すは三流 名を残すは二流 人を残すは一流」
故野村監督の言葉を思い出す。
完結編に相応しく、息子、弟子、思想といったイップマンが遺したものの物語。
特にチャン・クォックワンが演じたブルース・リ
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銃2020(2020年製作の映画)

3.4

話は前作の方が良かったが、キャスト全員の色気が凄い。

ブレイド(1998年製作の映画)

3.8

ウェズリー・スナイプスと言ったらこれ!
冒頭のクラブのシーンは最高にクール。
妙に重心のしっかりしたアクションは、いちいちポーズを決めてくる。
あと所々に日本語が出てくる。

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.0

福田雄一ワールドに乗れるかどうかにかかっている。
ストーリーは『芝浜』だけにラストのセリフは決まる。