壊れそうな夫婦へ送るコミカルで味付けした前向きメッセージ。シリアスすぎないのがいいんだろう。特に新しいこともなく気軽に。
さすが一筋縄ではいかない”構成”。推理もそうだが、会話や、人物の関係性も、その独特の構成を通して面白がることができる。シリアスだが楽しい「頭脳の中の遊び」。
人工知能と人工知能の会話は、もはや人間には>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
涙のために死を利用してるというか、意味のよくわからない無駄死にというか。
彼が2つの死を経てもちゃんと微笑むことができるように成長した描写に、無理を感じる。
少女漫画なんてそんなもんだ、と言うのは違う>>続きを読む
+k
まさか「ヨンドゥー!」と叫びたくなる気持ちになるとは(笑)
とにかく、荒唐無稽で軽快に楽しい。
デップもラストの2人も、思ったより老けてなかったし、バルデムのゆらゆらヘアーは見てて気持ちいい>>続きを読む
この世で肉体を持って生きることの奇跡、
と、
あの世の方が現実、
という言葉。
ベタベタの関西弁で展開するおとぎ話は、いろんな事は深くて、且つ軽い、と観ている人の肩の荷を下ろしてくれる。
意外と大し>>続きを読む
殺人に生きる意味を見出し人生を逸脱する教授のデコボコさを軽いノリで。それにしてもホアキン面白い役者になったな。
ローガンを見た後にこれを見るとギャップに唸る。
しかし、悪いギャップではなく、むしろ深みに通じるそれである。こちらはまだまだ漫画的エンタメ色を残しており、最後まで見やすい。
神かと思われたヤツの最後は>>続きを読む
すべての登場人物の社会的立場がかなり上位で確立してるという前提は、かなり都合が良いかもしれないが、
そこは、話をこの映画の本筋からそらさない為には良かったと思う。
ぶつかりながらも気遣い合えば、どう>>続きを読む
それはアカンやろ!w の連続。
(葉っぱの名前がHere Comes Autism ”引きこもり”ってなってたが、とか日本で絶対ありえない!ここまであっけらかんと社会に混ぜてあるのが逆に差別感なくてい>>続きを読む
かっこいい人をかっこよく、ひどい人はとことんひどく、可愛い人は可愛く、アクションは激しく、とにかくキャラやシーンは典型的にストレートに激しく。
で、展開だけはトリッキーという方向に絞ったか。
これの日>>続きを読む
何年たっても古びないどころか、ニューになっていく。好きなものは好き。
そしてこの映画への態度は、好きか嫌いかしかないんじゃないか。テイストがこの映画のほとんどの成分。シュウィーン!
福田監督のような。>>続きを読む
人生をある程度味わった人間が噛みしめる、しみじみとした味わいが、すごく後を引く。わかるのだ。何を言わんとしているか。
戯曲を基に、場面やセリフや人物を大幅に加え、一般的な映画として広げている。街の様子や社会の空気がわかりやすい。
舞台とは別物。
ゾンビものの中でも、ポエミー。
不治の難病のせいで隔離される娘と家族の別れの光景が詩的にかつリアルに描かれて、シュワちゃんにも味わいが。
映像として踏み込んでいるのがセンセーショナルだが、翻ってみれば、女としての人間の権利を追求してるだけのピュアさ。
そこに罪の意識を抱かせる社会と宗教へのアンチテーゼとして、とてもシンプルであるとも言え>>続きを読む
これは池松を使わねばならなかったかは疑問。会話劇なのだから大阪弁ネイティヴの役者がやるのが自然では?
それを脇に置いて。
思ったより内容のある話だった。”居場所”に関する映画は多々あるが、こんなア>>続きを読む
「”愛”にとりつかれた世の中と闘っていた」
釣りと性愛の並列。かなりなるほどと思ったが、生殖行為である根本からかけ離れすぎていてかすかに疑問が残る。
アンチクライストを思わせるが、さて愛とは。
just get through the goddamn day
You like feeling sorry for yourself. Itʼs one of your great plea>>続きを読む
原作好きとしては見ねばなるまいと意気込んだが意気込みすぎたか。
改めて、この原作の良さは、「広大さ無限さを感じるために繰り返す物語パート」なのだと思った。距離感や時間感覚が飛ぶ瞬間があるのだがそれが醍>>続きを読む
マイノリティーマジョリティそれぞれの”裏面”に焦点を当てた、でも教科書のような映画。
わかりやすくてとても良いと思うが、「これを届けたいターゲット」に届いているかどうか。
つまり、オモテ面で生きている>>続きを読む
予想を超えるエンタメ。
シェイクスピアの”小難しさ”をはねのけるかのようにテンポよく展開する恋物語と法廷劇、
シャイロックの凄まじい憎々しさが際立つ台詞回しと目が、逆に哀れを誘う猿之助の圧倒的存在感>>続きを読む
意外とシリアスな作りだった。
史実とエンタメとをうまく融合している。ターザンも魅力的な造形で、ありえない空間移動も楽しく見られた。
現地人二部族、ゴリラ二派、ベルギーアメリカイギリスなど、多くの役割>>続きを読む
まるで延々と続く棒読み無表情コントのようで、何度も「どないやねん!」とツッコミを繰りかえした。笑えない面白さ。
しかし。筋が通って無いようでいて、特に不整合のないルールに思えたりするのが怖い。
最>>続きを読む
PTA。
登場人物の名前と役割に途中でもたついたが、ダラーっと見終わった。独特の味わいを楽しんだ。少し漫才なんだな。ボケやらツッコミやら。
が、やはりすっきりはしない。
面白かったか?と言われれば面白>>続きを読む