雑草さんの映画レビュー・感想・評価

雑草

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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

3.8

単にTVアニメの映画版じゃなく、しっかり映画してた。
テレビアニメではセリフで説明しちゃうようなシーンも、映画的に画で分かるような作りになってて凄く良かった。
スポドリ、ラムネ、リボン、ネックレス、自
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.8

日本時代劇版の走れメロス的な映画。
囲碁のシーンも、少ないが殺陣のシーンも見応えがあった。
後半の汚い草彅君のおかげで、清原果耶の透明感が際立ってた。
國村隼とのブロマンスは予想してなかったので、お得
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ良かった。
吉田恵輔監督お得意のふん詰まりで辛い、煉獄みたいな映画。
石原さとみの存在感がすごい。
題名のmissingは、単純に動名詞的な行方不明って意味なのかと思っていたが、当事者達に
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

胸糞だとは分かってたけど、想像以上で良かった。途中もどこ連れてかれるか分からない話運びで面白かった。プール入ってるとこは可愛かったのに。

コードギアス 奪還のロゼ 第1幕(2024年製作の映画)

3.9

ロゼの設定とか言いたいことはあるけど、すごく良かった。アッシュの戦い方が、正にKMFのいい所を生かした戦闘スタイルで、観ててカッコいいし、楽しかった。
反逆のキャラが、どんな関わり方をするのかめちゃく
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.8

どっちにも負けて欲しくない試合で、映画にぴったりな尺で良かった。
個人的にTVシリーズの続きを映画でやるのは嫌いだけど、今作は映画で良かった。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

ある意味すごい。
セリフがないのに、タイタン達の気持ちが全部分かった。
ある意味、とても映画的だったのかも知れない。
シーモちゃんがメスと知って、めちゃくちゃ可愛い、好きってなった。
あと、コロッセオ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

濱口監督は偶然と想像の軽い感じの会話劇が個人的に好み。
今作はドライブ・マイ・カーのアーティスティックな画とか不穏感もありつつ、ずっと観てられる会話劇は健在で、濱口作品の美味しいとこ取りみたいな映画だ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ良かった。
まず、ザックエフロンの存在感がすごい。
ハイスクール・ミュージカル以降の微妙な立ち位置の俳優って印象だったので今作はすごく良かった。
内容としては優し過ぎた人達が不幸になる流れ
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毒娘(2024年製作の映画)

3.5

うーん、乗り切れなかった。
ホラー映画じゃ無いからとか、そんな理由ではなくて、寧ろ思ってた映画じゃないのは大歓迎。
ちーちゃんの在り方とか、考え方、正しさみたいのが全く見えなくてダメだった。
ただ、ヒ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.7

途中から、題名と予告でイメージしてた内容とは違う方向に、話がツイストしていって楽しかった。
ただ、ミアゴスすごいが来過ぎて感想はミアゴスすごい。

クラユカバ(2023年製作の映画)

3.8

キャラと世界観はめちゃくちゃ好み。
60分の尺でテンポが良すぎるから、物足りない感がすごい。
個人的に黒沢ともよの声が好きなので、タンネの話をもっと見たい。

ZOO(1985年製作の映画)

3.5

画作りと劇伴は好み。
フェティッシュ過ぎて、好き嫌いがめちゃくちゃ分かれると思う。
部分々々で好きなシーンはあるけど、全編通して乗り切れるなかった

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

傑作。
オッペンハイマーという人物がとても魅力的にみえた。3時間、長尺も一瞬だった。
純粋に科学と向き合いたかっただけと言えば聞こえはいいが、自分の研究の先がどこに続いているのかは分かっていただろうし
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

正に劇場で見るべき映画。
展開が遅すぎた前作と比べて3倍くらいテンポが良かった。ただ、そのせいでなんでそうなるって展開がいくつかあった。
悲劇ぽい終わり方は好き。

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.7

時系列の入れ替えで途中混乱したけど、楽しかった。ただ、違う惑星には映画として、ストーリーとして負けてる。
会話劇はやっぱり面白いけど、シチュエーションのぶつ切り感が強かった

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

めちゃ良かった。
みんなが裁判劇に期待するような、劇的なドンデン返しとかは無いけど。
夫と妻、父と母と子で揺れ動く苦しい人間ドラマがよい。
ワンちゃんの演技がすごい

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.1

テンポと温度感がたまらなく好きだった。
みんながみんな噛み合ようで、噛み合わない会話と気持ちにクスクスできた。
4人ともズレた魅力的なキャラで、会話を聞いてるとすごく居心地が良かった

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

ストーリーは捻りが効いてる部分があっていいなとは思ったけど、全体的にぼんやりした映画だった。
キレキレで派手なアクションを期待して行ったけど、列車は良かったけど、後半のアクションもキレが無くCG盛り盛
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.8

テンポ良く、分かりやすく進むので、観ていて気持ちいいし楽しかった。
株とか事件についてはよく知らなかったけど、ここまで楽しく理解させられるのはアイトーニャの時も感じたけど、監督の上手さだと思う。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

個人的にアリ・アスター作品で一番好き。
全編通して、不条理なスラップスティックコメディとして面白くみれた。
特に序盤の狂ったボーの日常。
クッソ笑った。
確かに全体の尺として長すぎるし、森の場面は蛇足
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

楽しかった。
序盤から音の演出が印象的で、サスペンスフルに効いてた。
主人公の設定を生かした、蝋燭の演出も良かった。ただ、最後は気持ち良く終わらせるためとはいえ蛇足感

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

良い。
嫌味がない優しい映画。
みなどこか欠けていて、だからこそお互い補い合える理想の世界。
特に、山添君の元同僚たちも嫌味なく描いているのはすごいし、心地良かった

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ丁寧な実写化。
丁寧すぎてちゃんと終わるか心配になるレベル。アクションもいいし、キャラの再現度も良い。ただ、原作を丁寧にやりすぎなせいで、一本の映画としては盛り上がりにかける。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.9

久しぶりのお祭り映画としては完璧だったと思う。種も種死も最後まで辛い話だから今回は気持ちいい終わり方で良かった。
各キャラも本編そのままの性格で楽しそうでイキイキしてて良かった。
アスランは頼れるし、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

監督お得意の魚眼レンズから見た、狂ったディストピアが綺麗だった。
冒険を経て獣から理性を獲得していくベラとある種の真の人間性を発揮していくダンカンの対比が面白かった。
最後に出てくる正しく獣な人物が文
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傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

3.8

3本を1本にまとめてるからしょうがないけど、羽川周りが薄くて残念だった。
バトルシーンは今見ても良い。
忍はかわいいし、アララギ君は強すぎ。
新作テレビシリーズも楽しみ。

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.6

基本的な話とかテーマとかについては面白くみれたけど、もっとあの世界奇妙な日常・常識を見せてほしかった。
90分未満で尺を収めてるのはいいけど、もっと長く見たかった。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.7

最初のマートのシーンがめちゃくちゃで楽しい。正直そこからは単調な気がした。
一応、犯人探しっていう要素もあるけどちょい薄味。殺し方も色がなくて中途半端感
でも、食卓シーンは最悪で良かった。

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

1作目同様楽しい映画で良かった。
爆発は1作目より抑え目。
海洋生物メカも満載で楽しい。
今後のDCについては不安しかないけど、ジェームズ・ガンが上手くやってくれるでしょう。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

良い、良い実写化。
正しくカラオケ行この実写映画だった。
ちゃんとずっとカラオケしてて良かった。原作よりちゃんとカラオケしてた。
綾野剛の狂児も良かった。
でも、実写で見ると絵図の犯罪感はすごい。

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.6

見やすくて良かった。
これぞTVアニメの映画化、みんないいアニメ映画見すぎて舌が肥えすぎてるんだよ。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ変な映画
現在と過去をツイストした構成が面白かった。語ってるメッセージが真面目なのも良かった。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

薬をやるノリで、降霊術をするっていう設定は新しくて面白いかった。
ラストのオチのキレも良くて好み。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.6

元のゾンビに忠実な設定は良かったし、ゴア表現は気合いが入ってて良かった。
でも、ストーリーの中途半端感が否めなくて残念。台湾ホラーにはこの流れで頑張ってほしい。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ最悪だけど最高だった。 
展開も絵作りも大好きだけど、バリー・コーガンが良すぎた。
いつもの事だけど、バリー・コーガンの気は弱そうなのに、何考えてるか分からないヤバい奴演技は最高。

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