ギリアムらしい、視覚にうったえる作品でした。
映画というより、ギリアムが描く『ディストピア』というタイトルの絵を眺めている感じでしたね。
現在のギリアムが作った『未来世紀ブラジル』です。
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スラム育ちの少年がクイズミリオネアに出て、1000万ルピーの問題まで正解するも、不正の容疑で逮捕されてしまう。
無学なはずの彼がなぜ答えを知っていたのか?を、彼の半生を追いながら見ていく話。
重要な>>続きを読む
「五万回斬られた男」福本清三さんの生き様と、時代劇の盛衰を、チャップリンの『ライムライト』を下敷きに描いた作品です。
一番の観所は何か?
福本清三さんの漢前っぷりです。
普段はとても謙虚な方なのに、>>続きを読む
この頃流行った一連の恐怖映画の一つ。
原作のゴシック・ロマンスの雰囲気からはだいぶ遠いそうで…
でも、美しい「花」を湖に投げ込んでしまうシーンは悲しくて哀れで良かったですね。
ただ、登場人物の行動に>>続きを読む
面白かったんだけど、もう何がなんだかwww
日常の中の非日常と、非日常の中の日常が出会ったときの、とんでもない不協和音ですね。
笑えない状況を笑う。面白い作品です。
ケリー・グラントいい味出してる>>続きを読む
短編の中でもかなりドラマチックな、私の大好きな作品。
笑わせるところはもちろん素晴らしいのですが、チャーリーのシリアスな表情、演技にやられます。
また、エドナの美しいこと!
顔を洗われるシーンはひ>>続きを読む
フレッド・アステアもジュディ・ガーランドも本当に素敵。
ジュディはずっと心身共に大変だったと思うのですが、そんなことは微塵も感じさせないほど演技も歌も魅力的。
私は何故かこの作品を『スタア誕生』より>>続きを読む
この時代のコメディによくある駆け落ちもの。
後半は必ずカーチェイスになりますね。
チャーリーは、器用すぎて「どうしてこうなった」状態なことがままあるけど、この中にその一つが見られます。
パンを回しな>>続きを読む
ミュージックホールを描いたエッサネイ期の良作。
チャーリーが上流と下層の酔っ払い客を両方演じているのが面白いです。
どちらも騒動屋なのは同じながら、その動きがまったく違うことに、演技と笑いの幅を感じ>>続きを読む
もちろん『珍カルメン』というくらいだから、笑えるパロディなんだけど、私はチャーリーの狂気の演技に惹かれます。
エドナ扮するカルメンを刺す前のチャーリーの表情を観ると、この人が役者としても天才であったこ>>続きを読む
エドナ・パーヴァイアンスをヒロインに迎えてから5本目の作品で、チャップリン喜劇に初めてペーソスの要素が現れた作品。
あの有名な、後ろ姿をみせて一人去っていくラストもこれが最初。
エドナは綺麗で、チャ>>続きを読む
まず表示されているパッケージは違う映画のものだということを指摘してから(笑)。
ロスコー主演のキーストンコメディで、チャーリーはレフェリー役で3分程出てきます。
この二人が出ているというだけで観る価値>>続きを読む
チャーリーの映画デビュー作。
まだあの放浪紳士の格好ではなく、大きなシルクハットに片グラス、山羊ヒゲの詐欺師役です。
ストーリーはいかにもキーストン調のドタバタ喜劇なので、映画史の記念碑として観るも>>続きを読む
「チャップリン」という言葉を聞いたときに真っ先に出てくるイメージ。
あれが、最初にできたのがこの作品。
ストーリーそのものは、カメラに映りたい人とそれを追い出す人、っていう単純なものだけど、映画史の>>続きを読む
キーストン社がとってもとっても頑張った作品。
当時の大スター、マリー・ドレスラーのヒットした舞台を元に、そのまま彼女を主演に迎えて作った。
この作品を面白く観るコツは、「チャップリン映画だと思わない>>続きを読む
「女装三部作」の二つ目。チャーリーのすっぴんと女装、ロスコーとの共演まで楽しめる、キーストン時代のおいしい作品。
途中から出てきた美人を「え?え?これチャーリーなの?」と思いながら観ていると、チャーリ>>続きを読む