GAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.2

ネイディーンがスゴク魅力的なキャラクター。
あんなにたくさん喋るし、社交的に見えるのに学校ではひとりぼっち。
そこでの先生とのやり取りも凄くイイ。先生惚れるぜ。

そして、この映画の一番良いところは青
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

主人公二人の関係性にやられた!
女の子の友情を描く青春ものって少ないし、難しいとおもうけど全然嫌な感じがしなかった。
最後までおどけてるのが良い。

卒業スピーチは普通に感動する。
自分にはあんな青春
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.8

不幸なエネルギーが映画中に行き渡っている。
そのエネルギーの源泉はなんだろうか?
性風俗産業で働く人をむしろ幸せいっぱいに描く映画があっても良い。

性に対する生理的な嫌悪感は海外に競べて日本映画での
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポテトピールパイを食べてみたい。
読書会って面白いかも。人と共有するのはいいよね。

婚約者のアメリカ人がムチャクチャかわいそうではあるな…。あんなに頑張ったのに…。心変わりしてポイって感じだもんね。
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.0

青春映画。
女性差別の問題に内気な高校生が「モキシー」として声をあげる。
声をあげることの必要性がよく書かれている。
ただ、良い人と悪い人が分かりやすく描かれ過ぎているようなところが少し気になる。
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

正義のために何ができるんだろう。

エディ・レッドメイン役の人間らしい弱さのおかげで共感しやすくなってる。
サーシャ・バロン・コーエンはものすごい存在感のある役者だ。一人で観客の注意を画面にひきつけて
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ディック&ジェーン 復讐は最高!(2005年製作の映画)

3.6

ジム・キャリーは思い切りコメディやってる時よりも、やっぱり少し哀愁がある役をやってる時が良いかも。
ティア・レオーニはムチャクチャいい女だ。「天使のくれた時間」でもそうだったけど、こんな美人で献身的で
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思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ALOHA
Ask
Listen
Obserbe
Help
Ask again

むしろケアの基本はそれだけじゃない、ということかもしれない。
壮大な立ちション…

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

淡々とひとつひとつの出来事が進んでいく。
ドラマはあるが起承転結ではなく、ただただ進んでいく。
まるで人生みたいに

ダンプリン(2018年製作の映画)

3.7

ありのままの自分を愛すること
自分に自信を持つこと
まずは挑戦してみること

エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.0

何も考えずに見れる。

この世界で女が認められるためには、男の2倍は頑張らなきゃいけないんだから、っていうセリフが良かった。

アメリカでもそうなんだなあと。
日本では3倍も4倍も頑張らなきゃいけない
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

正しいことをする。
不正は認めない。

当たり前のことのようでいて、それができる人はどれだけいるだろう。
毎日世界ではひどい出来事が次々と起きている。

まずは目の前のこと。住んでいる町で、隣近所、同
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.1

ただただ辛い。
ハーヴェイ・カイテルが唯一の良心だったか。
目を背けたくなるような現実だ。
でもどうしてだろう。悪魔と呼んでも良いような人間たちも、非難する気になれない。みんな苦しんでいる。人の「悪さ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

アンドリュー・ガーフィールドの屈託のない少年の笑顔がいい。
殺し合うことの理不尽さ不合理さ。
殺すのになぜ救うのか。
戦争映画は、戦争をおこしてはいけないということを伝えることが大事だと思う。

恋するスピヴァク(2018年製作の映画)

3.7

スピヴァクのことが本当にイライラして嫌いになったよ…。

それが、狙い通りだったなら完璧と言っていい。

自分の中にもこういうスピヴァク的な部分はある。身につまされた感じはあるかも。

最後はやっぱり
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タルーラ 彼女たちの事情(2016年製作の映画)

4.0

エリオット・ペイジは良い…。

どうしてもジュノを思い出してしまうけど、全く違う演技だ。

自由。放浪。無重力。母性。家族。

人は無重力を望むけれど、掴む木は欲しいのかもしれない。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

もっとホラーな映画かと思ったけど、そうじゃなかった。

妊娠自体の恐怖を描いていると言っていて、確かにそうだなと思わされた。

子供が悪魔でも愛せるか。
きっと子育て中はそう思わされることもあるのかも
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.2

不良少年としての彼と聖職者としての彼が相反する2面性ではなく、矛盾しない連続した性質だと感じられる。
死期の迫った老婆に「あなたは死なない」とささやきかけることができる彼のクリスチャニティは本物だろう
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.8

貧しい出身からの成功物語と、言ってしまえば月並みだけど、お婆ちゃんとダメな母親それぞれの演技が素晴らしくて心に残る。
演技の点では、エイミー・アダムスが全部持ってったかな。観客の注意を思い切り引きつけ
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.1

普通に面白かった。
スーパーパワーを持ったヒーローじゃないからこそ、アクションが素晴らしく感じる。
遊園地でのギミックとかも楽しい。

成果(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全くなんの前知識も無しに見始めた。

個人的にはすごく面白かった。
ガイ・ピアースがすごく真面目でだけど、全く何も見えてなくてムチャクチャ阿呆なんだけど、それは彼の純粋さから来るから憎めない…。

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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.9

途中からの展開は一気に引き込まれる。

何かを伝えるというよりも非常に考えさせられる映画だ。
誰からも搾取しないラザロ。
搾取されているとも思っていないだろう。
「狼」とは一体何だったんだろうか…?
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羊の木(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

社会に決して受け入れてもらえない人がいる、ということは真実なのかも知れない。
でも、物語の中でくらい彼を更生して生かせてあげてほしいと思った。何より出所した彼らに対する偏見を助長させてしまう部分もあり
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さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

4.2

お手本のようなロードムービー
新しさもないし、予想通りの展開といっていいが…
エド・ハリスの演技が凄すぎる!!

ストーリーは彼の演技を際立たせるためだけの、枝葉にすぎないと思わされる。

全く想像通
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慕情(1955年製作の映画)

4.0

これでもかと愛情表現が続く。
人を好きになるってどういうことなんだろう。
いつ恋に落ちるんだろう。

香港は今や世界的にも大都市だけど、今と違ってこの頃は都市でもすごくのどかな雰囲気があって良い。海の
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沈黙のジェラシー(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

痛快な終わり方。

息子はちょっと可哀相だ。
母親をあんなに簡単に憎めるだろうか。これからきっと葛藤があるだろう。

母親も悲しい生き方をしてきた気がする。
きっと一人で生きてきたんだ。

なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

4.2

精神病棟を舞台にした青春物。
精神病物は結構重たくなりがちだけど、ビックリするくらい爽やか。

特に理由もないけど、人生に絶望するときってある。
もう二度と布団から出たくないって思ったり、シャワーを浴
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クリスティーン(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

車が主人公という。
車が女性というのもなんとなく分かる気がする。車をセクシーと形容することを洋画ではよく聞くが、エンジンと鉄の塊に色気を感じられるのは人間の素晴らしい感性なんだろう。
なぜあんなに惹か
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立派なこどもの育てかた(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

立派な子どもの育て方というよりも立派な親の育て方が大事なのかもしれない。

別に立派に育たなくても良いし、親はなくても子は育つ。

実際立派に育ってしまっているというオチがいい。