gengengさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

映画の冒頭、必ず配給会社のロゴが流れますが「オープニング・ロゴ」というらしいです。そうなんだ〜。そのオープニング・ロゴで遊びまくってる映画、大好き!今作もそれで、VHS風ノイズをかけたり、当時のロゴを>>続きを読む

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

前にも何かで書いたが、クライムサスペンスはドミノ倒しのような気持ち良さがある。緻密に計画を立て、何度もリハーサルし、本番はただ練習のまま実行するだけ、というリズムの良さ!そして、途中で流れをせき止める>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どこまでも転がし続け不満足な状態を保っていて、強者の貫禄だ。噛めば噛むほどおいしいスルメ映画。

高解像度な「おれの考えた未来予想図」が断片的に散りばめられている。本編に直接的な影響はそれほどないんだ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

2049にあわせて再上映していたLIVE ZOUND〜!腹の底まで響くアナログシンセの低音、助かる〜!

サイバーパンク的イメージの元祖っていう認識でいるけど正しいのかは不明。蛍光灯傘めちゃくちゃ欲し
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

冒頭の配給・キャストの表記が白文字にパキッとした黒ドロップシャドウを落としているタイプの作品は総じて良い、という共通点を見つけました!!!!今作然り、『IT』然り!!

どこか不穏な雰囲気がずーっと漂
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

取調室にいる現在と回想が交互に入ってきてこれはペルソナ5か?となる。その行ったり来たりが忙しく、何が起こっているのかついていけない。ちょっと寝ちゃってもう取り返しつかない。

ストーリー追うのを諦めて
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.0

初めてのトーキー映画。セリフ部分のタイポグラフィは美しいし、セリフがなければ口の動きや仕草で自由な解釈ができるし、こりゃあ良い手法だ〜!無声映画っていうくらいだから、何も音無いのかと思ってたけど、BG>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.5

これはペニーワイズに恐怖するホラーであり、少年たちが抱えるITを乗り越える成長譚でもある!青春ホラーは、良い〜〜〜

ペニーワイズさんの怖がらせ方がマジで洗練されておる……。俺、もうそれだけでお腹いっ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

登場人物ほぼ全員コミックリリーフという怪作!!

ホラー映画のカメラワークには常に緊張感と恐怖感があるのに対して、今作は間の抜けたテンポとアングルを徹底しているな!好き!

王道があるから邪道が活きる
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.0

メチャクチャ可愛い5姉妹と、それにノックアウトされちゃう男子〜!
リズボン姉妹、同い年の男子よりも圧倒的に大人びていてミステリアス。ただ、それはこの姉妹に限った話じゃなくて、女子とは常に大人びていてミ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.0

過去作どれも観てないのに観ちゃった。ビックリしたのが人間目線が冒頭の10分だけ。あと全部猿目線の猿映画。ディスカバリーチャンネル。

猿が人間並みの知能を持ち、創意工夫で大活躍!ってそれもはや人間で良
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

5.0

おもしれーーー!ずっと観たかった映画だったからTIFFに感謝しかね〜

学級崩壊してるクラスの不良一味とイジメられっ子の主人公。ひょんなことから食人怪物を誘拐・監禁する。

食人怪物は冒頭からガンガン
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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

3.0

お札を額につけ、バランスをとるために腕を前に出しながらピョンピョン飛ぶ。このザ・キョンシーのイメージって万国共通レベルで揃っているからすごい。見た目もインパクトあるし。

そのザ・キョンシーのイメージ
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.5

このタイプのホラー、苦手だ〜!ジャンプスケアの乱用、CGCGしたクリーチャー、結局「悪魔」とその仲間。

ジャンプスケアは「びっくりしました。だから恐怖を感じます」というビックリさせギミックだからあく
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亜人(2017年製作の映画)

3.0

「3・2・1」のカウントでアクション開始するの、なかなか酔ってんな!どことなく垢抜けない音楽が、逆にクセになる。一歩間違えれば邪気眼的な小っ恥ずかしさになる恐れあっただろうけど、そこまで臭くなかったの>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

「三度の飯より犬が好き」という言葉は俺のためにあるようなもので、フリーランスになって犬を飼いながら一緒に映画を観て、最後に犬に感想を言い聞かせるのが将来の夢。街で犬とすれ違う時は、完全にテンション上が>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

5.0

傑作か?おいおい?傑作か?おならに泣いていけ!

おならってこんなに神聖なものだっけ?死体ってこんなに可愛いっけ?常識ってなんだっけ?人の目を気にしながら生きてる意味ってなんだっけ?メニーのヤバいほど
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スクランブル(2017年製作の映画)

3.5

『ミニミニ大作戦』と『ワイルドスピード』を足して2で割った事で美味しいとこ取りかと思いきや、ちょっと中途半端。スタイリッシュさにはウェイなノリはいらないしその逆も然りで、どっちつかずな感じ。という気持>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

すみません、今までアメリ好きっていう人を心の中で「アメリ好きなタイプの人」って括っててすみません。俺もアメリ好きでした!!!

アメリ、常に面白いこと考えてるけど本心を出すのが苦手という、何とかして心
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

「90分の密度高くて面白い」的な前情報あったけど、確かにそれだったな〜〜〜

希望と絶望の塩梅がちょうど良い。微妙なホラーサスペンスにありがちな「常識的に考えて、それやる!?」って冷める場面が無い。常
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ハピネス(1998年製作の映画)

4.5

どこにでもいそうな、でもちょっとズレた人間たちが自分のハピネスを探し求める群像劇。日常的な風景に非日常的すぎる会話と出来事が合わさって、かなり癖になる空気感。サイコー!

自分たちが想像している幸福な
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったけど観るタイミングがないタイプの映画。
1年以上眠っていない不眠症の主人公トレバー。他の人には見えない人間が見えてしまう、記憶にないメモが残っているなど、マジ、すぐ、病院事案。

トレ
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

結局全部説明しちゃったら趣がないよー!確かに必ず2回観る訳ですけど!そういうこと!?なぞなぞ出してきて正解発表して、さらに勝手に解説し始めてくるタイプの奴なんだが!そこ考えるのが楽しいとこなんだが!?>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.0

ヒトラーがどんな人物なのかちゃんと知らなかったので歴史の勉強的に観たが、ヒトラーが完全終了していく話で「ヒトラー=可哀想なおじさん」って感じの印象になってしまった。どんなヤバい奴も死に方を意識する瞬間>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

「甘ったるい温度だな〜」が鑑賞後「パターソンに住みて〜」になる。
詩、ただの言葉だという認識だったが、その嗜み方が分かった感じ。パターソン(地名)の光や人並みの温かさが、詩というものを愉しむ空間になっ
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.5

クソ性格悪い映画!!タチ悪すぎ!!タチ悪し!!
伝説のスナイパー「ジューバ」に狙われた兵士2人。ジューバは、数キロメートル先の標的の膝の一部を意図的に狙い撃ちぬける。腕前はシモ・ヘイヘ並み。そんなスナ
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キアヌ(2016年製作の映画)

4.0

メチャクチャキャワイイ猫ちゃんを巡って、映画オタクの従兄弟コンビがギャングになりきり奮闘する。真面目一筋で羽目を外したことのない様な人がイメージだけのワルを演じるっていう状況、美味しすぎ!全部面白い。>>続きを読む

西遊記2~妖怪の逆襲~(2017年製作の映画)

2.5

うーん!?!?1の勢いどうした〜〜?悪い意味でしっちゃかめっちゃか!気合い入れすぎたデートみたいな空回り感!と思ったら、監督がチャウ・シンチーじゃなくなっとるじゃん!道理で〜〜

前作もぶっ飛んでる映
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画でありながら人と人の関わりにフォーカスしていて泣かせる。泣けるゾンビ映画。かと思えば、全然ギャグぶっ込んでくるため、クスクス笑いもずっと続く。ジャンルの全部盛り。カレー頼んだらラッシーとサラ>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.0

ずっとバーンバーンってなってた

恐竜型ロボットの赤ちゃん可愛すぎて、赤ちゃ〜〜〜ん❤︎❤︎❤︎って感じ

すみません、トランスフォーマーは観たことないです………………

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

タイトで濃密な音、余計なセリフや情報を削って純度を上げた描写、そして練り込まれた脚本。神経をすり減らして精神を加速させ続けるため、観終わったあとには放心して「あー、ダンケルク」としか言えない。

監督
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

♪テレレレ〜を聞くだけで泣いちゃう体になってしまった。

舞台が戦時中というだけで想像以上にシリアス。いわゆるヒーローもの的なファンタジーさが良い意味で薄かった。宣伝はアメコミ感満載のポップな印象だっ
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クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.5

羽目を外すハレの日には人間の本性が見られる。壁0のコミュニケーションはあちらこちらでスパークが起きるので、より一層空気が熱を帯びる。

お堅い空気の会社のお堅い社員とやる気のない社員。普段がそれなもん
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HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

4.0

これはもはや邦画エンターテイメントの最高峰じゃ〜!!!日本のMARVELか?LDHは!?

資金力ばかりに目が行ってしまいがちだが、キャストや映画製作各位の情熱がそれを強く支えているからこそ、あの作り
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

映画の予告でテンション上がる演出の一つが、音楽や効果音に合わせて映像が切り替わる瞬間。これが映画全編で観られたら最高すぎるなぁ、そんな音楽映画あったら絶対熱いなぁなんて思ってたら、出てきてくれました。>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

実写は昔見たんだけどまったく覚えていないので逆に都合良かった。

<夏のエモさ>って「あ〜、こうでありたかった」「もうあの時間は取り戻せないんだな〜」っていう気持ちが大部分を占めている。だけど、ファン
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