キャラによる労力不公平が気になりました。笑
紀元前二百有余年、若き王、嬴政(えいせい)が治める秦国に、積年の恨みのある趙が突然侵攻を開始。
嬴政は、心情を明かして意気込みを示した上で王騎(おうき)を>>続きを読む
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狭い一点を狙って余韻を残す、考え抜かれたストーリー。(好き)
「陽子」がオフィスに出社すると部長が自殺したという話で大騒ぎ。同時に課長の「今西」が失踪して横領/背任の嫌疑がかかる。それまで今西と一緒>>続きを読む
大きめの質問をさらっとされる映画。
ゆっくりだけど、確かな変化の中に現れる完ぺきな一日。
この映画の登場人物も、そしてこの映画を観た私も確かに変わります。
世の中いろいろ不確実なことは多いけども、>>続きを読む
文章ではとても伝えられませんー
インドがイギリスの統治下にあった時代。インドのゴンド族からイギリス軍よって少女が大使館に拉致される。「ビーム」は彼女を取り戻すことを誓い、水面下で活動を始める。
その>>続きを読む
感情のきわどいラインを往来させられる、繊細なストーリーに脱帽。
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学生時代のキャシーは親友をレイプによって失った。時を経て熟成された怒りは順番に、順番に、順番に復讐をはじめる。
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I
反>>続きを読む
本心だけの、嘘のない世界。それは地獄。内に秘めたまま、白い泡となる。
背景。リズミカルなカット割り、アングル、命のはかなさと建前。
庵野さん、もしかしたらちょっと時間が足りなかったのかもしれませんね>>続きを読む
「君たち」とは誰を指すのか。
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観る前は心配していました。すんごい説教されるんじゃないかと。「お前らの生き方はなっとらん!」と。だとしたら大きなお世話、おせっかいだな、と。私については私で考えま>>続きを読む
若者が若者らしく命を定義していく映画
高校2年生の「咲太」は、自宅で同じ高校の恋人「麻衣」と鍋をつつこうとしていたところ玄関チャイムが鳴り、初恋の相手「翔子」が訪ねてきて、「一緒に暮らそうと」いきな>>続きを読む
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「嘘でしょ?」いやいや、それこっちのセリフで、、
密室に3人で閉じ込められる→いろいろある→脱出する→宇宙人と対決→ほかの人を助けに行く
嘘でしょ?って展開。
逆にどうやったらこういう映画が作れる>>続きを読む
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なんだか変な映画だなと思っていたら、やられたー!
日本の山奥にある研究施設でAIロボット開発をしている「ジョージ」は、事故で死んでしまった妻の魂?を、アーカイブ社の製品·サービスである黒いコンピュー>>続きを読む
ただ、ただ、もったいない映画。
お人好しでめちゃくちゃ明るい「肉子」、男に繰り返し騙されては借金を背負わされてさまよった挙句、田舎の漁港に全く似ていない娘「きくりん」と流れ着いた。
肉子の変わらず>>続きを読む
愛や愛情こそが争いの元なんだろうと思う。
仕事ばかりの夫に愛想をつかせた妻はある日、7歳のひとり息子も連れずに突然一人で家を出た。その後夫は仕事と子育てに翻弄され、1年以上をかけてようやく生活が軌道>>続きを読む
強烈な嫉妬を覚えました。
「ミー坊」は、幼少期から魚が大好きで、学業やその他のことをなおざりにするので周りは心配するが、母親は肯定し続けた。変わり者ならいじめられることもあるかもしれないが、むしろ人>>続きを読む
”生まれ変わってなくてよかったね”と言ってあげたい
シングルマザーの[早織]は、小学生の息子[湊]と夜の雑居ビルが燃えているのを自宅のベランダからふたりで見物していた。湊はポツリと「豚の脳を移植され>>続きを読む
少なくとも地獄の映画。最初から最後まで、ずーーーと引いてました。
ある雨の日、「須藤依子」の旦那は蒸発した。親の自宅介護を終え、息子は遠く九州で就職し、依子は住宅街で一人暮らしとなった。依子はその頃>>続きを読む
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その”最後”とは。あれが二人の最後なのか。
刑事である工藤は危篤の母が待つ病院に車を急がせていたが、そこに「暴力団からの収賄が週刊誌で明るみに出るらしいぞ」と同僚からの電話。動揺した工藤は前方不注意>>続きを読む
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長かった。長いと感じた。
真犯人と実行犯が別にいるパターン、そして実行犯が証拠隠滅のために殺されるのは、ミステリー映画においては詐欺だと思う
わー!!!
「ゼロ=100%であるべきです」どゆこと?
分母ゼロのようなストーリー。ゼロとはなにか。無なのか。
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マンコム社で勤務する一人称が”我々”なエンジニア「コーエン」は、在宅勤務を希望している。な>>続きを読む
突然国際スパイとなってしまったセールスマンは何を「売る」のか
1962年のキューバ危機。アメリカとソ連の核兵器の実用危機を回避しようと、アメリカのCIAとイギリスのMI6は結託し、突然に普通の商売人>>続きを読む
何というか、ごめんなさい。
私が悪いんだと思いたい。
技術者の性(さが)と、複雑な単純性。
Winny(ウィニー)というP2P(ピア・ツー・ピア)タイプファイル共有アプリの開発者である「金子勇」は、2ちゃんねる上でアプリを公開し、2ちゃんねラーから意見>>続きを読む
「お金」と「魂」の交換レートはいかほどか。(私は技術職であり続けたい)
東京第一銀行長原支店はある日100万円の紛失事故を発生させる。疑いをかけられた行員は家計が貧しく、お金に困っていると勘ぐられ、>>続きを読む
タランティーノが作る最後の絶叫シーン、必見。
1968年8月9日の「シャロン・テート殺人事件」をタランティーノがその解釈・オマージュで映画化。
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評論ではなくて感想を残したいと思っているけど>>続きを読む
きっと、あのお金は最初からプレゼントする分だったんだと思う。
世間知らずで他責主義、自己中心的なシングルマザーと暮らす「ボビー」は1960年の夏に11才になった。子供同士の仲良し3人組で誕生日を祝う>>続きを読む
おやすみ。今も。
火星探査を任務として降り立った2機のローバー。その寿命は90ソル(概ね地球時間で3ヶ月)であり、これをまっとうするために作られた。
あれよあれよとその旅は、なんと15年に及ぶことと>>続きを読む
ざっぱーんと洗われて姿をみせる安定的な不安の塊。
「みつ子」はおひとりさまが得意なアラサー会社員。脳内から話しかけてくるもうひとりの架空の自分「A」と会話しながらそれなりに会社で働き、一人暮らしをし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画としてはストレートすぎるサスペンス。ただ背筋は凍る。
二人の子をもつシングルマザーで看護師の「エイミー」は心臓病を患うも、保険に入っていないため働くしかなかった。ICUの夜勤を含む多忙で過酷な勤>>続きを読む
悪気がない人たちの界面不活性映画
婚約を破棄された「華子」は、とても裕福に東京で育ち、周りに急かされるまま焦ってお見合いを繰りしたり。
「美紀」は、田舎で生まれ育ち、東京の名門大学に進学したが、同級>>続きを読む
織物のような静(生)と動のストーリー展開に揺さぶられます。
バスケのインターハイ2回戦。高校生であるそれぞれの選手がその舞台に立つ軌跡が混ざり合い、交差し、収斂された短くも濃厚な1試合。湘北高校vs>>続きを読む
エクストリーム戸締まり。
高校2年生の少女・鈴芽(すずめ)。登校中に見ず知らずのイケメン青年草太(そうた)と坂道ですれ違い、なぜか懐かしく不思議な感覚に包まれる。
その後、次から次へと日本各地で開い>>続きを読む
線「は」、僕を描く。
大学生の「霜介」(そうすけ)は、喧嘩別れしたままの家族を災害で失い、まるで立ち止まってしまった。前も後ろも見ることができずに身動きが取れない。ある日、誘われて参加したイベント設>>続きを読む
過去にも不確定要素があるのではないかと思わせられる。
高校生の「璃子」は研究熱心な若き天才エンジニア「宗一郎」に想い寄せるが子供扱いされるのを恐れ、微妙な関係の日々。
ある日、宗一郎は研究に没頭する>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結果よりも過程が重要
かつてキャンプ仲間だった少女たちは、時を経て大人になった。ある日、思い付きからキャンプ場を作るために再集結するが、トラブルが発生してそのプロジェクトは中断を余儀なくされる。
夢>>続きを読む
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最後まで湧き上がらない高揚感。
第1次世界大戦時の戦友3人(バート、ハロルド、ヴァレリー)は、終戦後にアムステルダムで一緒の時間を過ごし、数々の固い協定を交わした。しかし、楽しい時間は残酷に過ぎ、一>>続きを読む
明るくて、重い映画。
20年来のパートナーであるピアニストのサムと作家のタスカー。タスカーをゆっくり包んでいく認知症。
旅に出た二人は、過去を振り返り、確かめ合い、ユーモアと共に認知症ときっちり向き>>続きを読む
彼女が受けたオファーの対価は。
すべてを賭けるというけども、その「すべて」とは。
ロビイスト(政治家に対して表に裏に働きかける)として剛腕をふるう、どす赤い口紅が印象的な「スローン」。銃規制法案の廃>>続きを読む