しまけいたさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

しまけいた

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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.3

日曜洋画劇場で小学生に見せたかった映画
小ネタの使い方やジョークがイギリス人的
アナザーガールアナザープラネット

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

僕の心の中にある村上春樹成分が蒸発し切ってい梶原一騎成分だけ残ってしまったため乗り切れなかったがラストの演劇シーンには思わず号泣してしまった。あそこのために延々と長い間フリ続けることができるのは才能と>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

ここまで上手だと面白いとか良いとか思わなくなってしまうな。集中しきれなかったのもあるのかも知れんが。
マンハッタンではこういう訳わかんないことを叫んでるやつは死ぬほどいるしマジで最高の街なんだけど、字
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恋の渦(2013年製作の映画)

3.9

面白かったー。途中中だるみして飽きたけど終わる頃にはまだまだ見たくなったしこれでいいんだろう。終わり方もこれでいいんだろう。宅飲みのところは一生観れるわ。
モヒカンの男が脇本雄太にそっくりだった。兄貴
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.8

見た目のいい奴が多すぎるとかは置いといても、元々舞台脚本なだけあって場面の切り替えのために突然リアリティライン越える時あるのが気になりはしたけど面白かった。途中のBGMは完全に切った方がいいと思うけど>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

3.8

どちらにも感情移入させない、客の感情コントロールがうまい。兄弟版テルマとルイーズであり簡単なゼアウィルビーブラッド。ここ数年でいえば保安官のマークとアメリカ南部の景色は日本の田舎の景観より見てるわ。>>続きを読む

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

3.4

これ絶対に映画の色間違ってるよ!全体の色じゃなくて画面の色が!こんな内容でデジタル感丸出しの色はよくないって。やりようあるだろ。
予算的に仕方ないかもだけどセットもセット感すごくてダメだって。
なんつ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

脚本がうますぎる。大胆な構成と何気ないセリフと意味ありげなセリフの回収、なのに言わせすぎない引き算のうまさ。ラストの一言の重さ。どこをとってもうまい。そしてアメリカは大きすぎるし歴史が短すぎる。それで>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.1

全然キレがなくなってるじゃん。想像してたものと違うし、既視感ありすぎる設定と構成で退屈に感じてしまった。色んな皮肉が入ったオチは好きだけど次作あっても見ないだろうな。
映画全体のトーンとハンスジマーの
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

2.4

牛を神聖な生き物としているインドで監督がキリスト教地域出身だからできるメタファー映画なんでしょうね。金でもカーストでもどうとでも取れるし取りやすいし。まあこれ代替えとして食われる水牛なんですけど。
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画としての出来だと前作だけどわかりやすさとシンプルな面白さでいったらこっち。前作からずっとリアリティと巧みな脚本で引っ張ってきたのに後半15分のご都合はゲンナリしてしまったのはあるがそれまでは十分す>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画作るのうますぎるだろ。
最後の晩餐の画角で最後の晩餐させるのやばすぎる。
使い古された善悪の判断をテーマにした映画を演出によってここまでアップデートできるんだな

エリジウム(2013年製作の映画)

3.4

アナハイムのロゴが丸パクリなように色んな影響が見受けられる感じ。それはそういうもんだからいいとして全体的に古き良きアクション映画感がありすぎる脚本構成で第九地区と比べるとどうしても退屈。監督らしい良い>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

2.6

三体を読むために鑑賞。期待して見たんだけど色んな映画のパッチワークに正直見えてしまった。その上登場人物全員バカばっかだから展開もんなわけねーだろってツッコミが増えてしまう。ノーラン以降にマイケルベイ的>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バーホーベンの生まれ変わりなんてなんぼあってもいいですからね。ツッコミどころは多々あれど、前半の勢いのある世界まる見えがずっと続けれたら百万点だった(全然後半もいいところあるしなんなら移行こそがこの映>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

この映画には確実に神が存在している。衣装や美術に至るまで完璧だということは神が介在しているということなのだが、10年ほど前にこの映画を見た時に神が介在していると気づかず退屈な映画だなって思ったような記>>続きを読む

タミー Tammy(2014年製作の映画)

3.0

いまいち乗り切れなかったな。何個か笑ったけど。
ナイアガラの滝をゴールにできるのはずるいなー。

21世紀の資本(2017年製作の映画)

-

よく出来てはいるがこれを見ようとする人達は散々見聞きしてきたことしかないがよく出来ているので教育用もしくは入門用には最適。Nスペの資本主義シリーズってつくづくすごいなって思い知った。和の国の我が国は〜>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

よく出来すぎた脚本。ただ、そのよく出来すぎた脚本のおかげで犠牲になってるものが多い。面白いのはもちろんなんだけども複雑で頭の中で整理しながら見なければいけないのが初見には難しいわ。
小学生の時に見て以
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

2.9

池野めだか級のバカしか出てこないのを85分見させられるのは辛い。マフィアの扱いで言うとチンコデカくしようとして看護師に小馬鹿にされて復讐した組長の方が面白いしな。こんなバカで親切なマフィアは他に吉本新>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.9

いけすかない奴が見るものだと思って一番映画を見なきゃいけない時に見ていなかったことに後悔。おっさんが見てしまうと(自分に重ねてしまうと)ナターシャキンスキーが美しすぎるのと歳の差がありすぎることに??>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.7

見終わった後ジワジワとああ、あのシーンも良かった。あそこも良かったなってなって忘れられ無いものになるアメリカンニューシネマあるある。この終わり方じゃなかったら人生を描いていることにならないから素晴らし>>続きを読む

二重のまち/交代地のうたを編む(2019年製作の映画)

-

で、これが伝承の難しさか。
何を信仰しているのか何の教育を受けてるのかさっぱりわかんねーまま生きてるもんな我々は

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.8

登場人物達が映画が終わった後も幸せでいてくれって思わせることができるってだけでそれはいい映画だってことなんだろう。わかりやすくいい台詞なんて娼婦の台詞くらいなもんだし終始ダメ男とよくできた説明足らずの>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

階段のカメラワークと編集の速さが特に良かった。序盤のカラコレがここまでやるかって思わせるところまで来ていて色んなエクストリーム化がわかる映画だった。技術の進化が進むと邦画はますます勝ち目がなくなってい>>続きを読む

空に聞く(2018年製作の映画)

-

こっちは阿部さんの数珠を何度も見せるようにして日本人の宗教観を描いてるんだな。映像で見せることができる杞憂な日本人監督だと思う。ラストの撮影は素晴らしすぎた。特に自然光の扱いがすごすぎる。
記憶は薄れ
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息の跡(2015年製作の映画)

3.8

教育の地域格差の話のような気もした。
東北の縄文時代から続く柱信仰への発見もありました。伝える気概のある撮影素晴らしかった。
そうか、俺も誰かに話したいのはわかって欲しいなのか。

太陽の塔(2018年製作の映画)

3.7

最近興味があって調べてることとのまとめみたいな内容。大体わかってることの再確認だったけど、曼荼羅の視点はなかったので大変参考になった。終わりの太陽の塔評も本当にその通りだと思うしオリンピックの開閉会式>>続きを読む

タイトロープ〜アウトサイダーという生き方〜(2013年製作の映画)

2.2

人を見せる気がない編集・構成、何見せたかったんだろ。
テーマがなく散漫になりすぎている。何を見せようと決めて撮っていたんだろう。

王になろうとした男(1975年製作の映画)

4.0

おもしれー
フリーメーソン大好きっ子として補足しておくと、カフィリスタンはアレクサンダー大王の支配地域だったってことですね。だからギリシャ建築風の建物だし、丘の上に要塞が建てられている。そしてフリーメ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.9

メタファーや引用など海外でよく見る類の現代アートのそれすぎる。光の使い方や食事の見せ方もまさにそれ。手遅れになる前にこういう芸術の啓蒙を正しくするべきだってもう手遅れかー東京オリンピックの開会式見た後>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

気持ちはわかるがラストの方見せすぎ。
冷静にあーここはいい見せ方だなーとかまず考えてしまう時点で最早こういうホラー向いてないわ。一番なるほどなって思ったのが壁にSEXってスプレーで書きたくなるのは世界
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ブルーノ(2009年製作の映画)

3.7

ラストのbad cover versionと地球儀とストレートデイブの田舎者イジリクソ笑った。東京オリンピックにモヤモヤ感じてる奴らみんなこれを見よう