かくわさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

かくわ

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ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

M.ナイトシャマラン 脚本監督作品。

シャマラン監督が描く、パニックスリラー映画。
可もなく不可もなくといったところ。

ただ、冒頭からの一貫した不気味な雰囲気は好き。
後半は、どう締めるのかを考え
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.5

保育園に預けた娘がいなくなった。

アパートの大家や、保育園に先生、突然辞めた職員。
怪しい人物は多いが、全く手がかりがない。
そんな中、警察はこう考える。
「娘は実在するのだろうか?」

最近この手
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サイレント・ランニング(1972年製作の映画)

3.0

地球から緑が無くなった未来。
宇宙のドーム基地で草花を育て、再び地球に緑を蘇らせる計画が中止になりーーー


人とロボットとの交流を描く。
ロボットが植物を育てる未来、あながち間違いではないのかもしれ
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オースティン・パワーズ:デラックス(1999年製作の映画)

3.0

愛すべきパロディ映画

10年くらい前に見たことあるが、たまたまAmazonビデオで見つけ鑑賞。

どこかで見たことあるキャラクターやセット。
どこかで聞いたことがあるセリフ。

全体的に下品なんだけ
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男性の好きなスポーツ(1964年製作の映画)

3.5

釣りの競技会を舞台としたドタバタラブコメ。

釣りの経験が無いにも関わらず釣りの本を出版し、釣りの競技会に参加させられてしまう。

2人の女に掻き回されつつも、釣りの練習をするが、熊にはスクーターを取
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.0

音楽と狂気、独創的な言い回し(字幕)に思わず引き込まれる。

ドラッグや犯罪に躊躇なく手を染め、快感すら感じるアレックスと仲間たち。
自己中心的な言動により、仲間からも見放され、ついに逮捕される。
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

親子とは?

“親子“とは血の繋がりだけではないんだなぁと。
あってはいけないんだろうけと、昔はあったらしい。

一流企業に勤めレクサスに乗る一方、相手は町の電気屋で軽自動車に乗る。
初めは見下してい
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

人生は筋書きのない悲劇

ハリウッド版『ミッドナイト・イン・パリ』
踊らない『ラ・ラ・ランド』

2人の女性と1人の男の物語を通して、人生における悲劇、喜劇が皮肉も交え描かれていて、まさにウディ・アレ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

火星でのサバイバル劇

ストーリーとしては、大きく2つ。
サバイバル編
救出編

結論が分かっているので、過程を描く「サバイバル編」が面白いし、話のピーク。
(少々長いしね)

植物学、科学を駆使した
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

「(人々が)私を選んだのだ。
選んだ者たちは普通の人間だ。」
「どうする?選挙を禁止するか?」

政治ネタは好きじゃないけど、奇しくも共謀罪が決まった直後に鑑賞。
初めは“ヒトラー芸人“によるコメディ
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.0

「宗教には欠点がある。なぜなら人間にも欠点があるから」

ダヴィンチ・コードの続編。

宗教絡みの話は相変わらず分からないけど、展開としては本作の方が分かりやすい。

2017年55本目

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

ひたすらクスリを打ち続ける薬物中毒者の物語。

これが日本の俳優だとリアルすぎて「薬物こえー」ってなるんだけどこれが外国人だと逆に娯楽として観ていられる(笑

クレジット見るまで気がつかなかったんだけ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

町一番の殺し屋と、家族を殺された少女の物語。

弟の復讐のために、殺しを教えてもらうマチルダ。
読み書きを教えてもらうレオン。

初めは厄介扱いだったマチルダと接していくにつれ、少しずつ心を許していく
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

SNS × 料理 × 親子ロードムービー

Twitterの炎上により職を失ったシェフが、屋台トラックを始める。

Twitterをはじめネット社会の現代が一つのテーマでもある。

ネット炎上に加え、
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

「ネットは真実を暴く」
「ネットは冤罪を作る」

上映された2014年というと、
ニュース番組にTwitterの投稿が使われたりと、Twitterがある種のメディアとして定着してきたくらい?

ある殺
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超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)

3.5

「3週間で9階組み立てろ」

天気や事故、妨害と戦いながら、鉄骨に泣き、鉄骨に笑う男たちの物語。
原題どおり、STEAL(鉄骨)がある意味主人公。

単にビルを作るだけでなく、その背景や、経過などが描
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

「うまーくいーく」

約3時間あり敬遠していたが、時間を感じさせなかった。

大人数で歌ったり、(日本人の感覚では)時代錯誤も感じる効果音など、ザ・インド映画という感じw

大学には嫌味な奴や教授もい
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

少年・青年・成人期と3編構成となり、それぞれを象徴する名前がついている。

全編通して“静“。
だけれども一つ一つは“動“。

1.リトル編
シャロンは“リトル“と呼ばれいじめられていたが、フアンとい
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

ある一定のキャリアを積んだ女性が、男尊女卑の母国イタリアへ戻り、ある挑戦をする。

畳み掛けるようなオープニングで一気に世界観に引き込まれる。

終始テンポが良く、テレビ会議のシーンは声を出して笑って
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

解離性同一性障害(DID)、いわゆる多重人格の男と、3人の女のスリラー劇。

「シックスセンス」以降“どんでん返し”を期待され続ける不遇の監督M.ナイト・シャマラン脚本監督作品。

これは「シャマラン
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

家を売ろうとする老夫婦。
一方外ではテロ事件。家の中ではペットの犬が病気。

それぞれが平行で動き、随所で2人の馴れ初めをはじめ回想シーンが随所に差し込まれる。

それらが一つ一つ解決したことで2人は
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しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

3.5

自動車教習を舞台に、家庭環境に悩みを抱えている指導員と、生徒が心を通わせ、それぞれの悩みや課題を解決していく。

運転は性格が出るというが、それを教習という設定の中で表現されている。
だからこそ、「し
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.7

ある種の密室サスペンス。

電話ボックスを舞台に繰り広げられる、得体の知れない犯人との交渉劇。
1時間半にまとめている(ある意味これが限界だし、不用意に長延ばししていないとも言える)為、見やすい。
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人生タクシー(2015年製作の映画)

4.0

映画を撮ることを禁止された映画監督が、タクシー運転手に扮してタクシーにカメラを取り付け作った映画。
酔うかと思うくらいのカメラワークがリアル。

現実と虚構(仕込み)の境、そもそも仕込みがあるのかどう
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.0

幻の傑作と呼ばれているということで鑑賞。

思春期を迎えた中学生と、それらをとりまく環境でもがく様子が描かれている。

実際に起きた事件から着想を得た本作品。
4時間ある映画だか、その4時間かけてタイ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.3

翼竜たちが放たれた時のこの世の終わり感ハンパない。

他の方のレビューみると、ジュラシックパークのオマージュあり?
子供の頃見たことあるんだけど、内容はあまり覚えておらずまた観たい。

2017年39
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スラム出身の黒人と、障害を持った白人の富豪。
生まれも育ちも全く異なる2人の友情を描いた作品。

環境が違うからこそお互いを受け入れ、必要する友情を超えた友情が伝わってくる。

特記すべきは、この手の
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.5

“上の句“のラストで告げられたある言葉から物語がスタート。

上の句もそうなんだけど、途中部員内でいざこざがあるわけなんだけど、必要以上に引っ搔き回さなく、緩急がはっきりしてる。

今作のみどころは、
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.7

漫画原作の競技かるた青春映画。

競技かるたというものは名前しか知らなかったけど、“素振り“があることに驚き。

ルールは知らなくても、雰囲気は分かったし、ラストも(展開は読めるんだけど)なかなか熱い
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.0

クソガキ4人と良い子と変人の工場冒険記。

もう10年以上前の作品なのか。

工場の中の植物なんかはまさにティム・バートンといったところ。

出番は少ないのに、クリストファー・リーの存在感。

201
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

風来坊がある美女と出会い不倫関係に、、、
だかその不倫がなかなか上手くいかない(笑)

ストーリーは大きく3つに分かれるかな。

①コーラと出会い、結託し旦那の殺害を計画・実行。

②起訴され検事に翻
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バック・イン・タイム(2015年製作の映画)

4.0

BTTFのドキュメンタリー映画。
当時のキャストが当時を振り返りながら語る。

スターウォーズもだけど何十年も見続けられる作品は、スタッフはもちろんファンの力がすごいなぁと。

映画のシンボルともなっ
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.0

なかなかハード(グロい)描写が、ミュージカルによって打ち消されている。

食ったり焼いたりやりたい放題なのに、そんなに嫌な感じがしないのはジョニーデップの演技ならではということか。

過去の記録

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日本でも有名なある企業を相手取った営業マンの告発ドキュメンタリー映画。

ドキュメンタリー映画は、関係者へのインタビューしかないようなものもあり、説明口調になりすぎるとつまらなくなるパターン。

その
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高台家の人々(2016年製作の映画)

3.0

朝ドラ好きにはたまらないキャスト陣。

綾瀬はるかの妄想シーンがかわいい。
もし自分が他人の心が読めたら、、
とても耐えられないなぁ。

2017年31本目

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

不甲斐ない今の自分を、ダメな母親と父親のせいにしてた中年男性が、ある日突然過去へ行き、その母親と父親に会う。

そこで知るある真実。

母親ってすごいなぁと。

2017年30本目