ERさんの映画レビュー・感想・評価

ER

ER

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 サンドマンとシンビオートと敵キャラが魅力的だった。サンドマンの能力がとにかく強い。

 主人公については、シンビオートが寄生した時が酷い。もともと自己中心的な部分が目立つ人物だったけれど、クズさが「
>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 多くの人が目撃してることについて、事実と異なることをマスコミが無茶苦茶に報じても問題にならないのが、時代だなぁと感じた。(今だったらスパイダーマンが活躍してる動画とか、めちゃくちゃネットに上がりそう>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ピーター・パーカーって名前聞いたことあったけど、スパイダーマンの主人公だったんだ!! ベンおじさんのセリフ、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」が好き。

 初代スパイダーマン(サム・ライミ版)と
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 雨穴さん「変な家」が脳裏をよぎる。
 あるマンションで起こった怪事件の原因を調べていたら、もっと規模の大きい事件に巻き込まれていく構成。ホラーというよりミステリーを楽しむみたい。真意が不明な怪異に対
>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 マイクロフト・ホームズがポップでおとぼけキャラなのが面白かった。なんだかんだシャーロック・ホームズと宿敵モリアーティ教授の対決は熱い。

 アイリーン・アドラーは果たしてお亡くなりになったのか……?
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 序盤は「おばあさんが7人だから、白雪姫モチーフで眞人が守られる側から守る側に変わっていくのかな……?」「お父さんの工場は鵜沼だし、川崎重工業なのかな?お父さんは眞人のことを分かってるようで分かってな>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 コンクラーベ、ベルリーニ、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会など、世界史で学んだ単語がたくさん出てきて懐かしい気持ちになった。

 また、昔イタリアに行った時に訪れたサンタンジェロ城がフリー
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 キャラクターとかステージとか、ゲームの世界観が映画で描かれていて良かった。特にBGMが聞き覚えのある曲がたくさん出てきてテンション上がる。ジャングル王国からの帰り道、マリオカートのレインボーロードを>>続きを読む

VR職場(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 ニートの就労支援のためにホワイトな職場を体験できるゲーム「VR職場」で、パワハラを行うバクが発生する。そのバグに対して、「VR職場」を開発しているブラック企業のシステムエンジニアが悪戦苦闘する。
 
>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 聖書に記載の聖杯をめぐり、歴史への深掘りがされていく。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に描かれているヨハネが、マグダラのマリアだった説が特に面白かった。ルーブル美術館とかウェストミンスター寺院とか、ヨー>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 僕はスパイダーマンに人生で関わったことがなく、スパイダーマンの映画を観るのも本作が初めてだった。めちゃくちゃ面白かった!!!

 いろんな世界線のスパイダーマンが出てくるのがお祭り感あって好き。イン
>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 めっちゃホラゲ実況を観てる気分になる。
 2chのスレ「きさらぎ駅」について、もともとのスレッドに記載の無い部分、そして読者が「きさらぎ駅」に行ったifの世界も描かれていて、スレッドで完結することな
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 芥川龍之介「薮の名」のように、価値観・立場によって見え方は違う。それは当たり前なことだけど、自分の価値観・立場から相手のことを推察することは難しい。社会生活を送る上で相手の立場を考えることの難しさを>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 岸辺露伴がルーブル美術館にいる……!!!
 ドラマ版と同じ高橋一生演じる岸辺露伴が、そのままの状態で映画の中にいた。アポロンの間を闊歩する岸辺露伴、モナリザの前で不敵に佇む岸辺露伴、ルーブル美術館と
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 岸井ゆきのが終盤に言った「あなたのことは嫌い、だけどありがとう」って言葉に人間関係のいろんな想いが詰まっていて、凄く好き。

 劇中の岸井ゆきのは、とにかく性悪で高飛車だけれど、自分だけの力ではなに
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 どうしようもない怪異に、太刀打ちのしようがなく人間が滅ぼされていくのがホラー映画の定番だし、大いなるあり得ないものに対して人間は無力なケースが多いと思っていた。

 一方で、この映画ではどうしようも
>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 めっちゃ面白かった〜〜〜!!
 キザでミステリアスな探偵ってイメージが強いけれど、この映画のシャーロック・ホームズはそのイメージとは全然違う。

 ピストルの試し撃ちを余裕で家でやるし、他人のペット
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 富山県が舞台で、8番ラーメンとか雪が積もった山々とか、富山らしい光景がたくさん出てきてちょっとテンション上がった。

 小説家の津田が自身が経験したことをもとに、脚色や推測しながら事件の全貌を解き明
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 もっとサスペンス性が強いものをイメージしていたけれど、思ったより残虐な感じではなかった。

 正直キャシーについて、結果としてなにがしたいのかよく分からない場面も多かった。過去に囚われたその場凌ぎの
>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 上質でダークな「パコと魔法の絵本」を観ているようだった。スペイン内乱、母親の再婚相手が独裁政権の大尉、どこに行くことも自由にできない閉鎖的な空間、要素が全て不穏……。

 出てくるクリーチャーのイン
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 仕事ができる人、仕事を第一だと思っている勝ち組ビジネスマンで、リッチーみたいに妻を精神的に束縛してる人は一定数いそう。

 こうはなりたくないと思うけれど、相手に自分の考えを押し付けるだけ押し付けて
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 國村準が不気味すぎる……。
 日本人とムミョンのどっちが黒幕なのか、ラストシーン分からなくてハラハラした。疑心暗鬼のパニック状態になった人がたくさんいる村社会、とにかく嫌やな……。

 ホラーでおど
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

 仮面ライダーについてあまり愛着が無いせいもあるかもしれないけれど、ストーリーに対してほとんど感情が動かなかった。全くの無のまま淡々とストーリーが展開されていく。

 なんでここまで感情が動かないんだ
>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

 世界が滅んだ後、見ず知らずの人物と共に閉鎖空間に閉じ込められる系B級ホラー。自分の命を他人が握っている状態で、これからいつまで続くか分からないような生活が続いていくの怖すぎる。モンスターも人も結局ど>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 全くスポーツ系アニメを観た経験が無い自分が見ても分かるくらい、試合のラストシーンがとにかく熱かった。

 沈黙の使い方がうますぎる。スリーポイント決まるか決まらないか、逆転できるかどうか、緊張と緩和
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「北米版映画クレヨンしんちゃんなのか!?」と思えるような序盤から、マクロな視点でさまざまなマルチバースを描いていき、最終的にミクロな家族の視点に帰着していく。序盤のはちゃめちゃ展開からは想像できないく>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 ムキムキ羊人間の登場シーンはビックリする。子供の羊人間が出てるし、伏線も多々あったけれど、終盤にムキムキ羊人間がいきなり出てきたからなかなかパンチがあった。

 子供を亡くした悲しみから、子供の代わ
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ONE PIECEの映画を観たのはおよそ10年以上ぶり。高校時代に「Z」を映画館で観て以来になる。

 もっと感動を押し付けてくるストーリーなのかなと思っていたけれど、ウタが自分の人生について悩んで葛
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「生きることは選択の連続」であり、選択しないことで人生は構成されていく。フロクロの「ただ選択があった」のように、絶えず選択しなくてはいけない人生訓が、映画の編集という仕事を通して描写されていた。

 
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 登場人物たちの思考がずっと極端!!!
 お母さんヒス構文のような、「なんでそっちの方向にいくんや……」ってシーンが多々ある。登場人物の言動が不一致な部分が多くて、最初から最後まで展開が精神的にしんど
>>続きを読む

ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 ポケモン映画中学校以来に観たかも。
 ギガギガフンフンガガガガ、飛べない不遇なグラードンが出てきてめっちゃ笑った。いましめられしフーパ純粋でめっちゃかわいい。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 何気ない日常を過ごしていた人々が、突然危機に陥ってしまい、己の持てる力全てを出し切って苦心していく。

 原子炉のバルブを操作する人も、その指示をする人も、当たり前だけれど自分と同じ日常を過ごしてい
>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 絶対的ラスボス感を放ったまま登場したルシファーが、ちょっと子悪党感出していくのが好き。絶対的にしたらやばいやつ。

 コンスタンティンの発言が渋い上に厨二心をくすぐるから良い。「新約聖書のコリント書
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 プレゼンの場面めっちゃすこ。「やけた」で大爆笑した。

 修羅場な1週間をずっと繰り返している絶望的な状況でも、お互いに支え合って状況を打開しようと努力する(しかも努力の内容が結構バカバカしい)様子
>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 母親が自分のことしか考えてなくて最悪すぎた。そして育てられている娘が車椅子でしか行動できない、生活の大半を母親が管理しているのがまた最悪。そういうホラゲーみたい。「こんなんどう逃げ出せばええんや……>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 小さい頃に観て、リスとかブルーベリーガムとか、うっすらとトラウマになっていた。
 
 数十年ぶりにガッツリと最初から最後まで観ると、色合いとか音楽とかめっちゃティム・バートンだな〜〜〜となった。
>>続きを読む

>|