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はじめてドラゴンボールの映画観たかもしれない。小さい頃の悟空とブロリーと、悟空の母親のギネめちゃくちゃ好き。
ベジータ王とパラガスの確執、それを利用するフリーザのそれぞれの立ち位置が絶妙なバラン>>続きを読む
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老人の状態で生まれ、だんだん若返りながら生きていく。この大筋のストーリーの中に、個人個人の人生の過ごし方や、考え方、価値観などが濃縮されて描かれていた。
人生の比喩のような発言や、アイテムが多く>>続きを読む
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戦争における集団意識と個人意識との差にやるせなさを感じていた。戦争と切り分けられないであろうこのテーマについて、戦争を経験した世代はどのような思いを抱いているのか、気になって視聴した。
原作はロ>>続きを読む
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ポスターのヴィジュアルを見て、ホラーやスリラーな映画なのかと想像していたけれど、「ファンタスティック・ビースト」に比肩するほどのファンタジー映画だった。
本作は虫を逃すシーンから始まり、虫を赤ん>>続きを読む
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カルト的な村社会に入り込んでいき、そこで不思議体験をしていく「不思議な国のアリス」と構造としては近いのかもしれない。
この映画の最も怖いところは、善悪の分別が自分ではなく村側にあり、全て村側の価>>続きを読む
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村上春樹は自ら書き上げた小説に対し、ビートルズの曲をタイトルにつけることがある。
1987年に発行された代表作「ノルウェイの森」、短編小説集「女のいない男たち」に収録されている「イエスタデイ」(>>続きを読む
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「導入+オムニバスの短編4本+追悼記事」という、実際の雑誌のような形式で構成されたウェス・アンダーソン監督の新境地。
前作「犬ヶ島」も元々は本作のうちの1短編として考えられていたものだったらしい。>>続きを読む
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幸せになりたいと思っていても、なかなか上手くいかなかったり。初見で最悪な人と思っていても、実際は優しい人だったり。
そういう人生における普遍的なすれ違いについて、16世紀のイギリスという、身分の>>続きを読む
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ストーリーの勢い、ダイナミックな音楽、過去と未来を行き来するストーリー性、全要素がワクワクに繋がっていくのが凄い。
個人的には公式の熱いジュール・ヴェルヌ推しが印象に残った。
序盤からドクが>>続きを読む
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「本当に誰も知らないのか?知らないふりをしているだけではないか?」
実際の事件である巣鴨子供置き去り事件をもとに作られたこの映画のタイトルについて、是枝監督は上記のように語っている。
出演者>>続きを読む
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私たちは時として、過去の時代や出来事に思いを馳せることがある。1980年代や1990年代、もしくは自分の学生時代など、「あの瞬間に行ってみたい」と思うことがある。
しかしながら、過去を美化しすぎ>>続きを読む
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第一次世界大戦前後の時間軸を舞台に、イギリスのスパイ機関「キングスマン」の設立を描いた、スターウォーズでいうエピソード4みたいな立ち位置の映画。終わり方的にスターウォーズのエピソード5みたいな作品が>>続きを読む
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中盤で素子がバトーに投げかけるセリフが好き。
「人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには、驚くほど多くのものが必要なのよ。
他人を隔てるための顔りそれと意識>>続きを読む
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インド版「クイズ$ミリオネア」である「Who Wants to Be a Millionaire?」のシーンがあるため、「これは実話を元にした話なのだろうか」と思いながら観ていた。
実際はインド>>続きを読む
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アメリカで実際に起こった連続殺人事件「ゾディアック事件」について、デヴィッド・フィンチャー監督によって製作された映画。
今作について、「セブン」「ファイト・クラブ」など他の著名なデヴィッド・フィ>>続きを読む
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言わずと知れたワンカット映画。
実際は全編ワンカットで撮影されたわけではなく、シーン毎にワンカットで撮影されているらしい。そうだとしてもシーンが途切れることなく、常に継続しているようだった。体感ず>>続きを読む
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住んでいる家、男性中心的な社会、生きる上で必要な行動や思考……これらの束縛を主人公の1人である秀子(キム・ミニ)は強要され続けていた。
そんな最悪な状況にいる秀子だったけれども、スッキ(キム・テリ>>続きを読む
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大切な人を亡くした時、残された人々はどうその死を克服していくのか。人が生きている以上避けられない永遠のテーマを、神戸で彼氏を亡くした渡辺博子(中山美穂)、そして小樽で父を亡くした藤井樹(こちらも中山>>続きを読む
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この結末を迎えてくれて良かった〜〜!!!実際にアメリカで起きたような黒人射殺事件みたいなラストで終わっていたら、とても報われなかった……本当にこの終わり方で良かった……
途中での白人至上主義のヒトラ>>続きを読む
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伊藤弘了さんの本を読んで、黒澤・溝口・小津・成瀬の「日本映画の4大巨匠」の映画を観たことがなかったなと興味を持ち、小津監督の代表作である「東京物語」に興味を持った。
「ストウリイそのものより、も>>続きを読む
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湯浅監督じゃなければ絶対に自分から観なかったであろう映画。
常に自分のペースで話し続ける女性主人公とその彼氏、露骨すぎるGenerationsとの提携、メイン登場人物たちの声の棒読みの酷さ、キャ>>続きを読む
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第8作「ICE BREAK」から2年後のホブスとデッカード・ショウを描いたワイルド・スピード・シリーズのスピンオフ作品。
ホブスとデッカード・ショウ周辺でもドミニク・トレット同様にファミリーが形成さ>>続きを読む
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シリーズ9のアイスブレイクの続編。
やってることが相変わらずむちゃくちゃで、今作では宇宙が絡んできたり、プラスとかマイナス関係なく「とにかく磁力が凄い」シーンがあったり、「理論的にそれどうなんだ…>>続きを読む
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16世紀から17世紀にかけて、欧米では魔女であると疑いをかけられた人物に対して魔女狩りが行われた。1692年に生じたニューイングランドではセイラム魔女裁判はその際たる例。この魔女裁判をテーマにして、>>続きを読む
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想像していたよりも怖い映画だった。
家族も仕事も思うように上手くいかない、学生時代になりたい自分になれていないと陰鬱としている中年の高校生教諭のマーティンが、「血中のアルコール濃度が0.05%のと>>続きを読む
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メインの映像は警察のコールセンターで、音声から入ってくる情報をもとにストーリーが進んでいく。この構成だけでかなり凄いことをやってると思うし、先の展開を想像しながら観れて楽しかった。
ずっと同じ場所の>>続きを読む
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はっぴぃえんどの「風をあつめて」と同じくらいに、world's end girlfriendの楽曲の印象も強く残った。
こっちがたまらなくなってしまうくらい、若さを起因とした「痛み」が存分に描かれて>>続きを読む
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「ライトハウス」のロバート・エガース監督の長編初監督作品。「ライトハウス」の全てが不穏でおどろおどろしい様相に惹かれ、他の作品も観たくなってしまった。
家族に異変が起きて、母親やトマシンの狂って>>続きを読む
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ある山奥の村がマヤ文明の王国によって滅ぼされ、その後捕虜になり生贄にされるはずだった青年が逃走していく様を描いたメル・ギブソン監督の映画。
1つの村が滅ぼされてその村人が捕虜にされていくにあたい>>続きを読む
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この映画実話をもとにしている映画なんですね……。ラストになるまで実話と気付かなくて、それくらい「え、そうなるんか」って部分が多く波乱の多い物語だった。
今まで信頼していた人たちが幻覚だったって判明す>>続きを読む
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とんでもない映画でしたね……
1人の幽霊が生まれて死ぬまでが描かれているけれど、幽霊が言葉を発言することはなく、ただ一切の事象が流れていく。
その中で幽霊は誰にも認識されることなく、そんな状況で幽>>続きを読む
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アルフレッド・ヒッチコックの記憶喪失をテーマにしたフィルム・ノワール。
サルバドール・ダリが関わっている、中盤でJBが観る夢がエキセントリック。カーテンに描かれてる大きな眼が印象的だった。
夢の内>>続きを読む
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不穏。導入からずっと不穏。
孤島に灯台守の男2人、海に響く機械音、古典映画のような白黒映像と1:1のアスペクト比、全ての要素が不穏すぎて、常に何かが起こりそうな空気でヒリついていた。
登場人物ほぼ2>>続きを読む
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「透明人間になったらどうする?」という問いに対し、「自分を振った相手が苦しみ続けるように徹底的にストーキングしていく」と答えている、“本当に怖いのは人間”系譜を辿るスリラー。
透明人間によって不特定>>続きを読む
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メタホラー映画の快作。
ストーリーが二層構造になっていて、ホラー映画の登場人物と作り手が画策していく展開が面白かった。
改めてホラー映画のキャラクター達がどれだけ魅力的で驚異的なのかを実感することが>>続きを読む