ERさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

JSA(2000年製作の映画)

3.6

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韓国で社会現象になったクライム映画。共同警備区域(JSA)を舞台に、韓国と北朝鮮の兵士の間に起こった悲劇を描いている。

ソン・ガンホやイ・ビョンホンをはじめ、事件に特に関わる4人のキャストがハマり役
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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

3.8

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劇場版クレヨンしんちゃん5作目。登場キャラ全員が濃い。敵も味方も一癖も二癖もあるけれどしつこすぎることはなく、それぞれのポリシーや生き様のような部分も垣間見れてしっかりキャラ立ちしていた。ストーリーに>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

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映画の作り方が非常に巧み。特に事故の再現映像の使い方が絶妙。

機長の判断が本当に正しいものなのか最初に疑惑を呈して、そこから管制室や救出隊の当時の再現に移るも機長の判断への疑惑は晴れず、一体どうなる
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.7

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「EURO MISSION」あたりからアクションの派手さが超弩級になってるけれど、今回も相当ド派手だった。氷と潜水艦の使い方が豪華で笑っちゃう。

ドムが裏切ってその原因をファミリーが追っていくってい
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.4

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実話なのが凄い。
Google Earthで探す内容がメインなのかと思っていたら、どうやって家族と離れたのかとか養子先での暮らしとかを入念に描いていた。主人公の葛藤に相当尺を割いてる。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.9

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面白かったけれど胸くそーーー!!!!
主人公にここまで共感できない映画は初めてかもしれない。とにかく「執念」がすごくて、周囲の人に対する恩とか仁義とかが無くてひたすら自己中心的。ひたすら嫌な奴すぎる。
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セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅(2013年製作の映画)

3.5

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ゆるーく観れた。男2人が山で仕事しながらお互いに親交を深めていく映画。ランスにマウントした後に、いざ喧嘩しようってなったら一目散に逃げるアルヴィンが茶目っ気あって面白かった。主な登場人物は4人だけで、>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年製作の映画)

3.5

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「アクション仮面VSハイレグ魔王」に次ぐ、クレヨンしんちゃんシリーズ2作目。一貫して原作の臼井先生の漫画っぽい雰囲気に包まれていた。ひろしとみさえが普通に喧嘩したりいちゃついてたのが印象的、最近のクレ>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

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著名な俳優が大勢出演されていたけれど、1人1人のキャラの掘り下げが薄く、キャストの無駄遣いが凄まじかった。

あとキャストが豪華になる分、それ以外の名もなきエキストラの棒読み感というか台詞を言わされて
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.0

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「なんでカー・アクションの映画なのにスカイ・ミッションなんだ……?」と思いながら観始めたけれど、観終わるとスカイ・ミッション以上に相応しいタイトルが思いつかなかった。

車が空を飛ぶしビルとビルの間を
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.4

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ストーリーがゲームのシナリオみたいだなと思って観ていたけれど、観た後調べたら本当に原作がゲームだった映画。

CGが多用されていて、ホラー要素はそこまで高くないように思えた。

セブン(1995年製作の映画)

4.0

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犯人が非常に胸くそ。ここまでサイコパスな犯人もなかなかいない。殺人シーンも1つ1つエグく、このセットを作った美術さんに感心する。

この映画のブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの警察コンビが、「相
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

2.8

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思ってたのと違ったなぁ……
原作の「とんかつDJアゲ太郎」が好きで観たけど、実写映画は原作を大きく改編されていた。

私はこの映画を観る前は、アゲ太郎が自らの努力と周囲の助けにより、コメディ要素を交え
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.1

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長澤まさみに高橋一生、吉田鋼太郎とキャストがとにかく豪華だった。ストーリーはともかく、マル眼鏡で気怠い感じの高橋一生を観れたのは良かった。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.2

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「3人で過ごした部屋の匂いや街の匂いを思い出そうとした。でも思い出すことができないままだった。」という静雄のモノローグが、自分のことのように思えて刺さった。将来とか悩みとか直視しないで、ただ現状を楽し>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.6

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オードリー・ヘップバーンが美しすぎるラブロマンスの金字塔。昔イタリアに行ったことがあって、コロッセオとかサンタンジェロ城とか様々な名所が出てきて懐かしかった。

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.8

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グロ耐性があまり無いせいか、もう2度と観ようとは思えないほど精神的にしんどい映画だった。ジョナのシーンとかめちゃくちゃトラウマ。アレハンドロのことを何回も嫌いになる。助かった後のジャスティンの発言など>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

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週刊少年ジャンプで原作を毎週読んでた身としては、映画館で「鬼滅の刃」を観れるのがなんとも感慨深かった。やはり絵がキレイ。ストーリーとしては良くも悪くも原作に忠実。これが日本で1番売れた映画になるのかと>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

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世紀末という設定だったこともあって、北斗の拳のようなヒャッハーしている集団が出てくる。ひたすらアクションの連続で、ずっと盛り上がっている。めちゃくちゃ勢いがあってエネルギッシュだった。

メメント(2000年製作の映画)

4.5

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 10分しか続けて覚えられない男の記憶世界を表現するためか、短い映像を少しずつ繋げていって、時系列を逆向きに映出する手法が巧み。人物の相関や正体が逆行した過去の映像で明らかになっていく様が面白く、まる>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

4.3

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小学生の頃に観て、久しぶりにアマプラで鑑賞。今も昔も、ラストシーンからエンディングまでの流れがめちゃくちゃ好きなのは変わってなかった。つばきちゃんがひたすらに最高。ヒロイン力が圧倒的に高い。

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005年製作の映画)

2.7

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いきなりギター侍が怪獣として現れて、石川五右衛門風にビルを切り倒すシーンは意味がわからなすぎてめちゃくちゃ笑った。

セールスマン(2016年製作の映画)

3.3

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 第85回アカデミー賞外国語映画賞のイラン映画。暴力と復讐をもとに、憎しみや恐怖にどう対処するのか、主人公夫妻の苦しみが描かれていた。
 警察に連絡すればいいのにと思ったが、映画を見た後に調べてみると
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.5

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もうすぐ「ナイル殺人事件」が公開されるし、アガサ・クリスティが原作の映画を観たくなって鑑賞。典型的なクローズド・サークルで、金田一少年とか名探偵コナンとかを連想する部分もあった。

アス(2019年製作の映画)

4.1

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終始なにかが起こりそうな不気味な雰囲気で満ちていた。OPでやたらたくさんウサギがいるシーンとか、デザードの家族が家の前で手を繋いで立っているシーンとか、じわじわと忍び寄ってくる怖さに引き込まれてしまっ>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

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「ケビン・コスナーじゃん、エアーウルフだね。」の大泉洋の発言のイメージが強いトップ・ガン。航空アクションが好きな人は好きかも。

大脱出(2013年製作の映画)

3.5

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シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーという強すぎる2人がメイン。刑務所の秘密を知らない状態で観たから、「そんなところに抜け出そうとしてるの!?」と衝撃的だった。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.1

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 グザヴィエ・ドラン監督のデビュー作。母親だったり同性愛の恋人だったり愛と憎しみがテーマ。アスベスト比を狭くしたり母親役がアンヌ・ドルヴァルだったり、「Mommy」とリンクする部分が要所要所に存在して>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.2

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映像作家ティエリーが、ストリートミュージシャン「ミスター・ブレインウォッシュ(MBW)」になるまでを描いたバンクシーによる監督作品。エンドロールがなかなかにシニカルで、複雑な気分になる。BMWはめちゃ>>続きを読む

名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の2日間(2014年製作の映画)

3.7

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コンドウじゃなくてコナンくんが銭湯で転んでるの笑う。「鍵泥棒のメソッド」のメイン登場人物の3人が出てきて、コナンくんたちと絡んでいく様が良い、コラボ独自のお祭り感がある。灰原の活躍が多くて、めちゃくち>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.8

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 フランチャイズ契約の宅配業者で働く主人公とその家族についての映画。主人公は真面目に働いているのに、働けば働くほど借金が増えていくという、ゼロ時間契約の不条理さがストレートに描かれていた。

 序盤で
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.7

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 すごい映画を観た……。
 社会福祉の不可思議な部分や足掻いても足掻いても抜け出せない貧困など、現実で実際に生じている問題について、「本当にこれでいいのか?」と主人公界隈を通して考えさせられる内容だっ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

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 なかなかに難解な映画だったけれど、面白かった。エントロピーとかタイムパラドクスとか、頭を使いながら観ていた。思ったよりもスパイ・アクション映画。

 時間逆行の映像演出が、3次元を超えている。伏線も
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.1

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軽い気持ちで観始めたけれど、めちゃくちゃ面白かった。NHKでやってた「フルハウス」にミュージカル要素と勢いを足したような雰囲気。映画としてのテーマも登場人物の生き様もハッキリ明快で、観ていて清々しかっ>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.5

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視覚障害者用の音声ガイド製作者を主人公に据えてるからか、「顔」と「足元」が意識的に撮られているような印象を受けた。特に表情に関しては、動きとか変化が重点的に捉えられていて面白い。終盤の方で流れた音声、>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

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伏線が非常に丁寧に貼られたSF映画。ラザロ自体がクーパーの行く末を暗示していたの観終わってから気付いた。

TARSとCASEがいつ人類を裏切るのか冷や冷やしていたけれど、「2001年宇宙の旅」みたい
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