gnkさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

レオナルド・ディカプリオが天文学者として主演、地球に落ちてくる彗星に警告を鳴らすが空回りする中でアメリカや現代社会をコメディタッチで描く

示唆に富んだ思い作品だった

ダフト・パンク エレクトロマ(2006年製作の映画)

3.0

人間を夢見る2人のロボットが旅をする作品 ダフトパンクのレトロでオカルトっぽいカッコ良い映像とシュールさが混じってて良い

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

2.9

エレクトロミュージック全盛期を目前の1970年代、フランスを舞台に新しい音楽に挑む女性ミュージシャンの話

なんと主演のアルマ・ホドロフスキーはアレハンドロ・ホドロフスキーの孫らしい!

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.3

人生に仕事に悩む不器用なダンサーがニューヨークで生きて行く事に焦りや葛藤を抱ながらも等身大で生きてく感じが描かれた作品

モノクロな感じが不思議としっくり来てて良かった

ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

3.5

韓国に脱北してきた少女が仕事をきっかけにボクサーになっていく事で過去の悲しみと闘っていくストーリー

韓国らしさを持ちながらも落ちつきのある美しい映像の作品だった

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.9

時代劇オタクの女子高生が映画制作をする中で恋愛していく、ありがちなストーリーだけど

難しく無く映画への愛が感じられる作品で良かった

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

2.3

ニコラス・ケイジが主演のサムライと西部劇が混ざった様な作品

監督と主演の組合せが絶妙で良い

アネット(2021年製作の映画)

3.8

監督の映画好きにはグッと来るシーンがあるし、ミュージカル映画としての実験的な部分が凄かった。ダークファンタジーで心が痛かったが後からジワジワ来そう

何よりアダム・ドライバーがこのヤバい映画の役を全力
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

2.8

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」を元に国連で働く通訳の女性が家族を守ろうと奔走するストーリー

近年ね話だけあって、今のご時世にみると戦争の悲惨さを感じる

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ楽しみにしていた映画
ティルダ・スウィントンが演じる主人公が頭の中で聞こえる爆発音から始まり導かれる様に古い時代の記憶や感覚に引き込まれていく。美しく映像と不思議な余韻がある素晴らしい映画

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソンの世界観が出すぎてて極まってる感じ!
内容もアート、ファッション、グルメに対する批評も盛りもりだし、監督の近年作品で1番良い

映画の画角もほとんど正方形で白黒とカラーの切り替えも
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

2.6

フィンランドの小さな村を訪れた中国人の料理人が料理で村人と絆を深めていくストーリー

監督はなんとアキ・カウリスマキのお兄さんらしい

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

2.8

アメリカの小さな町のスケートをする3人の若者を12年追ったドキュメンタリー

苦悩と葛藤が混じったアメリカのリアリティを写しだしている作品

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.8

マトリックスを監督してきたラナだからこそマトリックスのオマージュをしながらも映画産業や現代社会への批判が出来た作品だと思う

ファンサービスな場面も多かったけど、作品への切り込み方が良かった

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

都会育ちの富裕層の箱入り娘と
田舎から都会に来た庶民の2人が恋人を通して人生が交錯していく

階層のある都会の中でもそれぞれの人生に苦悩する様子が見事に描かれている作品でした

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

3.0

女人禁制の伝統儀式に参加してしまった女性が騒動に巻き込まれる話

監督は旧ユーゴスラビア(現・北マケドニア)出身 そして小津安二郎が好きなだけあり淡々としているが、ジェンダーの問題や信仰などをアイロニ
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

4.1

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」の監督の初長編作品
この作品を26歳の時に作ったと思うと震えてしまうくらい凄い!

どのシーンのカットも美しい上に感じた事のある様な間や感覚が描かれている。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.9

久しぶりにSF系観たから世界観に圧巻した。全体的にスターウォーズに似てると思いながら観てたけど、DUNEの方が影響を与えてた思うと納得した

これ幻のホドロフスキー監督バージョンでも観たかったな〜

草の響き(2021年製作の映画)

4.5

心に失調をきたした主人公が毎日走る事で懸命に生きようとする中で起きる人間模様を描いた作品

3人単位での人間関係を感じた事のある様な感覚で描かれていてリアリティを感じた

話題の主演の東出昌大さんの演
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.2

イスラエル国籍パレスチナ人の監督がパリやNYの旅をユーモアたっぷりに描く映画

あまりストーリー性は強くないけど、滑稽さや皮肉が独特で観る側に想像力を働きかけるようなシーンが多くて最高でした

パレス
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

4.1

伝統的な生き方と近代的な価値観が交差するチベットが舞台の作品
神秘性と女性としての価値観が揺れ動く様子を繊細に描いていて言葉にならない共感を感じた

とにかく映像のカットや視点が最高に良い。素晴らしい
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

2.9

ゾンビになった後に回復するも心に負った傷や社会の差別に苦しむ映画
ありそうで無かった切り口でもあるけど、見えないウィルスと戦う現代社会の問題を克明に映し出している映画でもあった

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

ノーランの描き出す視覚的な時間のズレも面白かったし、愛や友情といった意識は時間や空間を越える考えは凄い好き。もう一回みたいな

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.8

本当にこの世の滑稽で無常な感じを描くのが上手い監督
一場面ごとに丁寧に作られていて映像の色合いや構図にもの凄いこだわりや愛を感じる作品

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.8

中国のギャング社会を描いた映画で、バイオレンスなシーンも多かったけど、シュールさとクールさが混じって最高にカッコ良かったです!

カメラワークやライティングも計算され尽されていて、アート作品の様でした

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

韓国を舞台に思春期の少女の日常や葛藤を描いた作品

めちゃくちゃ繊細な描写を自然に描いているし、言い過ぎなく無駄も無い映像や音楽でした

主演女優のパク・ジフの演技も良かったです

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

ジム・ジャームッシュのゾンビ映画
まさかって感じの組み合わせやと思ってたけど、画面の画角や間の取り方とか監督の映画やし色んな作品のオマージュが入ってて最高だった

ビル・マーレイやアダム・ドライバーも
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

真面目に生きる主人公が不条理な現実に追い詰められていく物語主演の筒井真理子の演技めちゃくちゃ良かった!
ニュートラルな感じの映像ながら無駄がなく、たまに幻想的で美しく緊張感もある作品でした

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.9

色んな場面であるあるを感じるし、微妙そうでも無駄の無いカットばかり見やすいどの俳優さんも役にピッタリ来ていたのが良かった