本当に久しぶりの投稿。
これは書かずにはいられなかった。
メルギブソン監督『ハクソー・リッジ』
もうじき戦後72年が経とうとしている現在。
兵士として戦場を経験した人の数はどんどん減っていき、当時2>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から惹きつけられっぱなしで、「事件」と「状況」の平行する謎解きの過程から目が離せなくなる。
思ったよりも早く明らかになる「真実」だが、それを踏まえて向かって行くラストがとても美しい。
けど結局「>>続きを読む
それは自らに対するものか。
それとも世間に対するものか。
はたまた何処に対するものでもなく、ただ漫然と存在するものなのか。
「怒り」
ひとえにこれをそう呼んでも良いものか、わからなくなった。
疑っ>>続きを読む
思ってたよりもきっちりと犬の習性を再現しててすごい。
吠えたり震えたり甘えたり…。
リアルな動きと本来は有り得ない"犬がしゃべる"というフィクションを合わせて見ることによって「うちの犬もこういう時こう>>続きを読む
続編をやるために作られた続編。
前作の小さな取りこぼしを無理矢理に広げて展開される物語。
個人的にこの続編に期待していたものがほとんど見れなかった。
前作で描かれた復讐劇兼試験を乗り越えて「アイ」の>>続きを読む
原作『後妻業』に対して"の女"をわざわざ付けている。
もしやと思ったが本編を見て確信した。
これはもはや伊丹十三作品だ!
1ミリの儚さを孕みながら猪突猛進突き進む女性像や周りのだらしのない男たち。>>続きを読む
地元のイオンシネマで鑑賞。超満員。
新海誠作品がここまで人を集めているとは思いもしなかった。
一癖も二癖もあるこの監督の映画が何故こんなにも人を集めているのか。
またやられた。川村元気だ。
『告白』>>続きを読む
コレジャナイ感がすごい!!!
前シリーズのオマージュやパロディが随所に散りばめられていてオールドファンも大喜びのハズがそのどれもが見事にスベり散らかしてる!!
とにかくギャグがくどい!
「サラダ(さ>>続きを読む
お祭り映画!
作画も良いしテンションもある!
ただ前作前々作に比べやや物足りなさを感じる…。
監修に原作者・尾田栄一郎が入っていることで我々が期待するのはやはり原作とのリンク。ナミの泥棒時代のライバル>>続きを読む
いやーーー!もう!ダメ!!
「音楽が逃げ道」だったり「音楽の中ではみんな幸せ」だったりとかもうほんとダメ!!!
泣いちゃう!!!!!!!
女の子の一言でバンド始めちゃうとか
技術も無いのにMV作っ>>続きを読む
やられた。
還付なきまでに叩きのめされた。
まさに日本総力戦。まるで「ヤシマ作戦」の様に日本という国が持てる技術の全てをもって圧倒的な驚異に全身全霊で立ち向かう姿勢に心が打ち震えた。
日本人!日本人>>続きを読む
「海」「サメ」「水着」!!!
これこれ!これが見たかったのよ!!
これだけで星3つ分!
あとの1.5はブレイク・ライブリーの素晴らしさ!
冒頭、主人公(ブレイク・ライブリー)と舞台となるビーチとの関>>続きを読む
私はFF Versus XIIIが発表された2006年当時中学3年生。
「早く!触れさせろ!」という気持ちをグググと抑え待ちに待った10年であったが、FF XVと名を変えいよいよ今年発売が決まった。し>>続きを読む
これはもう「ファインディング・ドリーズ・ペアレンツ」である。
前作に比べ技術的な進歩は確実に見られるので、「ニモ」の世界を現代における最高の状態で目撃できるのは嬉しい。
ただ内容に関しては「これいる!>>続きを読む
さすがローランド・エメリッヒ。
地球を破壊させたら右に出る者はいない。
巨大宇宙船が攻めてきて、街を破壊しまくる描写はとんでもないド迫力。こんなのにどうやって勝つんだ!?っていう絶望感も圧倒的でとにか>>続きを読む
喋るだけの青春。
高校2年生の途中で部活を辞めた私には非常に「わかる」映画だった。
ただただ「暇を潰す」。その事にむしろ「全力」な彼らは輝かしく、時折描かれるそのバックグラウンドも儚さのエッセンスとし>>続きを読む
劇作家特有のあえて"含み"を持たせる意味があるようで無い会話の応酬で、ずっと奥歯にモノが挟まっているような2時間だった。このムードにハマれるかハマれないかで評価が別れるのだと思う。
僕には学生映画のそ>>続きを読む
とにかくイキまくってる綾野剛が本当に素晴らしい。まさに体当たりというか見るに耐えない。そこまでやってる。
小心者のデクの坊がそれ故に自ら張った"虚勢"に侵されて、いつしかそれが本物だと勘違いしていく>>続きを読む
「CURE」の頃の黒沢清が帰ってきた!
「セブンス・コード」に絶望していた私はもうこういう黒沢映画は見れないのだろうと思っていた。
いやぁ素晴らしい。脱帽でございます。
泥人形が泥の仮面を被ってヘラ>>続きを読む
青春の晴れ舞台"修学旅行"のソワソワやイライラやトキメキを駆け足で描き、そそくさと死んでしまう主人公・関くん。
開始10分で始まる地獄編は石井輝男の「地獄」そのもの(本編中そのオマージュも大量に発見で>>続きを読む
政治に対する国民としての姿勢をヒトラーというわかりやすいアイコンを通じて現代人に問う意欲作。
「容疑者 ホアキン・フェニックス」のように"ヒトラーのモノマネ芸人が国民意識を聞いて回る"というフィクショ>>続きを読む
切り口がとても新しい。
よくわからない宇宙人のようなモノが攻めてきたから地上ではもう安全に暮らせないよ、というよくあるSFパニックのシュチュエーションを使って起こり得るサイコホラーを作り上げたこの「1>>続きを読む
ジョディ・フォスターの監督作を見るのはこれが初めての私。はてさていかがなものかと物見遊山のつもりで劇場に足を運んだのですが、なかなかどうして面白いじゃあないですか!!!
冒頭からぶっ飛ばしまくるジョ>>続きを読む
「ディストラクション・ベイビーズ」「ヒメアノール」と立て続けに暴力映画を見てしまい、次に見るのも「デッドプール」と決めてしまっていたので箸休め的な意味合いで見てみようと足を運んだ「神様メール」。
箸>>続きを読む
スクリーンと客席の境界線をヨユーで飛び越えて、我々に話しかけるデッドプール!
「あちら側」と「こちら側」の垣根がグチャグチャになって、なんだかデッドプールと一緒に映画を見ているような不思議な気分になっ>>続きを読む
前半のロマンスパートは一辺倒な構図に無駄なカット割り、会話中心で本当にもう退屈でしょうがなかった。あぁこれはハズレを引いたな、と思っていた矢先だ。
ここで、ここでか!?タイトルバック!!
超クール!>>続きを読む
「オッス!オラ柳楽優弥!とにかく強ぇヤツと戦いてぇ。オラワクワクすっぞ!」
そう。彼は孫悟空だった。
地球はおろか誰も救うことはないけれど。
オープニングからギャルンギャルンとチェーンソーのような>>続きを読む
そこらじゅうに転がっている小さな幸せをことごとく取りこぼし、後になって拾おうとするけどそれらはもうどこにも無い。けれど、盲目的に拾い続ける男の話。
見ているだけで胸が痛い。張り裂けそうだ。
是枝裕和>>続きを読む
渡辺謙とマシュー・マコノヒーに監督はガス・ヴァン・サント。それだけでもう胸アツな上にナオミ・ワッツまで出てる。
見ねば見ねばと渇望しようやく鑑賞に至りました。
しかし…
なぜ!おれは!日本人なんだ>>続きを読む
いやぁ…いやいやいや…
泣いてまうやろーーーーーーー!!!
典型的な映画小僧だった学生時代を過ごした私は濱田岳演じる「ツタヤ君」とのシーンで涙腺ダムが見事に決壊したのであった。やたら映画の名言を>>続きを読む
吹き替え版で鑑賞。
ディズニーの前作「アーロと少年」(厳密にはディズニー×ピクサー)と同じく地球上の生物がif進化を遂げた世界の物語。
さすが芸が細かい。
体の大きさ別の出入口のある電車、生態系に合>>続きを読む
開始早々に謎の”土手ドン”を見せられて、「なんだよ小泉徳宏やっぱり恋愛シフトしてしやがったぜクソったれ」とか一瞬でも思ってしまった自分を撲殺してやりたい。
なんだよやっぱり最高なんじゃないか!
前半>>続きを読む
シブい!シブすぎる!
コーラ飲もうと思ったらブラックコーヒーだった。そんな気分!
あまりに強大な力を持ちすぎたヒーローたちが世界から糾弾され考え方の違いから衝突するという
「バットマンVSスーパーマ>>続きを読む
なんてこった!面白い!
日本のゾンビ映画はローバジェットでミニマムに収まってしまう印象で、中には面白いものもたくさんあるのだけどそれでも本家アメリカのB級に及ばないと言われてきた。
そんなところに「ア>>続きを読む
たまらん。満点。
圧倒的に雄大で絶望的なまでに美しい映像にやられた。
巻き起こる事象を執拗に追っかけ回すイニャリトゥ節に加えて、地べた這いずり回って血肉すすりながらサバイバルしてるディカプリオにはシビ>>続きを読む
報道のお仕事とはこういう形です、というようなハウツー映画的な印象を受けた。
児童虐待をテーマにした作品が最近やたらと目につく(『僕だけがいない街』や『クレヨンしんちゃん2016』など)が、この方法で描>>続きを読む