今見ても新鮮さに溢れている上に、その後の社会情勢や、ヒーロー映画が大きな人気を博すようになった現在を暗示していたかのような『アンブレイカブル』
サスペンス映画としての高い完成度を持ちながら、実はヒー>>続きを読む
コミュニケーションが上手く噛み合わない時に出現してしまう妙な感じの積み重なりで人間関係や物語が作られていく序盤。確かにこういう間とか個人的に好きだし、後から思い返すと物凄く愛おしい瞬間だったりするけど>>続きを読む
カジノロワイヤルでもそうだったけど、マッツ・ミケルセンほどジリジリと苦境に追い詰められて行く様子が様になる俳優も中々いないんじゃないかと思う。 ガラスが割れる様子を見て、暴力性を感じるのと同時に美しい>>続きを読む
細かいカットを多用して事の次第をテンポ良く説明しながらも、車に轢き潰されるパイロンとか射撃の前の準備とか、やたらとねちっこいショットが挟み込まれるオープニングにぐっとくる。
映画全体としては派手なアク>>続きを読む
所々とても魅力的なシーンはあるのだけれど、ウェスアンダーソンがウェスアンダーソン的なことをしようとしている感じが強すぎて、若干食傷ぎみな印象。ただでさえ箱庭的な絵の作りなのに、さらにチープな合成を合わ>>続きを読む