備前長船さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

備前長船

備前長船

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美女捨山(2015年製作の映画)

2.8

「姥捨て山」のパロディなのかな。
かなり個性的な作品だが、それが面白さになっているとは言えない。
作者の狙いが分かり辛い作品だった。

フェミニストが見ても褒めていいのか貶していいのか分からないだろう
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

前半は鬱展開だが、後半は爽やか。
Cocco・黒木華・綾野剛ともいい感じ。
Coccoは歌手活動を引退して絵本作家になると言ったとこ以降は全く見てなかった。
女優活動していたのは知らなかった。
ストー
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

マーベルにはあまり興味はないんですが、一応見てるくらいの層です。
前作は見たのだが全く記憶にない。
アイアンマンが死んだと言うことは今作を見ていれば分かるが。

多分一番多く撮られているヒーローものだ
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天国に行けないパパ(1990年製作の映画)

3.9

古いけどなかなか笑えるコメディです。
黒澤明の「生きる」のパロディ版みたいな感じかも。
監督はWikipediaすらなくキャストもこの後、ブレイクした人はいない。
いい映画なのにな。
主人公のダブニー
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愛人のいる生活(2010年製作の映画)

3.6

レビュー数がかなり少ない上に評価も低めだが、結構楽しめた。
クロアチア・セルビア・スロベニアの共作とかなり珍しい作品。
調べてみたら、リメイク版の「ヘル・レイザー」がイギリス・セルビア共作くらいだ。
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

1・2共に劇場で見ているので思い入れがあります。
ひたすらギズモが可愛い。
でも一番印象に残るのは電子レンジのシーン。
母は強し。

主人公のザック・ギャリガンはこの後ブレイクすることはなかったが、ヒ
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映画版 ふたりエッチ セカンド・キッス(2011年製作の映画)

2.8

現在も連載中の漫画の映画化の2作目。
原作は26年も続いています。

内容は前作と似たようなものです。
ただし前作と違って裸がありになっています。

ストーリーはかなり緩め。
魚屋の人が一番演技がうま
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

世界一有名な子役だったジュディ・ガーランドの自叙伝的映画。
「オズの魔法使」は勿論見ている。
今作を見るより先に見ておいた方がいい。

ジュディ・ガーランドが仕事の為に子供の時からクスリ漬けというのは
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

高めの評価がついてますが、もっと高くてもいい。
ジェームズ・キャメロンの最高傑作。
「タイタニック」や「アバター」よりこっちのが好き。

カメラもストーリーもいい。
昔メイキング番組がやっていて、ター
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映画版 ふたりエッチ(2011年製作の映画)

2.8

同名漫画の映画化です。
「ベルセルク」と森恒二が載っているヤングアニマルの漫画なので、存在は知っていた。
調べてみたらまだ連載中で、26年も続いている。

監督・キャスト知らない人ばかり。
引退してる
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裸のめざめ(2008年製作の映画)

3.1

いかにもフランス映画って感じ。
アメリカじゃ絶対撮れないタイプの映画。
愛がテーマか。
黒髪のキャロル・ブラナが美しい。
公園の老人の話が何気に重い。

オカルト要素まで突っ込んでくるのは驚き。
監督
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恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.3

監督は「マイ・フェア・レディ」のジョン・キューカー。
ですが、「マイ・フェア・レディ」には及ばない出来です。
売りはマリリン・モンローが出ていることですが、その魅力を引き出せてはいない。
マリリン・モ
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軽蔑(2011年製作の映画)

3.8

ここでの評価の低さに驚き。
いい映画だと思うけど・・・
歌舞伎町ではこういうことは日常茶飯事なんだろう。

原作は中上健次。
同作者の「千年の愉楽」と似た雰囲気。

高良健吾は画になるな。
鈴木杏は嫌
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2020 世界終焉の日(2019年製作の映画)

2.2

ここでの異常に低い評価を見て、怖いもの見たさで視聴。
確かに低評価されるだけはあるなという内容でした。
ゾンビ・エイリアン・どんでん返しと複数の要素を詰め込み過ぎ。
テーマがブレブレ。
キャスト・監督
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救いたい(2014年製作の映画)

3.2

「ハチ公物語」の神山征二郎監督です。
監督もキャストも有名なのにWikipediaがない。
その時点である程度は出来が予想できる。
重いテーマだが、どこか印象に残りづらい。
無理して方言を使っているが
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.9

久しぶりに見直しました。
オスカーを取ったことも忘れていました。
リバイバル上映されて中国でもヒットしたそうです。
この映画で納棺師という職業が一気に広まった。

序盤のゲイの男性の葬式で父親役の大谷
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サンブンノイチ(2013年製作の映画)

3.3

品川ヒロシ監督作品の3作目。
1作目は見ています。
序盤でどんでん返しを繰り返すタイプの映画だと分かった。
似たような映画はいくつか見たことがある。
よく出来たストーリーだとは思うが、こねくりまわしす
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.7

分かりやすいストーリーに迫力あるアクションシーンで、しっかり楽しめました。
相方がもう年齢を意識して荒事を避けたいという設定は「リーサルウェポン4」と同じだ。
ジャックナイフからの狙撃シーンは笑った。
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.2

それなりに楽しめました。
主要キャスト5人美形揃い。
ストーリーは後半少し弱かったかな。
監督はyoutuber嫌いなのは分かった。

島田秀平にもちゃんと役名付けるのね。
そのままのがいいと思うけど
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自由を手にするその日まで(2016年製作の映画)

3.2

クラウドファンディングで作られた超低予算映画です。
なんと70万です。
キャストが結構多いので、ほぼタダ働きの人が多いのかも。

見ていてそんなに低予算って感じはしなかった。
映画としてちゃんと形はで
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.5

「COOL HAND LUKE」とは「図々しいルーク」「鉄面皮ルーク」という意味。
「暴力脱獄」というタイトルなのに暴力はほとんどない。
久しぶりにポール・ニューマンを見た。
調べてみたらポール・ニュ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

大ヒットしたコメディです。
ゲーム化したりグッズが出たり、映画以外にも色々ありました。
当時はすごいと思って見ていた映像も、今から見ると流石にいまいち。
特にマシュマロマンの着ぐるみは中の人が見えるよ
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ねこあつめの家(2016年製作の映画)

3.3

なかなか良かった。
やはり動物が出てくるものには弱い。
ゲームの映画化と言われても気づかない人のが多そう。

ストーリーの起伏は少し弱いが、とりあえず綺麗に終わっている。
忽那汐里が美しい。
大久保佳
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.6

「かもめ食堂」の荻上直子監督作品です。
萩上監督はもたいまさこをよく使う。
今作では、もたいまさこが少し怖い。

髪型がテーマの映画とは珍しい。
女性監督なのに下ネタが無駄に多い。
子供も演技に慣れて
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.8

原題の「As Good as It Gets」はどん底という意味。
そのままだと黒澤明と同じになってしまう。
「恋愛小説家」というタイトルだが「恋の〇〇」とかよりはいいのかも。

今作は「タイタニック
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水の花(2005年製作の映画)

3.8

予想よりかなり良かった。
子供のバレエはいじらしい。
子供二人の生活は、それだけで画になる。
姉妹だけど「火垂るの墓」を思い出した。
安直な終わり方にしなかったのもいい。

最後まで「水の花」の意味が
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パーク アンド ラブホテル(2007年製作の映画)

3.2

「人狼ゲーム」の1・2作の熊坂出監督が、それより前に撮った作品です。
ベルリン映画祭で賞を取ったが、あんまり注目されない悲運なタイトル。
ここでのレビュー数も少ない。
監督が技量以上のものを撮ろうとし
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余命10年(2022年製作の映画)

3.5

似たような話が多く、結果も予想通り。
何かしら類似作品との差が欲しい。
とは言え映画自体は堅実に撮られており、欠点らしいものは無い。
小松菜々に比べると坂口健太郎に少しパワー不足を感じる。
黒木華はこ
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GSワンダーランド(2008年製作の映画)

3.5

前に見たものを見直そうと思ってみたら、初見だった。
栗山千明は美しいしカッコいい。

GSというのが流行っていたのは知ってるが、音楽も髪型も服装も今じゃ受けそうもない。
映画としては普通に楽しめたが、
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

ちょっと前に、ボリウッドという言葉を流行らせようとしていたことを思い出す。
世界一の映画大国は、アメリカではなくインドだ。
そのインド映画を流行らせようとしたんですが、定着したとは言えないかな。
ただ
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17歳(2013年製作の映画)

3.8

久々のフランス映画。
やっぱりハリウッド映画とは雰囲気が全く違う。

監督も出演者も初見の人ばかり。
マリーヌ・ヴァクトが美しい。
17歳の役だが、実際は22歳。
大人っぽいので全然未成年には見えない
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.5

普通に楽しめたけど、タイムスリップと言う設定がちょっとリアリティを欠く。
若い時のヒュー・ジャックマンが新鮮。
メグ・ライアンは勿論キュート。

タイムトリップものだから最後は予想しやすい。
突っ込み
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

「ファイト・クラブ」「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」と一緒でデヴィッド・フィンチャーとブラッド・ピットの名コンビ。
3作とも傑作ってのがすごい。
「ABC殺人事件」や「八つ墓村」と同じ見立て殺人も
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.8

なかなか良かったです。
映画にはバレエが映える。
役者じゃない人がいっぱい出ているけど、何か意味あるのか?
アジャコングは意表を突かれた。
阿部寛でかいな。

デートのシーンの段々がある公園みたいなと
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四月物語(1998年製作の映画)

3.5

67分しかない。
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」も50分だったけど。
流石にもう少し尺があった方がいいだろう。
あそこで終わるのはちょっと・・・・
松たか子デビューだが、最初からうま
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オーメン(1976年製作の映画)

3.5

50年近く前のホラーの古典。
かなりの人気作で4まで続編も作られた。
当時は666も流行った。
いろいろ古いけど今で見れる。
モンスターや幽霊が暴れるホラーより、こういう方が好き。

「エスター」を見
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