gogoさんの映画レビュー・感想・評価

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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

5.0

インド版「ニュー・シネマ・パラダイス」。

アンビエントな音楽、光彩に拘った映像、リズミカルなカット割りが印象に残りました。

ノスタルジックなだけではなく学習機会と就労機会がリンクしている現実も突き
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

「−1.0」が面白かったので以前から気になっていた本作を鑑賞。

こちらも当時の日本映画界の粋を集めたような見応えのある大作でした。

「−1.0」とはまた違ったアプローチでSFアクションに留まらない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦後を舞台にした1人の青年の成長譚にゴジラを絡ませるという物語パートと圧倒的な特撮パートが見事に噛み合っていたと思います。

乗り越えなければいけない壁としてのゴジラはある意味父性を感じさせました。
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

秋に3作目が公開との事で鑑賞。

今回も最高でした。

ユルくてベタなギャグとキレキレのアクションのマリアージュが堪りません。

今回はヴィランや新キャラも魅力的でしたがやっぱりラストバトル!
「スパ
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ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

5.0

80年代のアート系ユーロシネマとミニシアターブームの火付け役の1本となった作品?
公開当時は小学生だった為、オスカル君の異形と奇声に慄くばかりでチラとも見たいと思いませんでしたがプライムビデオで見つけ
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市子(2023年製作の映画)

5.0

可哀想な市子ちゃん…というよりも「エスター」や「オーメン」のような怖さを感じました。
それも瞳孔ガン開きの花ちゃんの鬼演の賜物かと。
天使のような悪魔の笑顔…ってマッチですか!?

Winny(2023年製作の映画)

5.0

投稿500本目。

Winny事件の顛末を開発者側から描いています。
そのせいか先日鑑賞した「オッペンハイマー」と似たような感想を抱きました(公開はこちらが先ですが…)。

「本来は著作権保護が目的」
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.9

クラシックなオープニングに心を掴まれました。

学生時代にテレビで黒澤明監督の「生きる」を観た時は上辺だけの改心に憤りを感じましたが、本作を観てそんな事よりも僅かの間でも自分の心のままに生きた課長さん
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

5.0

劇場版に相応しいキャスト、ストーリー、スケールでした。
もちろんドラマを見ておいた方が彼らの信念や矜持がより理解できますが回想シーンでも十分に伝わります。
YOKOHAMA MERも杏ちゃん主演で連ド
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

5.0

音楽が素晴らしく早速サブスクで聴いてます♪

幼馴染である初恋の相手と24年振りにNYで再会ー。
何ともロマンチックなシチュエーションですが…。

男女が見つめ合えばその先は一択ですが敢えてそれを選ば
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20歳のソウル(2022年製作の映画)

5.0

高校球児の息子の試合の応援に行って興奮冷めやらずで鑑賞。

佐藤浩市さんと尾野真千子さんという邦画お馴染みの役者さんに「またですか…」という気分になりますが、やっぱり上手い。
匿名のど素人でも分かるく
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

ウェス・アンダーソンにしか撮れない映画だったとは思いますが、自分にはちょっとクセ(作家性?)が強すぎました💦

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

5.0

宮藤官九郎氏と山下敦弘氏によるリメイク版が面白かったので鑑賞。

知らず知らずのうちに誰かを傷つける事もあれば、
その反対に誰かを救っている事もある。
そんな事を思わせてくれました。

それにしてもこ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

一映画ファンとしては素晴らしい映像体験でした。
音響の迫力が凄まじく、これだけでも劇場鑑賞をお勧めします。
キリアン・マーフィやエミリー・ブラント等、出演者の演技も鬼気迫るものがありました。

但し日
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

5.0

「ふてほど」で話題をかっさらった宮藤官九郎氏が脚本を手掛けた台流SFロマンチックコメディのリメイク。

将生君の溌剌さと透明感と存在感を併せ持った果耶ちゃんが印象に残りました。
笑瓶師匠の優しさの滲み
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「レオン」のゲイリー・オールドマンを彷彿とさせる(寄せてる?)悪ボスが印象的でした。

病院にいた包帯グルグルの女性は誰?唐突に出てくる殺し屋いる?ラストは引田天功ですか?と慊りない部分もありますがカ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

5.0

「トールキン」にて一目惚れしたリリー・コリンズ目当てで鑑賞。
魅力が爆発してました。

アレックスのケツアゴをどこかで見た覚えが…と思ったら去年どハマりした「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックス
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

5.0

「指輪物語」誕生秘話というよりもトールキン自身にフォーカスした恋と友情の物語。

ヒロインのリリー・コリンズがめっちゃチャーミングでした。
トールキンでなくても忘れられません。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

5.0

もっと小難しくポリティカルな映画かと思っていましたが普通にワイン片手に気軽に楽しめるコメディでした。

ジャジーな音楽とボストンの街並みも素敵でした。

が…。

個人的に嬉しかったのが主人公の兄弟役
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

5.0

女性が男性に抱く根源的な恐怖、気持ち悪さ、不可解さを映像化したような異色ホラー。

デヴィッド・リンチやクローネンバーグを彷彿とさせる詩的な台詞やグロテスクな描写は一見の価値あり。

ラストシーンを見
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ある男(2022年製作の映画)

5.0

猛省。

韓流やハリウッド映画を見ると「何で日本ではこういう映画を作れないかな~」と憤慨する時がありますが、日本には日本でしか作れない素晴らしい映画があるという事を改めて認識させられました。

音楽と
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

5.0

コメディの名匠ピーター・ファレリー監督によるジョン・シナの魅力炸裂のハッピーコメディ。

細かいところで??となりますがジョン・シナの笑顔と上腕二頭筋がカバー。

3バカトリオもさることながらやっぱり
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

ダイ、タマダ、ユキノリが動いている‼️

原作ファンですが期待に応える完成度だったと思います。

音楽モノの映像化は音をいかに脳内のそれに近づけるか?が肝となると思いますが中央値を狙った試みは成功だっ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

5.0

このカタルシス‼️

ナチスはバカだし作りはチープで雑ですがスカッとすることこの上なし。

エルヴィス(2022年製作の映画)

5.0

バズ・ラーマン監督の目眩く万華鏡のような映像とそれを彩る大胆なアレンジを施したエルヴィスの楽曲に酔いしれました。

不安感を煽り主導権を握ろうとするのは詐欺師の常套手段。
そんな大佐に日和る情けない父
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アンダードッグス(2024年製作の映画)

5.0

へぇ〜スヌープ主演のスポ根映画かぁ…と興味津々で見始めたら初っ端の免責事項かららしさ全開でした笑

スヌープ自身が実際にジュニアアメフトリーグを主催しているだけあって演技に熱が入るのも納得。

失礼な
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

5.0

2時間半の長尺ですがテンポがよく、歌声にうっとり、ダンスにワクワクと体感は2時間ほど。

オリジナルのクラシックな雰囲気は残しながら演出、歌、ダンスは今風にブラッシュアップされていたように感じます。
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ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

5.0

あの歌声と爆音ギターを聴けばあっという間に30年前に逆戻り。

大学時代にパンク、グランジ、オルタナティブにどっぷり浸かっていたので次々に登場するレジェンドたちにテンション⤴️

消費されて搾り尽くさ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

5.0

笑って泣けるいい映画でした。

この脚本、演出、編集の巧さ。
やっぱりタイカ・ワイティティ監督でないとこんな映画は撮れません。

マイケル・ファスベンダーの緩急を織り交ぜた演技も見もの。
こういう人を
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

5.0

何かサクッと見られるのないかな〜とプライムビデオを検索していて本作と遭遇。

高評価も納得の大当たりでした!

鶯谷系殺し屋JKコンビが社会適合しようと奮闘する姿を描いたアクションコメディ。
普段のポ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

5.0

多様性の時代に中指を立てるヴィーガンへの敵意剥き出しのブラックコメディ。

実際にこんな事があったらけしからん!ですけどフィクションでガス抜きも必要なのかも…。

しかしいくら美味しくても人肉だけは勘
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

5.0

何となく地方が舞台の邦画が見たくなって鑑賞。

内田英治監督の手腕に唸らされるいい映画でした。

そしてまさかこんなところでラフィンを聞くとは。

GET THE GLORY‼️

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

前情報を極力遮断して見る派なので「え!ニコイチ!?」でしたが最高でした(「バーフバリ」と同じ轍…)。

「THE FIRST SLAM DUNK」とはまた違ったアニメーションの可能性を感じました。
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BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

5.0

自分の人生を変えたといっても過言ではない「ブルース・ブラザーズ」のジェイクことジョン・ベルーシのドキュメンタリー。

もう少し掘り下げて欲しかった感はありますが、掘り下げようにも33年という短過ぎる生
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

5.0

シュシュシュということで名作「SR2」のスピンオフかと一瞬期待しましたが、捲られたカードの方ではなく手裏剣の方でした(実際には吹き矢でしたが…)。

予算の都合か意図的なのかセリフと音楽の音量のバラン
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

5.0

読心術に魅せられた男の栄枯盛衰の物語。

KAIJUも半魚人も出てきませんが、デル・トロ監督らしい見世物小屋に迷い込んだような摩訶不思議なお話でした。

ちなみにアリーは「アリー my Love」や「
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