gogoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これぞ大人のお子様ランチ。

文字通り陸海空と駆け巡り、とうとう時空まで飛び越える大冒険。

おいおいインディ・ジョーンズまでマルチバースかい?と思いきや、無事帰還。
そしてマリオンとの邂逅…お年を召
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

5.0

まさに子は鎹(かすがい)。

二人の間で揺れ動く息子君が不憫で健気で胸が締め付けられました。

上司に叱責される父親、猛威を振るう山火事、母親の不貞ー。
どれも目線と表情で表現する描写に「子供にこんな
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

最高でした。
劇場公開でも十分な貴重な映像とインタビューの数々。
あっという間に見終わりました。

大人気シリーズだからと胡坐をかかずにハリーたちの成長や物語の展開に合わせて異なる監督を起用し続けた姿
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スリザー(2006年製作の映画)

5.0

「死霊のはらわた」「サイコ」「エルム街の悪夢」「シャイニング」といった名作ホラーのオマージュに溢れたB級感漂うホラーコメディ。

思った以上にグロい!

口から入るエイリアンやマザーとなった○○の異形
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

だからタオルケットが赤いのね…。

もしもスーパーマンが思春期を拗らせたら…というSFホラー。

主人公が父親に頭を撃たれるところの「いった~」という表情にはちょっと笑ってしまいましたが、「オーメン」
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

5.0

“湿地の娘“を舐めんなよ。

幸せになること。

それこそが彼女を疎んで蔑んで嘲笑した人々への復讐だったのかなと。

ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

5.0

アメリカの片田舎を舞台に孤高のロックバンド、ザ・スミスの解散当夜に起こった(であろう)悲喜交々を描いた青春群像劇。

仲間の一人が入隊前夜だったりラジオDJがキーパーソンだったりと、往年の名作「アメリ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

DCEUを締め括るに相応しい笑って泣ける楽しい映画でした。

が、一方でラスボスが〝誰も死なせない″というヒーローの宿命に囚われて無間地獄に陥ったバリー自身、というのもジワるものがありました。

エリ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

5.0

誰にでも知られたくない秘密はあると思いますが、これは絶対に知られたくないやつ…。

ダニエル・シャイナートらしいニヤニヤが止まらないユルさ漂うコメディ。

特筆すべきは狙ったであろう劇中曲とのミスマッ
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ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

5.0

イギリスらしいウィットに富んだセリフとユーモア溢れる素敵な映画でした。

スコットランドのトラッドミュージックもハッピーな気分にさせてくれます。

たかがウイスキーで…と思いましたが、それ以上に大事な
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カムバック!(2014年製作の映画)

5.0

一時期、マイアミ・サウンド・マシーンやオルケスタ・デ・ラ・ルスにハマっていた頃を思い出しました。

イングリッシュジョークにハマれないところもありましたが、ハッピーな気分になれました。

ニック・フロ
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

5.0

〝リアル・ジョジョ・ラビット″

あの時あの場所にいればそれが〝普通“で生き残る為の選択肢なんてなかったのかもしれません。

糾弾するのは酷な気がしますが、聞いていて気分のよい話ではありませんでした
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ビール・フェスタ 無修正版 〜世界対抗・一気飲み選手権(2006年製作の映画)

5.0

友情!努力!勝利!おっぱい!

ルーザーズが国の威信と曽祖母、祖父の名誉を賭けて飲酒バトルに挑む!

終盤にAC/DCの “HAVE A DRINK ON ME” が流れますがまさにピッタリの飲酒讃歌
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別れる決心(2022年製作の映画)

5.0

虚と実がないまぜになったサスペンス。

全編にパク・チャヌク監督の作家性、拘りを強く感じました。
クラシックな音楽と描写はヒッチコックを彷彿とさせましたが、オマージュも込められているのかなと。

幻想
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21オーバー 最初の二日酔い(2012年製作の映画)

5.0

とにかく笑えます。

主演は「セッション」の鬼気迫る演技も印象的でしたが、昨年の「マーヴェリック」で完全にハネたマイルズ・テラー。
アジア系の友人(ジャケ写の彼)もどこかで見たことあるな…と思ったら「
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

5.0

大好きな「ハングオーバー!」と同じ脚本家チームという事で鑑賞。

AIと人間の恋というと名作「her」を思い出しますが、こちらはもっとビッチでセルフィッシュでクレイジー。

個人的に嬉しかったのは主人
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チェイス・ザ・ドリーム(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

桜の木の下には死体が埋まっているー。
トウモロコシ畑の下にもー。

人気絶頂期のザック・エフロンの笑顔が眩しい大地主とその息子の成功と挫折の物語。

富者の富は増え続け、何をやっても許される。
そんな
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

女性ボクサーが主人公の映画といえば「ミリオンダラー・ベイビー」「百円の恋」と名作揃いですが本作も堂々の仲間入り。

東京の下町を舞台に聾唖の女性プロボクサーの日常を淡々と描く佳作。

ゆきのちゃんのキ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

5.0

やさしく、ひそかにー。

原題は「&」ですが、邦題は「/」。
こちらの方が映画の雰囲気に合っている気がします。

安心と信頼のブラムハウス。
久々に胸糞な映画でした。

ショッキングな内容と合わせてワ
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

重い映画でしたが素晴らしかったです。

胸を締め付けられるようなエピソードの連続ですが、うっすらと漂うユーモラスな雰囲気にケン・ローチらしさを感じました。

セブの言動にはイラッとさせられましたが彼を
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

5.0

Filmarksさん主催のスニークプレビューにて。
原作を読んでみたいと思っていたらこんな形でネタバレされるとは思いませんでした。
我が家と共に壊れていくのは何か…。
今思い出してもゾッとします。

フェアウェル(2019年製作の映画)

5.0

安定のA24。

文化や習慣は違えど人を想う気持ちは一緒なのかなと。
オークワフィナの存在感とカメラワークの美しさが強く印象に残りました。

AIR/エア(2023年製作の映画)

5.0

初っ端のダイアー・ストレイツで否が応でも期待感が高まります。

80年代の名曲に乗せて語られる胸熱なエア・ジョーダン誕生秘話。

監督と主演の信頼関係が画面を通して伝わってきます。

映像と字幕のズレ
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

いよいよ来月公開の「ザ・フラッシュ」に備えて鑑賞。

4時間の超大作ですが、イッキ見もよし、パート毎に別れているので海外ドラマ感覚で見るもよし、自分はアベンジャーズのインフィニティ・ウォーとエンドゲー
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

5.0

スマホをパクられただけなのに…。

「逆転のトライアングル」で2作連続パルム・ドールという快挙を成し遂げたリューベン・オストルンドらしい風刺と暗喩、皮肉とユーモアたっぷりの奇作。

日本が手本にすべき
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アンテベラム(2020年製作の映画)

5.0

まさに悪夢。

開始から30分ほど地獄のような映像が続きますが、唐突に解放されます。
そしてその地獄の正体が判明した時にはゾッとさせられました。

財力と狂的な思想が結びつけば有り得る話かも…。
こん
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

早くも今年度のアカデミー作品賞、監督賞、助演(むしろ主演?)男優賞は決まってしまいました。

アライグマの受賞は史上初かと。

あっという間の2時間半。
泣いて笑ってまた泣いて…。
予想を裏切り期待に
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

5.0

酒や煙草は一切やらず女性にも優しかった(らしい)ヒトラーから、大酒飲みで葉巻ぷかぷか、パワハラ紛いの言動を繰り返す情緒不安定なチャーチルが世界を救う物語。

ゲイリー・オールドマンが圧巻の存在感と演技
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欲しがる女(2016年製作の映画)

5.0

推しのジョセフィーヌ・ジャピ見たさに鑑賞。
流石の美貌でスクーターを駆る姿もキュートでしたが、主演のマリーナ・フォイスのクズっぷりに全て持って行かれました。

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

21世紀のオードリー・ヘプバーンはフランスにいました。

とにかくヒロインのジョセフィーヌ・ジャピが素敵過ぎました。
ガル・ガドットやメリッサ・ブノワを彷彿とさせる色気とキュートさ、芯の強さを兼ね備え
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パリの家族たち(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

昔からバカだったので小学校で俳句の宿題が出た時に「フランスで 一度は歩くぞ パリの街」と詠んで母親に「他にどこを歩くの??」と呆れられた事がありますが、その思いを新たにしました。

登場人物がいちいち
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

-

酒を飲むのは時間の無駄。
飲まないのは人生の無駄。

傑作「偽りなき者」の監督+主演による酒によって人生を好転させようと奮闘する男たちの可笑しくも哀しい物語。
優しく丁寧な演出、演者の存在感のある演技
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ウィッチ(2015年製作の映画)

5.0

誇張しすぎた「北の国から」。

「ライトハウス」が強烈だったロバート・エガース監督の長編デビュー作。

神を盲信する父親の独断で村を追われた家族に襲い掛かる悲劇ー。

相変わらずクレイジーな世界を描い
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

ブレンダン・フレイザーがオスカー納得の熱演。
時折見せる笑顔もチャーミングでした。
個人的な好みですが助演女優賞もホン・チャウに差し上げたい。

結局、チャーリーのしていた事は「緩やかな自殺」だったん
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

5.0

おバカなホラーコメディかと思いきや、フェアトレード、やりがい搾取、遺伝子組み換え、ファストファッションの功罪といった社会問題も盛り込まれていて、終わり方も含めて風刺映画の趣きもあり、単なる暇潰しでは終>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

5.0

WBCの興奮も冷めやらぬまま球春到来という事で鑑賞。
ベーブ・ルース、ジョー・ディマジオらに並ぶ米球界のレジェンド、ジャッキー・ロビンソンの物語。
大袈裟かもしれませんが、彼が切り拓いた道がなければイ
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