eknさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

2.0

赤と青の配色が印象的。ファッション、小道具、家の窓。
暖色の光に照らされた男女が付かず離れず、交わらず。正直飽きるし興味も薄い。

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

3.5

有名な手紙が風に乗って手元に戻るシーン、車が切り返しをする度にマリア・カザレスがフレームに現れるシーンがよかった。
涙ってこんなにも光るもんなのか。

ディーバ(1981年製作の映画)

2.0

こいつを「一番のファンね」とか言っちゃうのどうかしてるだろオペラ歌手さん
キモオタが推しを救う展開をデビューでやっちゃうの笑えるな。

いぬ(1963年製作の映画)

5.0

大傑作。みんなが観たいノワール。
冒頭の高架下のショットが最高なんだが、モーリスがシリアンの家に車で向かう時に通る道もそこ?大雨が降っていて確認し辛かった。
陰影バキバキ、紫煙モクモク、ヌルリと光る銃
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

3.5

酒もタバコも不倫も妬みも嫌がらせも止められない人間たちの観察。
人生においてかけがえのないものであるはずのそれらに狂わされる面白さ、怖さ。

7月の物語(2017年製作の映画)

2.5

性欲に対する嫌悪感が増す。男を取られたと勘違いしてブチギレてたぽっちゃり女の子、よい。

勇者たちの休息(2016年製作の映画)

3.0

山や空や坂道よりも、パラソルやチェアをのそのそと動かす、髪も髭も真っ白のじいさんをずっと眺めていたい。

ジョン・カーペンターの 要塞警察(1976年製作の映画)

3.5

幼女が銃殺される衝撃的なシーンが暴力の頂点になってて後半の籠城戦が負けてる。
「ヤバイやつ」としてしか紹介されない敵側の若者たちが、ほとんど顔も見えない暗闇に紛れて襲いかかってくる。警察署内でのバリケ
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やさしい人(2013年製作の映画)

4.0

さも意味ありげに出てきた拳銃が一発も撃つことなく退場、窓ガラス越しの視線の反復、全て意味が違うキスシーン。
ギヨームブラックはおっぱいの形にこだわりがあるな?

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

5.0

初ギヨーム・ブラック。大傑作。
全編に渡る「照れ臭さ」と「おちょくる」笑いがたまらん。ずっとこちょばされてるような感覚だった。
どうやって時間を潰そうか悩んだ正月明けに観て大正解。ヴァカンスしてえ。

スリープレス(2001年製作の映画)

4.0

いきなりぶっ殺される人もいれば、「うさぎみたいな顔をして」とウソみたいに丁寧なフリがあってぶっ殺される人もいた。とにかくぶっ殺される。切断された首が落ちるショットと、犯人が脳天ぶち抜かれるラストがとく>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0

カメラがガチャガチャ、カットもチャカチャカで疲れた。
指令室のデンゼル・ワシントンを撮るカメラが延々回ってるのが笑えてくる。

アウト・フォー・ジャスティス(1991年製作の映画)

3.5

ジョンフリンの映画というよりもセガールの映画。道徳的なシーンのせいで停滞してしまってるから突き抜けて欲しさがある。

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

2.0

関西弁も英語も発音が下手な中島裕翔。どんな役でも最高の夏帆。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

ゴリのダンクも三井のスリーも宮城のパスも流川のドリブルも花道のリバウンドもあの頃のまま。

フィアレス(1993年製作の映画)

4.0

恐怖を感じない男といいサウンドといいめちゃめちゃ『ダークナイト』だ。屋上の淵に立って両手を広げて高笑いするショットなんてまさに。
死(=光)に魅せられる人間の映画。つまり映画についての映画。
「死んで
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.5

傑作。
リナに電話が繋がった瞬間、公衆電話の照明がつくだとか、二人がハワイで再会するシーンの、存在しないはずの通行人のシルエットが大量に行き交うショットだとか、“一生に一度の恋”と映画のマジックが漲っ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.0

「佐々木とは?」に対して「友達ですかね」までの間で全てを伝えてしまうのはよかった。

パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大傑作。人間工学テストの映像と委員会連中が消えるラスト。
青白い病室に横たわる遺体、拳銃を抜く保安官、爆発する船、毒殺された新聞社の上司…いつどこで誰が命を狙い、狙われるか、その瞬間まで分からないサス
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

報告書/著作、犯人/恩人の折り返しが怒涛に繋がるラスト。
誰かの為の芸術家でありてーもんだな。

デッドマン(1995年製作の映画)

3.5

物語が進むにつれて感情がなくなり、寝て起きたら命を狙われ反撃するアクションのみ。デッドマンとして洗練されていく様の異様な色気。毛皮にハットにウィンチェスター銃。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

1.0

wonder wallがいつどんなタイミングで聴いても素晴らしい曲だと知れてよかった。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

-

8年前に発症してから予兆みたいなものが分かるようになって、また最近怪しかったから、今これを観るべきじゃなかったや。
原作既読。

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

執拗なまでの身体的な接触から、水没してスマホのデータが全て飛んだことを知り、解放されたかのような表情までの落差。マスクの着脱によるサスペンスも相まって現代的。
高低差と視線が印象的。
10年以上前の忘
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴルフボールが転がってきたときは思わずガッツポーズして歓喜したのに、なんか現実だ虚構だとか言い出して冷めた。くだらねえメタに逃げるな。
でも最後にヨットから突き落とすタイミングは最高だった。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

そういえば、マ・ドンソクと数人の幹部の集まりで、ネチネチと嫌味を言って怒りを買い、何発も張り手を食らって失神した男がいたな。あいつなんだったんだ。

茶の味(2003年製作の映画)

4.0

シュールなギャグが2分に1回ペースで起こるのに、長閑な田舎町の日常と調和が取れてるのがわけわからん。
土屋アンナが別格のかわいさ。自分に好意を寄せている佐藤貴広に全く関心がなさそうなのが最高。
語り口
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