netwalkerさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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囚われた国家(2019年製作の映画)

5.0

【SF史に残る傑作】

スピード感抜群。
サクサクでもあり完成度も高い練られた秀逸脚本。
場面場面がカッチリしてて隙がない。
地下レジスタンスの反攻というよくある設定ながら新鮮。
見どころは伝書鳩から
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

2.0

話が見えない。
イラつく。観続けるのツラい。
とっ散らかり過ぎ。
どんどん誰が生き延びようが殺されようがどうでもよくなる。
というのも生前のキャラ描写はちゃんとやるが、殺されたらポイッ。放置。
つまり
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.5

【アレック・ボールドウィン】

設定は古き良き探偵モノそのものなんだが。
ハードボイルドな一匹狼のタフガイじゃなく、主人公を障害者、いわば弱者とその仲間達にした。
病気のいい奴。
病気抜きで、普通でよ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

【前作と比べなかったら】

いろいろ考えて、ハデにして。
結果つまらなし。
空回り多し。
車がスピード上げて走っても映画のスピード感が上がるわけではないのだよ。
サクサクスピーディーな前作の勢いが懐か
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.5

時間ループモノと言えば、トライ&エラーで奮闘するのがお約束だがこの映画は違う。
何も起こらない。放置しても問題無いから急ぐ理由もなく遊んでる (笑)
しかし当然それだけでは終わらない。
アンディ・サム
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

いろいろ好感が持てる映画。
絵作りといい通俗的じゃない音楽といい丁寧で高級な雰囲気がある。
そのせいで一向に怖くない。
森の中の一軒家でオカルトというと安物映画一直線なんだが、いい意味で裏切る。
この
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

5.0

マリー・ラフォレのみずみずしさもさることながらアラン・ドロンは演技が巧いと死ぬ前に言ってあげないと可哀想だ。
撮影は悟りの境地。
途中ドロンのPVみたいになるのは苦笑。
現在でも通用するスピーディな作
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キリング・マシーン(2020年製作の映画)

2.0

身体はキレてるが演技はキレないアクション俳優の二流映画。
ええつまらないですよ。

4デイズ(2010年製作の映画)

4.0

サミュエル・L・ジャクソンが演技で本気出した。
爆弾犯への尋問駆け引きによるある種の密室映画。
もう少しで傑作になれた惜しい映画。

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.5

薄い愛憎劇を名優でバランスよく散らして飽きさせない。
凡庸な演出2時間20分でも名優で埋めてれば飽きない。脚本も無駄なくそつに。
デビッド・ニーブンが助手の立場なのもいい感じ。
ニーノ・ロータも無駄に
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デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

1.5

【駄目映画】

見所はここです。
死亡フラグの冗談みたいな見本が出て来ます。
戦争映画で死亡フラグと言うと、まさかアレ?と思われるかもしれませんがアレです。
爆笑出来ます。

ダメさが漂う。
一見ちゃ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

【10点あげてもいい貴重な傑作】

キャラの自然さ、演技の自然さ、絵の自然さ、演出の自然さ、10点あげてもいい貴重な傑作。
映画に淀みが一切ない。
脚本も傑作。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【悲しい映画】

そうきたか。
一気に悲しい映画になってしまった。
どんな残虐シーンでも、だって事実だからね、で済む、あとには残らない。
そうしない方が逆に引きずる。
タランティーノの気持ちはわかる。
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キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

1.5

【観る価値なし】

この人はキューブリックの映画に興味なんか無く、観たことすら無かった。
主な仕事は家事、家政婦みたいなもんだ。
数少ない映画のエピソードを無理矢理探してる感じ。
そこら辺に居るただの
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

4.5

【驚くべき影武者】

キューブリックには影武者が居て、今も生きてキューブリック作品を監修し続けている。
完全主義者の仕事を30年完全にやり続けて来た男。
キューブリックの偏執的な完全主義を、実際に実行
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

5.0

【ガチの経済サスペンス】

ファーストシーンはモルガン・スタンレー。
数字で為替、外貨準備高が表示されながら進んでいく。
政府、官僚、中央銀行、民間金融、町工場。

興味深いのはリーマンショック同様、
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夜空の大空港(1966年製作の映画)

3.5

【ラロ・シフリンの音楽】

なんと言ってもラロ・シフリンの音楽。
ヘタすると「燃えよドラゴン」しか知られてないが、正当なな映画音楽の作曲家なのがわかる。
破滅的な人物がロッド・サーリングらしい。

ウォーリー(2008年製作の映画)

5.0

なんだこりゃ。
まるで短編映画のようにあっという間に見終わる。
話せないロボットの表情だけで持たせる。
ピクサー恐るべし。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

2.0

ポテトチップスのように軽い映画。
しかも枚数は薄塩味1枚だけ。
そんな感じの映画。

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

2.5

犯人側から見たエンテベ空港事件なわけだが。
ドイツ人も居て、単純なテロリストじゃなく正義への苦悩も見て取れる。
しかしパッとしない。
悲劇として描きたかったんだろうが伝わらない。
ロザムンド・パイクの
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CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

1.0

ほんと糞。今時ドラマの足下にも及ばない映画が世に出る謎。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

5.0

【不可思議な傑作】

犯罪の実録モノは珍しくない。
しょせん映画だから面白おかしく作り直せばいい。
それをせず、実在の犯人本人を登場させながら、状況と心境を語りながら進行する。
その扱い方が巧み。一瞬
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

設定はベタな、お約束屋敷殺人事件。
しかし展開の仕方は意外。
脚本は練りに練って考えられてる。
キャラは皆立っていて飽きさせない。
音楽をほぼ鳴らさなかったのも正解。
探偵がダニエル・クレイグだと、ジ
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

2.0

【出来損ない】

説明不足を、アートとして正当化してあげるか、ただの出来損ないと見るか。
この映画は後者です。
全てセリフで語ってしまい、絵だけで語る要素が無い。
つまりこの絵じゃなくても価値は変わり
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#生きている(2020年製作の映画)

3.0

韓国映画は最近絵が綺麗だ。
ゴアシーンは避けてる。
ヒロインめっさ可愛い。
しかしウォーキングデッドで見たようなシーンもある。

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

4.0

【真夏の夜に観るベストホラー】

ラジオを中心にした田舎町の描写が素晴らしい。
静かにその時を迎える緊張感。
春設定だが、カリフォルニアの海が夏っぽく、真夏の夜に観るのにベストな怪談。
ジョン・カーペ
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

2.5

作りも設定も前作を踏襲。
前半はちゃんとしたSFとして緊張感があり、当時のCGとしては頑張ってる。
極端なキリスト教原理主義国家になったディストピアの独裁大統領という設定もイケてる。
しかし後半、安っ
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.5

【祝リメイク】

潜入モノの元祖、画期的なアイデア。
映画好きには涙の無駄に豪華な役者陣。
眠いヘタクソな音楽。
実は大して活躍しない主人公。
でもジョン・カーペンターだから許す。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

随分古風な映画をクソ真面目に作ったもんだ。
それに似合う大人っぽさがクリス・パインにないのが残念。
ある意味蛮勇の映画。

ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

1.0

世に出ちゃいけないヘタクソな脚本が間違って出た。
事故です。
観ちゃった人は諦めましょう。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

アームストロングは地味で禁欲的な人だったらしい。
つまり映画的にはつまらない人。だから最も有名なのに映画にはならなかった。
それを手持ちカメラでホームムービー風に撮って成功。
音で脅しながらの臨場感も
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

4.5

【VFX全面勝負】

全面「インセプション」なVFX勝負。
設定もストーリーもちゃんとしてる。
ロシア映画には珍しいくこじんまりだがちゃんと完結。
VFXがここまで来ると新しい映画の可能性を感じる。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

【出来は普通】

刑務所ものとして良く出来ている。
それ以上の作品ではない。

完全なる報復(2009年製作の映画)

3.5

展開が読めない知的な脚本。
お約束が無い珍しいタイプで展開する。
にも関わらず終盤、一気につまらなくなる。残念。
ジェラルド・バトラーの演技も予想通り残念。

ジョン・デロリアン(2018年製作の映画)

5.0

【素晴らしい名作】

テンポ良く一切無駄の無い、構成も優れた脚本。キャラの出来が素晴らしい。
主役の2人の演技は鳥肌モノ。特にジョン・デロリアンのリー・ペイスはあれ以上望むべくもない。
終盤の緊張感も
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尋問(2015年製作の映画)

1.5

【発展途上国のつまらなさ】

グダグダだから発展途上国なわけだ。
グアナモンタナみたいな拷問でも、校長室で体罰受けてる悪ガキにしか見えない。
それが異常である先進国じゃなく、それがデフォの発展途上国だ
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