ぺぷさんの映画レビュー・感想・評価

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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

いいなあ、この「ストーリーとかは二の次で、おまいらの好きそうなシーン、シチュエーション詰め込んだったで」感。
大好物です!

ここまで突き抜けてるとそれなりに各シーンへの期待値が高くなってしまうけれど
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.8

終始にやけながら観られてラストもすっきりできる映画でした。エンタメ作品としてかなり好きなほうかも。
社会の味方の象徴の1つとして登場する議員先生が、テレビカメラの外れたところでは倫理観を外したセリフが
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

ラストシーンまで全然気がつかなかったー。
ラストがその前でのお別れシーンで描かれた2人の信頼関係の強さをより補強することにも繋がってるのかな、と思いました。
ホラーというよりはヒューマンドラマ要素のほ
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Winny(2023年製作の映画)

3.9

エンドロール後に流れた、上告後に無罪を勝ち取った金子さんが記者会見を受ける映像の一部。
「今回の裁判はだれのせいで起こったと思うか」という趣旨の質問に対して、「誰も悪くない、ので自分に押し付けられたの
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

ラストの3年後の世界の描写での畳み掛けがすごく好きです。
自分が世界のどこに位置しているのか知らない、知ろうとしない主人公たちが、ラストでは自分たちの選択とその責任を受け入れて、そのうえで出来ることを
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

わ、わからない…ので自分の中での評価も出来ない。どこが注目すべきところだったのだろう。
解説を読んでいると本作の構造と劇中劇に関わる人たちのセリフ(死ぬことと夢をみることは違う、眠らなければ起きられな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

印象的な登場人物、シーンが多い。
特にここが良かった、というよりはそれぞれのパーツが好きだなあという感覚です。コメディ色の強い前半から、終盤でこれほどきっちり締めてくるとは。

自他ともに認めるイケて
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.1

原作未読で観ました。
インスタントな感動と無責任にポジティブなメッセージが鼻につく。いまいちノレませんでした。
登場人物はシナリオをなぞるだけで、彼らの個人特性や考え方に対する解像度はまるで深まらない
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.6

この漫画をテレビアニメ放送ではなく、映画館でやってくれると知ったときは嬉しかったなあ。
漫画という音のない表現媒体で、演者とそれを聞く人々の表情等からその迫力を描く本作がどうアニメーション化されるのか
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.3

高齢者(=今後の生産量の期待値が大きいわけでもなければ、むしろ社会への負担リスクが大きくなる存在)であることを理由にやんわりと社会から切り離されていく過程の描写が重い。選択肢のない職業と住処、同じよう>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.5

終始スローテンポに話が進んで、終わり方もえ、ここで終わり?という感想。半分寝ながらの鑑賞となってしまった。
新興宗教2世関係の話だとどうしても家庭環境に起因する周囲とのギャップとそれが本人の人生にどう
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.3

おもしろ〜と思える要素が多すぎる、これはすごい。120分ずっと笑えて、ハラハラが続いて、それでいてぐっと熱くなれるシーンもしっかりあって。

◯ハラハラ
それぞれのキャラクターの主張と思惑で二転三転す
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.4

有色人種や生まれについて個人的な忌避反応を示す人がいる一方で、そういった反応をする人が一般的にいるから、という理由や習わしで同調するサービス業の人々が印象的でした。
彼らだって不当な差別は良くない、と
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.6

ロックを通じて自分の表現を広げていく子供たちの様子とロックの伝道師、デューイとの信頼関係が心地良い。
デューイが所々語るロックの考え方も清涼感のあるもので、その意味ではいい教師だったと思います。もうち
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

漫画を読み、これは実写映像でより栄えそうだと思い観に行きました。
期待値を悠々と超えていかれました、とても面白かったです。主人公たちが真面目系の中学生、という文脈でいうと、原作よりも映画のほうがむしろ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

全シーン通じて質感がすごい。
おかげで有村架純がめちゃめちゃ可愛く見えてくるようになりました。
登場人物の表情や仕草を始め、言葉を使わずなされるコミュニケーションの再現度が非常に高くて驚かされました。
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.2

連載開始時に原作を数話読んだだけでほとんど設定なんかは忘れていたのですが、とても楽しめました。
前知識含め、頭を空っぽにして子供も付き添いの大人も楽しめる映画だと思います。かなり色んな要素を詰め込んで
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.7

ポップなミステリー作品のように感じました。先日伊坂幸太郎の「チルドレン」という小説を読んだのですが、少し楽しみ方が似ているような気がします。
序盤三十分、お人好しで控えめでいかにもモテなさそうな男と、
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

原作未読で鑑賞しました。
登場するキャラ、シーン、ストーリーいずれも無駄のない映像作品だと思いました。特に気に入っているのは会話のない時間もしっかりと撮っているところで、それぞれのキャラクターの逡巡や
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

とっても爽やかで優しい親子それぞれのの物語。父親が1人のシェフとしての尊厳を取り戻し自分の人生を楽しんでいく姿と、そんな姿に尊敬の眼差しを向ける息子が、同じ時間を過ごす中で少しずつ子供ではなく1人の男>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

1.3

小説読了後に観ました。
小説ではそれぞれのキャラクターが表に出さない感情を持ちながらも、普通の人を演じる場面の描写を丁寧に描いていることもあり、彼らの自分だけがもつ苦しさ、やるせなさ、孤独感が切に伝わ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.3

輪郭のくっきりとしたキャラ、テンポの良さ、シンプルなストーリーと主人公の視点に合わせたピントの動き。仕事とプライベートで迷い考える主人公の感情の動きに分かりやすく共感できるところ、爽快感のある場面づく>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

仕事もプライベートも上手くいかない主人公が、友人とその場のノリで始めたアルコールの血中濃度を0.05%にすることによる生活への影響を確かめる実験。その実験をきっかけに変わるそれぞれの生活とその悲喜こも>>続きを読む