あきほさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


虎は、パイが自分の正気を保つために生み出したもう1つの人格という設定だとは初めは気付けず衝撃

船が半分布で覆われていて、そこに隠れたり出たりすることで、人格が表出してるか表していたり、
初めはもう
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

役所広司と江口洋介が違う方向性でどちらもかっこいい!

生まれたときには既に暴力団対策法が出来ていたので、暴力団は全く身近じゃなかったんだけど、近所のタバコ屋から旅館、畜産業、スナックまで巻き込んで世
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

すっっごおおおいおもしろかったよ

あたりの松岡茉優の演技が忘れられない...さすがすぎた。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

法廷での法を根拠にしたポールの論理だった主張はもちろん説得力があるんだけど、時折挟まるルディの感情のこもった歌も、違った角度から伝わるものがあっていいなと思った。この2人でダメで、だれならいいのか。>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

街で他愛もない出会い方をして仲良くなった人が実は敵対する組織所属で、ある時は戦い、ある時は共闘し、分かり合うことはないが、どこか絆がある。

みたいなストーリー普通にめっちゃ好き。だれかそういう関係な
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

こういう未知の敵と戦う系映画では、余裕ぶってしまったポンコツなキャラの、しょうもないミスで被害が拡大していくのがあるあるな気がしてるんだけども、
この映画では全員が必死の判断をしつつも、ギリギリの戦い
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

立場を超えた友情系の話なのだけれども、プライベートまでがっつり干渉するような仲良しこよし的友情ではなくて、それぞれ家庭や世界を持ちながらも特殊な事情で結ばれた限定的な絆、という感じで心地よい距離感だっ>>続きを読む

星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年製作の映画)

4.0

当時試写会でボロ泣きしたのを思い出して15年ぶりに見ました。

小さい頃から定期的に夢に出てくる象(ややトラウマで怖い)が何の記憶なのかと思っていたら、この映画で神様として夜に現れた白象だった...。
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

この作品では、幼い女の子なので無理だと思うけど、大人になった我々としては、生前に、というかまさに今、意思表示をしておくことがどれほど大切かと。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5


日本も近い話なんだろうなと思いつつ、

特定個人を特別扱いするのは難しいのだろうけど、その判断1つ1つに大勢の命がかかっていることを自覚できていれば、業務の迅速さとか、わかりやすい制度設計とかもっと
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.0

ゼロダークサーティと政治的な面を含む映画をいろんな方向から作ってるのはとてもいいな。

日本も新聞記者を皮切りに多方向、多方面に映画でつくっていけたらいいのに。

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

主人公の住まいがとてもよい。
隅田川沿い、大きめの間取り、カーテンなし、広い窓、夜水面で揺らぐ光、こんなところに住んでみたい。