ゴメズさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゴメズ

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Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

2.0

ゴシックホラーな雰囲気が出ていて、すぐにゴシックホラーな感じを楽しめるのでとてもいいが、色々残念。
なにかが物足りないし、解りづらい為感情移入もできない。
ただただ流れていく美しい雰囲気を楽しむだけの
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.0

凸凹コンビがピッツバーグへと旅をするに向けて友情を築いていくロードムービー。
笑わせる事で人を惹きつけるカカシ、フランシス(アル・パチーノ)と
暴力的ながらもどこか人を惹きつけるカカシ、マックス(ジー
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アラン・ドロン演じるトムはフィリップの人生全てを欲していたんだろうなあ...。
冒頭の悪戯をするも好青年のトムがフィリップ殺害後嵐の中彼の遺体を流し、
フィリップへ近づくにつれて欲望の塊へと変貌してい
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

銀行強盗に入ったはいいものの人質達に無計画だの言われ
終いには基本的に虫も殺せないようなソニーは人質の為に医者や食事をさせる始末。
実際に起きた事件なだけあって犯人・人質たちのリアルな心境を描いていま
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

5.0

言わずと知れた傑作。3時間40分にも及ぶ長い映画なのだが、かなり引き込まれる。
引き込まれるどころじゃない、もうその場に居合わせたかのような感覚。
さすが脚本から映画公開まで12年費やしただけのことは
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ウインスローはただひたすら素直な男だったんだろうなあ・・・。
自分の曲を奪われてもなおフェニックスを愛しているがゆえに契約を結びひたすら曲を作曲していく。
しかしフェニックスからも裏切られ散々な目にあ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

まるで美術作品を映像にしたかのような作品。
自由に生きてきたはずが結局は政府の手のひらで転がされている皮肉。
しかし本人にとってはそれが自由。結局人間は利用され利用することで廻ってるんだなあ...それ
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ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

3.0

コンクラーヴェでローマ法王に選ばれてしまって、その重さに耐えられずローマの街に逃げ出してしまう法王のお話。
法王が居ないと街は止まってしまっている。これはいかにキリスト教が普及しているかというのがわか
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.0

数々の起訴が起きたものすごいモキュメンタリー映画。
所々役者を使用しているが、ほんとうにやってることが凄い。個人的には爆笑しましたwww
ほとんどシモの話なのでそれが苦手な人は観ないほうがいい。
ボラ
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ユダヤ人迫害時代のナチス党員の父を持つ少年とホロコーストの少年のお話。
子供ながらの無差別意識がどんどん侵食されていく。姉のグレーテルがそのいい見本。
環境が変わったことと、
家庭教師のナチス思考+気
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エージェント・マロリー(2011年製作の映画)

2.0

うーん...話の設定的には面白い。女性スパイが男性に負けを取らずに戦っていくさま。
色々言われている通り主人公が格闘家なだけあってアクションもキレキレ。出てくる俳優陣も豪華。
ただ、オーシャンズのよう
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.0

劇場にて鑑賞。ストーリー敵にはよくある話でオチもよくあるオチ。アクションもまあまあでしょう。
個人的にはカーチェイスのクラッチきる部分が好き。
まさに男の映画って感じですね。ところどころの臭いセリフも
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

劇場にて二度目の鑑賞。やっぱりなんとも言えない良さ。
映像もカメラーワークも時代の持って行き方も音楽も全てが素晴らしい。
歌のパートでソプラノ(コゼット)・アルト(エポニーヌ)・男声(マリウス)の掛け
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アニマル・キングダム(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。まさに弱肉強食の中にポツンと置かれたシカのようなジョシュア。
初めは実の母親がヘロイン中毒で亡くなっても部屋でクイズ番組をボーっと観ているような主人公ジョシュア。
まさに彼の無表情な演技は
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ハウス(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の車の事故らへんで臭っていたオチが的中の映画w
ビートル・ジュースやミラーズ、サイレントヒルなどといったところだろう。(それにしても設定は劣る)
途中の自分たちが犯してきた罪の回想あたりは良かった
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少年と自転車(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ただ淡々と流れていく映画。さすがカンヌ国際映画祭グランプリに輝いた映画だけはある。
まさにカンヌ系の映画だろう。
父親から捨てられ褒められる事で自分を必要としてくれる人が自分の存在価値を見出してくれて
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セカンド・カミング(2012年製作の映画)

2.0

ロバート・カーライルが好きなので鑑賞。製作もご本人らしいですね。
ストーリー的にはよくありふれた堕落したミュージシャンといったところでしょうか。
彼の演技は個人的に好きなので★2 あとは物語の薄さが気
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

泣いた泣いた。最後の最後で泣いた。
政治には疎い為、マーガレット・サッチャーをあまり知らずに鑑賞。
英国の完全男社会で生き抜いた女性のお話。
とにかく演技が凄いのと、映像の美しさ。
長年に渡るにつれて
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瞳は静かに(2009年製作の映画)

4.0

軍事政権下時代のお話。とにかくアンドレス(コンラッド・バレンスエラ)の瞳の演技が凄い。
前半無垢な子供の彼の瞳は後半になるにつれて大人たちの毒に侵されていき最後にはとてつもない瞳をしている。
あんなに
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

4.0

やっぱり面白いミスター・ビーン!
映画の中には笑える要素がふんだんに盛り込まれていて、つねに笑いっぱなしでした。
ちょっと退屈なシーンになるなーという所もさすが解っている、イスでのコント。
洋画コメデ
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顔のないスパイ(2011年製作の映画)

3.0

とりあえずリチャード・ギアの必殺仕事人のようなシーンに多少心惹かれるぐらいの映画。
最後の落ちも、予告等でほぼネタバレしてしまっているので大抵の予想がついてしまう。
犯人が解っているがゆえのハラハラ感
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ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

他のエクソシスト系のようにブリッジのまま階段駆け下りたり、 部屋の天井に張り付いたりするのかとおもいきや、そんなシーンは全くなかった。 ちょいちょいビクッと驚くシーンはあったものの怖くないです。 ヒ>>続きを読む

Mr.レディMr.マダム(1978年製作の映画)

4.0

とにかく女性より女性らしいアルバンがかわいいのなんの。
ヒステリックになるもそれだけ愛していて何回もコロっと言いくるめられてしまうアルバン。
フランス語で鑑賞した後、英語版もあったので聞いてみたがやっ
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ラバー(2010年製作の映画)

3.0

タイヤに魂が宿って、どんどん人を殺していく話。
私は観ていないのですが、予告ではロードムービーと言われていたらしいです。
最後はまさにロードムービーでしたwwww実際に観ている私達と映画として観られて
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トゥルースorデア 密室デスゲーム(2011年製作の映画)

3.0

パッケージからただようB級臭。B級映画・監禁映画好きにはたまらなく惹かれましたwww
内容はまあ普通の監禁もののホラー(?)映画。
特にグロイと思わないです。見慣れている人は全然物足りないですね。
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ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春(2011年製作の映画)

4.0

この作品の前の「ゾンビ処刑人」は未鑑賞。(続き物ではない)
DVDパッケージの感じだと金髪の青年が主役でバトル物っぽい感じだったが、全然そんなことはない。
主役は端っこに追いやられていたメガネの子。
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.0

レンタル屋で貸出開始した当初なかなか借りる事のできなかったメリダ。
正直AKBが宣伝していたのでそれのせいかと思うの半分面白いのかと思う半分でした。
私は吹き替えを観ないのでAKBの吹き替えに関しては
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.0

人種差別が酷かった時代のお話。 この時代に決して真実を言わなかったメイド達の強い決断。 日本人には(私の世代)考えられない、どうしても馴染みが無いですよね。 ただそれは映画を見れば充分伝わってきます。>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

5.0

サイレントからトーキンに移り変わる、よくある時代の流行り廃りの映画。

言いようのない完成度。チャップリンのようなサイレント映画よりもさすが現代、モノクロが綺麗です。

チャップリン等のサイレントが好
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インモータルズ -神々の戦い-(2011年製作の映画)

4.0

ギリシャ神話系映画ではとても楽しめた作品。映像特典でも語られていたが進化し続ける神話。

アクションの映像も個人的に好きでした。少しはギリシャ神話を知らないとしっくりこない映画だと思います。

神々に
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