火星版マッドマックス怒りのデスロード。
バンバン人が吹っ飛ぶ。
作戦雑すぎるのでは、とかいろいろあるけどアイスキューブのウインク一発で全部許してしまう。
クリスティーンがかっこいい&美しい、魔性。
特に火だるまになりながらチンピラを追い詰めるクリスティーンは最高。
爆発シーンの迫力も素晴らしい。
ブラウン管テレビに映る『深夜の告白』、その画面に映り込む美女、銃声と共に浮かぶタイトル。この一連の流れがとてもよかった。
影とかカーテンとか、"これぞ黒沢清!"な不穏さ全開。
幽霊のなんとも言えない動きが不気味なのになんかユーモラス。
どこか陰のある小雪と、対照的にどこまでも軽薄な加藤晴彦が印象的。
ギャスパーノエの悪意、嫌がらせ精神もここまできたかという感じ。文字通りの意味でのショッキングな映像で、精神的じゃなく肉体的なダメージを与えてくる。
ラストのあれも含めてアトラクション・疑似体験型の映画>>続きを読む
県警対組織暴力でも思ったけど、この頃の松方弘樹はヤバい(特に目つき)
今で言うところの"正しさ"からするとかなりどうかと思うセリフと行為だらけだけど、その野蛮さ・下品さとエネルギーに飛ばされる。
少しずつ繋がっているが、ほとんどオムニバスみたいな形式。共通点は喪失と犬。
闘犬シーンがかなりエグくてつらかった。
水族館でのタコの影にグッとくるものがあった。
若干地味な展開だったけど鏡ばりの部屋でのクライマックスで一気に持っていかれた。