お話としては割と好きなのだが、脚本映画になってしまっているな、と。
マルホランドドライブやエターナルサンシャインよりも、ジュゼッペ・カポトンディ『時の重なる女』を彷彿とさせた。
ピアノによって並行世>>続きを読む
やり手の解体業者でほしいものはなんでも金で買ってやろう的なマッチョ男のセザール(イヴ・モンタン)と暮らしているロザリー(ロミーシュナイダー)のもとに元夫のブラッドが帰ってきて三角関係になる。
ブラッ>>続きを読む
こんなシンプルな仕掛けの中でいろんなことができるのだな、と感心しつつ馬がいい。走っている馬がぜんぶいい。
強盗のアジトの近くで「あいつら、強盗じゃないかな」とか言いながら野宿していた三人の男が自警団>>続きを読む
「ショット」より「ルック」の映画。映画館より、巨大な街頭広告がお似合いといった感じでいつものリドスコ演出。
お話はリドスコよりも、スコセッシっぽいかも。
アメリカじゃないけど、アメリカンドリーム盛衰>>続きを読む
面白いけれど、なんとなく消化不良なのはヒッチコックがいうところの「サスペンス」ではなく、「サプライズ」の映画ではないか。
(机の下に爆弾があって、それがいつ爆発するのかハラハラするのがサスペンス。突然>>続きを読む
ナタリーポートマン無双のようなものを期待してしまったけど、そうではなかった。
シリーズよりも、『ジョジョ・ラビット』のことを想起した。母子家庭で育った少年が下手なごっこ遊びを繰り返して父親になろうと>>続きを読む
キャリアに、恋愛に、結婚に、老、病、死…。ライフスタイル雑誌のコラムみたいな脚本に、CMディレクターが作ったかのような広告的な映像(カットが多い割に情報が少ない)に辟易。近年ワースト級の映像だった。>>続きを読む
結局これは、キスしそうな男女がなかなかキスをしないというだけの話じゃないのか。
二人はデートに行くのか、下品なジョークはいつ言われるのか、ウォーターベッドは売れるのか、警察署から出られるのか、ガス欠>>続きを読む
景気のいい映画だな。カタギリが火だるまで死ぬところとか。
夏八木勲演じる刑事への復習がクライマックスになるの、キルビルを見返したくなる。
タランティーノはこれがすきなんだろうな
トマス・ヴィンターベアという人はトリアーの系列だと思っていたけれど、あの監視カメラ風の長回しがここでは、ホームビデオ風の飾らないカメラワークに変わって、ジョナサン・デミやガス・ヴァンサントを彷彿とさせ>>続きを読む
お話と演出とがどちらにも振り切れずなんとなく、あまりよくない意味でちぐはぐだなぁ、と感じた。
素敵な画はたくさんあるのだが。
スプリットスクリーンや、俳優によるアニメーションの書き込み、水中の合成映>>続きを読む
ちょっと期待しすぎたかもしれない。まあまあ。飛行機に乗ってる間は仕方ないにしても座って喋ってるだけのシークエンスが多すぎる。終盤のヘリコプターから逃げるトムにはちょっと『北北西に進路をとれ』やってくれ>>続きを読む
ポテトヘッドやハムやレックスやスリンキーやボーは基本的に味方として今後描かれるものの、ウッディに憎まれ口を叩き、彼を追放するアンディのおもちゃたちが愚かな群衆として機能していることに気づく。
ニコラス>>続きを読む
86年か〜
底抜けに明るい。アメリカ映画はこうでなきゃ〜と思う。飛行機ってだけでなく、教室の閉鎖性や教官との関係にホークスを思う。