イトウモさんの映画レビュー・感想・評価 - 54ページ目

イトウモ

イトウモ

映画(1920)
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宵待草(1974年製作の映画)

3.3

ちょっと真面目すぎると思った。真面目であると、大島渚に見劣りする

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かったのだけど、凄いのはあの中野靖子の部屋だ。叫んでも暴れても誰も近隣住民が文句を言わない。あの部屋では赤いものが3度流れる。金魚、切迫流産未遂、出産。生命の始まりと終わりがあるあの部>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.8

こんなにドローンの使い方のうまい映画初めてみた。ドローンは神なのだ。ドローンの俯瞰図から車の往来、市場で荷台を押す杉咲花へとモンタージュし、彼女が台からダンボールを落とす。万事こんな調子だった。まるで>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

1.0

子どもの頃にアニメのほうを見て育った。
ガンビーノとビヨンセが歌い出すシーンで愕然とする。無表情のライオンと清く自信に満ちた軽やかな歌声。迷いも苦労も挫折もなかった。

幻の薔薇(2009年製作の映画)

3.1

戦中なにもない雑木林を駆け回るレアセドゥはいかにも天真爛漫で、結婚するとつんとして性欲も強そうだが生活の中で惜しげもなく全裸半裸で動き回る巨乳はどろっとしたやらしさもなく健康的な美。周囲の社会が自由に>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.8

ピクサーがオマージュだらけなのはいつものことだが今回はオフュルス、ラング、そして何よりもハワード・ホークス

シリーズ一貫しておもちゃの救出連携アクションにこだわってきたことが既にホークス的だが、今回
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛劇の裏に「無視と孤独」という主題が器用に隠されている。福山雅治は三度無視される。まず評論家に間違われた新幹線の乗客に、そして若いスペインの演奏家に、最後は浮気を黙認した妻に。本作の真の主役は片思い>>続きを読む

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