ごーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

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タイトルで結幕は分かるし、おおよその内容も読んでいた。それでも警察の横暴には腹が立ったし、コミュケーションがうまくいかず事態がどんどん悪化していくのがもどかしかった。なによりこの事件で起訴、処分された>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

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ゴダールのドキュメンタリーだ!観なきゃ!と思って観たけど、ゴダールの映画は一本も観てなかった、、、。観ようと思った。
映画を芸術にしたとのこと。俳優の耳にイヤホンをつけて撮影中にリアルタイムで演出する
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ほつれる(2023年製作の映画)

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麦ちゃんは自己主張の少ない役がよく合うなと思った。黒木華と古舘寛治がいい味出してる。
旦那がネチこくて、こうはならない様に気をつけようと思った。
エンドロールにジム・オルークの名前が。なんか聞いたこと
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.1

Filmarksの試写会で、プロデューサートークの回を鑑賞。

海外でも人気の漫画を今泉力哉監督、真木よう子主演で映画化。
夫が失踪し、叔母と2人で銭湯を切り盛りする主人公の元に謎の男が現れ、2人の生
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国葬の日(2023年製作の映画)

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大島新監督、森達也監督トークの回を鑑賞。

最近はプロデューサーとして複数作品に関わられていた大島新監督の最新作。安倍元総理の国葬の日の日本各都市の様子を撮るドキュメンタリー。
国葬への反対意見が上回
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罠THE TRAP 4K デジタルリマスター版(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主演の永瀬正敏舞台挨拶の回を鑑賞。

今回の麿赤兒演じる中山刑事は随分勘の悪い役で、替わりに杉本哲太演じる刑事が活躍した。
一旦事件が解決したと思ったらその後も続きがあった。

永瀬正敏さん、カッコよ
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福田村事件(2023年製作の映画)

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出演者トークの回を鑑賞。

あのドキュメンタリー監督の森達也が初の劇映画。テーマも歴史的に重要な事件なのでこれは観るしかない!

関東大震災、朝鮮人が井戸に毒を入れたなど流言が飛び交い虐殺事件にまで発
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きみとまた(2023年製作の映画)

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監督、出演者上映後舞台挨拶の回を鑑賞。

Filmarksを見返すと、同監督の過去二作も監督トーク付きの回を鑑賞していた。

好きだからこそ抱けない、というのは「愛うつつ」と同様のテーマ。
主人公は自
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緑の牢獄(2021年製作の映画)

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台湾巨匠傑作選2023

公開当時に見逃していた作品。

日本統治時代の台湾から西表島へ移住し、炭鉱で働いた人々がいた。その内の1人で未だに西表島に残り生活を続ける女性を映す。

90歳と高齢でありな
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シン・ちむどんどん(2023年製作の映画)

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アフタートーク付きの配信で鑑賞。

2022年の沖縄知事選を追ったドキュメンタリー。

3人の候補者がいずれも好きなドラマに当時放映中の朝ドラ「ちむどんどん」を挙げていたため、それについて質問を投げか
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遥かな時代の階段を 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

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私立探偵濱マイクシリーズ、映画3部作の2作目。

前作のモノクロから今度はカラーに。主要キャストも前作を引き継いでいる。

親がいない濱兄妹のルーツに関わる話。
その存在がベールに包まれていた白い男だ
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テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ(2023年製作の映画)

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上映後、田原総一朗、小西洋之、鈴木エイト、トークの回を鑑賞。

高市早苗の放送法解釈変更発言の裏側。例の「その文書は悪意をもって偽造されたものだと思います」というあれ。

総務省のある職員から立憲の小
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風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

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台湾巨匠傑作選2023

同じ侯孝賢監督の「少年」や「童年往事」のように悪ガキ達の話だし父親が亡くなるな思ったらこっちの作品の方が先だった。
監督の自伝的な内容とのこと。
そしてまたビリヤード。
女の
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Love Will Tear Us Apart(2023年製作の映画)

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初日舞台挨拶の会を鑑賞。

大田原愚豚舎の渡辺紘文が脚本で参加しており、青木柚くんが出てるので迷わず鑑賞。

なんか思ってるのと違かったなぁ。
始めはイジメ、それ以降はサスペンス、ホラー、スプラッター
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明ける夜に(2023年製作の映画)

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田辺・弁慶映画祭セレクション2023

監督、出演者トークの会を鑑賞。

8月31日の夜を過ごす数組の男女の群像劇。
夏には夏の映画が観たくなるので良かった。
夏が終わる焦燥感は分かるなぁ。
暗い話が
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

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タランティーノが好きと言いつつ「フォー・ルームス」を含めて4作品しか観ていなかった。

それぞれの作品にまつわるエピソードが語られるので出来るだけ多くタランティーノ作品を観てからの方が良いと思う。
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少年(1983年製作の映画)

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台湾巨匠傑作選2023

侯孝賢の日本劇場初公開作品。

自分のために母親が再婚した少年の成長を描く。
が、単純に歳は重ねるものの内面的な成長はあまり見られない、、、。
素行不良の主人公は学校を退学さ
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童年往事 時の流れ(1985年製作の映画)

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台湾巨匠傑作選2023

台湾の少年とその家族を移した年代記。

侯孝賢というか、中華圏の映画にはビリヤードのシーンが出てくるのが多い。
雨が降るシーンが多いんだけど、文字通りバケツの水をひっくり返し
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TOKYO BHUTAN(2023年製作の映画)

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田辺・弁慶映画祭セレクション2023
「四人姉妹」の弊映。

タイトルの意味も内容の意味も理解できなかったけど、資本主義?消費社会?をテーマにしたとのこと。

ルッキズム良くないんだけど、個人的に奥二
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四人姉妹(2021年製作の映画)

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田辺・弁慶映画祭セレクション2023

監督、出演者トークイベント付きの会を鑑賞。

親が亡くなって家を処分するために集まった四姉妹。シチュエーションが「わたしの見ている世界が全て」に似ているが、こち
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ミャンマー・ダイアリーズ(2022年製作の映画)

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冒頭、コミカルな動きでエクササイズをする女性が映る(井森美幸の例のあれみたいな)が、その後ろでは軍隊が展開している。そしてこの女性以降、登場人物が顔を映すことは無い。撮影者は複数人いるが、エンドロール>>続きを読む

青春神話(1992年製作の映画)

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台湾巨匠傑作選2023

90年代初頭の台北で生きる若者達を描いた群像劇。主役のリー・カンシュンは、リム・カーワイ監督が大阪で撮った「カム・アンド・ゴー」にも出ているらしい。

当時の台湾の街の雰囲気
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

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先月亡くなったジェーン・バーキンを、娘のシャルロット・ゲンズブールが撮るドキュメンタリー。

初めは東京のシーンから。
映像がどうしても「ロスト・イン・トランスレーション」を思い出してしまうが先入観か
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我が人生最悪の時 4K デジタルリマスター版(1994年製作の映画)

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私立探偵濱マイクシリーズ、映画3部作の1作目。

黄金町にあった日劇という映画館の2階が事務所という設定だが、その向かいのジャック&ベティで鑑賞。作中、マイクが車で出るときにばっちりジャック&ベティが
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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夏っぽい映画を選んだけど夏感はそんなになかった。高緯度に住んでる人だとまた違うのかな?

感想
人が居なくなってから作られるミートパイなんて食べたくない、、、。
そんな状況でたつか?
ペレ、なんてこと
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

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早稲田松竹のセルゲイ・ロズニツァ監督特集にて、「新生ロシア1991」との二本立て。

第二次世界大戦時、ナチスドイツに占領されたキエフの中心地各所で爆発が起きる。実際には占領前にソ連秘密警察が設置して
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新生ロシア1991(2015年製作の映画)

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セルゲイ・ロズニツァのソ連崩壊時のレニングラード(現サンクトペテルブルク)の様子を撮ったドキュメンタリー。2015年公開。

テレビからはニュースではなく白鳥の湖が流れ、街では民衆がデモやストライキを
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地球はお祭り騒ぎ(2017年製作の映画)

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大田原愚豚舎旗揚げ十周年 全作品特集上映

ポール・マッカートニーのコンサートに行くため、車で大田原から東京を目指す2人。

ボールの壁当てや歯磨き、日々の作業など、いつも通りの渡辺ワールド。
そして
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プールサイドマン(2016年製作の映画)

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大田原愚豚舎旗揚げ十周年 全作品特集上映
監督、音楽監督、主演トークの回を鑑賞。

シリアやイラクでのISによるテロリズムのニュースをよく見ている男の、プールの監視員の仕事を中心とした日常を撮った作品
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

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監督、出演者公開記念舞台挨拶の回を鑑賞。

上海国際映画祭で女優賞、脚本賞、作品賞の三冠を獲得。
ユーロスペースで散々予告を観ていたし、東北縦断のロードムービーという事で前々から観ると決めていた作品。
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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ずっと観ようと思ってたのをやっと鑑賞。
柄本佑の声が弟さんに似てた。
また必ず災害は起きるよなぁ。

神回(2023年製作の映画)

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本作の中村監督、足立紳監督、佐藤プロデューサーのトークイベントの回を、青木柚君が主演なので鑑賞。
タイムリープものはそんなに興味ないんだけど、夏休みの高校生というのは、特にこの時期に観るのはとても良い
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そして泥船はゆく(2013年製作の映画)

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大田原愚豚舎旗揚げ十周年 全作品特集上映
大田原愚豚舎の初作品。
渡辺紘文監督、渡辺雄司音楽監督、戸田真琴監督トークの回を鑑賞。
意外にも渋川清彦初主演作品とのこと。他の俳優と演技の質が違いすぎて逆に
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THEATERS(2021年製作の映画)

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キンコメの今野と和田光沙が出てたので鑑賞。
ミニシアターを舞台にした四つの短編。
ジャック&ベティが出てくる映画を観るのは3本目かな?

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観てまず思ったことは、タイトル通りの内容だなぁ、と。
大叔父様が眞人に言ったことが全てなんじゃないかなぁ。君が世界を作るんだ、君次第で良くも悪くもなる、と。ドキュメンタリー好きな私には、政治や時事に関
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