ごてふさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ザ・キング(2017年製作の映画)

3.8

新宿シネマートにて。都下単館、全国でも10館に満たない興行規模。観客は単身者ばかり20名弱と閑散。時宜を得た題材で、かの国では歴代大統領が皆々お約束の如く退任後に権力悪用やら収賄の罪に問われている。本>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.6

ユナイテッドとしまえんにて。初日9:50開始の初回を鑑賞。ライブビューイングによる舞台挨拶付。場内婦女子9割以上で満席。岩田・斎藤・北村という男優陣のラインナップは相当なキラーキャストであろう。制作意>>続きを読む

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

TOHOシネマズ新宿にて。平日昼の部ゆえ観客3割程度。製作費150億の日中合作。派手な予告編を観て嫌な予感はしていた。しかしチェン・カイコ―は≪さらば、わが愛 覇王別姫≫にノックアウトされ思い入れのあ>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.6

新宿TOHOにて。上映回数が間引きされて8:30からの1回のみの上映。さすがに観客は3割程度と空いている。パキスタン人のコメディアンと彼女との恋愛もの。低予算のインディーものと思って見始めたが、«ルビ>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

新宿ピカデリーにて。平日夜の部で3割強の入り。主演女優は大ヒット中のオスカー作品にも主演しているが、本作はその前年の製作。代表作の連打と云っていいだろう。実在したカナダ人画家の伝記もの。粗野な夫と薄幸>>続きを読む

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

3.0

新宿角川映画にて。観客ひとケタと超閑散。驚いたことに過半は単身の女性。原作小説未読、TVシリーズも未見。著名な作家たちの名を借りた異能力者(?)のバトル、らしいが久し振りに全くお話についていけずに少々>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.5

池袋シネマロサにて。キャパ193席に対して最後尾の若いアベック、ど真ん中に鎮座したわたくしと観客3名で上映開始。先端科学で身体縮小した冴えない中年男のお話。設定だけはSFっぽいが、生々流転する主人公の>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

新宿シネマカリテにて。全国10館に満たない興行規模だが場内サービスデーと云うこともあり若年層女性優勢で満員御礼。このギリシャ人監督の作品は好評だった«ロブスター»を見逃して過去作にも接してないのでファ>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.1

TOHOシネマズ新宿にて。公開二日目に鑑賞したが、その時点ではオスカー最多ノミネーション。場内ほぼ満席。このメキシコ出身の異色監督の諸作は、既にひとつのジャンルではないか。メインストーリーはシンプルな>>続きを読む

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.6

新宿ピカデリーにて。サービスデーゆえ女性優勢でほぼ満席。老境を迎えた嫌味で我の強いセレブなおばあちゃんが自身の追悼文を若いライターに依頼することから起こるハートウォーム・コメディ。人は蓋棺に際してもま>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.9

池袋・シネリーブルにて。場内単身者ばかり30名ほどと閑散としていたが女性率9割には少々驚き。モデル出身の二枚目俳優は、映画監督志望であったらしい。以前偶然見たTVドキュメンタリーで移動映画館のプロジェ>>続きを読む

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

3.5

新宿武蔵野館にて。観客10名ジャストで上映開始。さきの大戦時の英国・離島でのお話。庶民にとっては戦火の行方より配給が払底したウイスキーの調達が死活問題。こうした酒を巡るコメディーと頑固おやじの二人の娘>>続きを読む

マンハント(2018年製作の映画)

3.0

すっかり投稿(記録)を忘れていたがユナイテッドとしまえんにて初日のスーパーレイトで鑑賞していた。信者の多いはずのジュン・ウーの新作にも拘らず観客10名と閑散。開始10分で感じた奇妙な違和感(役者の台詞>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.8

池袋シネマロサにて。場内単身者ばかり一桁の入りと超閑散。ポスターに釣られて全くの予備知識なく観始め15分位経って«白い肌の異常な夜»のリメイクであることに気が付いた。B級アクションが身上だった体育会系>>続きを読む

チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

3.3

池袋・シネリーブルにて。全国20館に満たない上映規模にも拘らず、あわや一桁の観客数。驚いたことに約半数は単身の女性だった。う~ん、男優陣のコアなファンか。25歳童貞3人組のドタバタ奮迅譚。『スイートプ>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.8

新宿・武蔵野館にて。多国籍な役者が入り交じるスペイン映画には場内中高年の単身者中心に10数名と閑散。全国20館に満たない興行規模がもったいない佳作だと思ふ。本作のような出来事は今でも世界の何処かで起き>>続きを読む

ザ・メイヤー 特別市民(2016年製作の映画)

3.3

新宿シネマートにて。先週末から公開の地味な韓国映画に場内3割弱と毎度の空き加減。三選を目指すソウル市長を描いたポリティカル・フィクション。市長演じるチェ・ミンシクと参謀がクァク・ドゥウォンというキャス>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

ユナイテッドとしまえんにて。公開二日目の土曜昼の部に観客3割程度と微妙な入り。IMAXを奮発して大正解。開巻の掴みのから異次元の世界へトリップ。実在した毀誉褒貶ある興行師を美化し過ぎている(?)と本国>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.5

池袋ヒューマックスにて。初日にも拘わらず単身者ばかり20名前後と出足は鈍い。原作コミックスは20年以上前に岡崎ファンの友人宅で薦められるままにパラパラと、のレベル。援助交際や摂食障害などに『へぇ~』と>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.3

池袋シネマロサにて。コリアン発のバイオレンス映画には単身者ばかり10名前後と超閑散。韓国版ニキータ。親子愛も夫婦愛も炸裂する復讐や怨嗟の起爆剤に過ぎない。少々ドラマ部分が混み入っており更には強引。開巻>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.8

新宿ピカデリーにて。スイス産のクレイアニメ。科白はフランス語。字幕版。客席は若年層中心に3割未満の入り。2頭身のギョロ目キャラは好みが別れるだろうが、手作り感あり見慣れてくると愛くるしく味わい深い。«>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.8

新宿シネマカリテにて。上映機会の珍しいポーランド映画にはお洒落で情報アンテナの高そうな若年女性過半で30名前後と不入り。タイトル通り人魚のお話。80年代のワルシャワを舞台にしたミュージカルテイストのダ>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.9

テアトル新宿にて。連休最終日の昼の部に場内5割は健闘の部類だろう。11年前、監督の長編デビュー作«机のなかみ»を観たのも同じ小屋でありました。低予算・スター不在のインディー作品であったが、その着眼点と>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

ユナイテッドとしまえんにて。観客8名と閑散。まぁ郊外のシネコンのレイトショウの集客は初日とは云えこんなもんでありましょう。映画産業が衰退し始める1960年と現代を行き来する懐古趣味のメルヘン。これまで>>続きを読む

星めぐりの町(2017年製作の映画)

3.5

丸の内TOEIにて。某生命保険会社の映画上映会。貸切であるが座席は4割程度。企業城下町を舞台にしたヒューマンドラマ。小林稔侍はデビュー55年にして初主演作だそうで≪キャプテンウルトラ≫のキケロ星人から>>続きを読む

目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.5

新宿シネマカリテにて。台湾発のクライムサスペンス作品にサービスデーではあるが若年層中心に5割程度の入り。ひとつの事故を基点に現在と過去が交錯する混み入った内容。更には登場人物の誰にも感情移入できないの>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.7

新宿ピカデリーにて。全国30館に満たない興行規模。女性やや優勢だが座席は3割も埋まらず閑散。新旧3人の女優が競演する家族劇。エル嬢は直近で観た異星人役から随分雰囲気違うと感じたが邦家での公開順序が前後>>続きを読む

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

3.0

新宿・武蔵野館にて。妹ばかりが注目されている広瀬アリス主演作には20名弱の観客(殿方9割)と閑散。ガラの悪い不貞腐れた巫女と可愛くない小僧が絡んだ変種のバディームービー。開巻からオフビートっぽいギャグ>>続きを読む

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.3

新宿武蔵野館にて。先週末から公開のアイルランド映画には観客20名弱と閑散。傘寿を過ぎても達者なバネッサ刀自と深い湖の底のような瞳が魅力のルーニー嬢が豪華リレー競演。更には演出がアイルランド・ダブリン出>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.5

ユナイテッドとしまえんにて。2D字幕版。小さな小屋にはアベック・家族連れなどで8割以上埋まり盛況。米国(ハリウッド)お得意のディザスター(パニック)もの。新旧のスター役者が出て、CG・SFXもふんだん>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.6

ユナイテッドとしまえんにて。キャパ112人の小さな劇場が年齢層雑多でほぼ満席。贔屓の吉田監督作品は必ず初日を観に行くが、本作の興味はそれ以前に«光る風»以来のファンである山上たつひこの原作と云う点にあ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

ユナイテッドとしまえんにて。話題作の公開二日目ではあるが平日昼の部に5割弱の客席が埋まっていたことに少々驚き。開巻から20分でシナリオの良さを実感。アイルランド出身、劇作家でキャリアをスタートした監督>>続きを読む

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.5

新宿ピカデリーにて。場内は感度の良さそうな若年層の女子が中心に4割程度の入り。原作小説は未読。宣伝文句は≪衝撃の心理サスペンス≫だそうだが、それほど単純なシロモノではないと思ふ。時制や視点が変わり、ス>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

新宿ピカデリーにて。平日夜の部は若年層のグループ・カップル中心にほぼ満席。公開から一か月経ってネット・口コミで評判が上がっているのだろう。本国では記録的な観客動員だったそうだが、邦家は全国20館に満た>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.3

新宿シネマートにて。ジャンルとメンズデーゆえ殿方9割。客席は3割程度の入り。«ペパーミントキャンディー»と«オアシス»で、わが名優殿堂入りのソル・ギョングも今年五十路。相変わらずの芸達者ぶりではありま>>続きを読む

CINEMA FIGHTERS(2017年製作の映画)

3.5

ユナイテッドとしまえんにて。公開二日目のオムニバス邦画には単身の婦女子ばかり7名と超閑散。EXILEファミリーの楽曲にインスパイアされたショートフィルム6編。平均15分であるからシチュエーションかオチ>>続きを読む