膝芦毛さんの映画レビュー・感想・評価

膝芦毛

膝芦毛

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.3

つい先日、松尾山に登ってきたので、これを機に二度目の鑑賞。

松尾山、僕にはちょっとした登山で1時間とまでは言わないまでも、まあまあの時間を要し「こんな山の上に陣を築いた時点で小早川秀秋は戦をする気な
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.2

お腹捩れるほど笑いたかったけど、そこまでではなかった。まぁ、面白かったけどね。

いろんな人が出てて、それを見つける面白さがあった。レニクラ出てんの良かったわ〜。レニクラのIt ain’t over
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100回泣くこと(2013年製作の映画)

2.2

原作の小説が好きなだけに、だいぶ残念。
設定の違いもあるけど、小説の主人公と彼女の会話や生活は『健やかなるときも』『病めるときも』心地よいテンポで進むんだけど、映画では何か伝わってこなかった。活字を映
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.4

先月亡くなられたエリザベス女王のお父様のお話。

国民とか多くの人に向けて話さなければならない立場ってのは大変なんだろうなぁ。スピーチなんだよな、give a speech、make a speech
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手紙(2006年製作の映画)

3.7

時が解決してくれない切なさ、赦されるということの難しさ。

被害者家族は好奇の目に晒され、加害者家族は差別をされる。加害者も被害者もいない世界って、やっぱりあり得ないのかな。

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.5

終わらない歌を歌おう 僕や君や彼等のため
終わらない歌を歌おう 明日には笑えるように

明後日には笑えてるかな、、、

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

4.0

おーこれは好き!
初めてエレキギターとアンプを繋いだら、必ずやってみたくなるやつデンデケデケデケ。

Johnny B. Goode最高やん!チャックベリーのオリジナルの方じゃなくて、ジミヘンがカバー
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

この歳で家族に頼りにされ、自らも「家族を守る」と言えるルビーはすごいなぁ。

これくらいの歳の自分なんてのは、親の愛が無償だと言うのなら、寧ろ、きちんとお礼をして借りを返しておきたい。三矢の訓なんて聞
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

ダメなのよ、絶対ダメなんけど兄弟3人揃って列車に向かって投石するシーンが好き。

三人兄弟ね、長男=融通が利かない堅物、次男=世を捨てきれない世捨て人、三男=自由過ぎて変人。こんな感じ?知らんけど。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

現実逃避、現実からどれくらい逃避するのか?の距離感が難しい。行った分だけ戻らなきゃいけないのだけど、戻るのが面倒になって行ったままだと現実逃避じゃなくて逃避になってしまうから。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

おー、まさにTime is money.

設定は面白いんだけど『時間=お金』だとすると、それをコントロールする中央銀行、アメリカならFRB的な組織を登場させたら、もっと現実味が増して面白かったんじゃ
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説得(2022年製作の映画)

3.2

納得。

四分儀座から四分儀の存在は知っていたけど、六分儀ってのもあるんだね。どうやら八分儀もあるらしい。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

漢!

自分の中でここら辺の時代の歴史観とか人物像ってのは、良くも悪くも司馬遼太郎の小説から作られていて、良くも悪くもそこから作られたイメージの物差しと比べてしまうのである。

池田屋の跡地は現在居酒
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.2

原作が大好きで、映画は2度目の鑑賞。
ハンバーガーショップのシーンが一番好き、そして吉高由里子がかわいすぎる。

世之介的な生き方っていいなぁって思いながら、学生時代の些細な出来事を沢山思い出させてく
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マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.5

なんだろう、マルクス主義とかって聞くとすごくコワモテな思想な感じがしてちょっと構えちゃうとこがあるけど、それってマルクス主義を背景にした社会主義国家や為政者を通して感じるイメージが大きいんだろうなって>>続きを読む

コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.8

生徒達にとっての先生って存在は『単に先に生まれただけの人』じゃあ困るんだよね、『先を生きて導く人』であって欲しい。まあ、これまで出会った先生方はだいたい前者だったかな。もちろん、コッホ先生は後者でした>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.2

遭難しない程度の山に入って野宿をしてみようかな。沢を下るな、尾根に出ろ!山で道に迷った時の鉄則。

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.1

喜びも悲しみも、成功も失敗も、日常も非日常も、全部ひっくるめて人生って尊い、そんな感じ。あ、多分これ観なかったら気付くことがなかったかな、こんな感じ。

毛羽だった心に番手大きめの紙ヤスリをかけてもら
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ホームランが聞こえた夏(2011年製作の映画)

3.9

空気の振動が鼓膜を振動させ、さらに脳に伝わることによって人は音や声を聞く。
心の振動が脳を振動させ、涙腺を開かれたことによって僕は泣いた。

宇部商対豊田大谷を思い出し、YouTubeでその動画を観て
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

余命宣告を受けたら、思い切りならず者になるか、猫のように人知れずどこかに身を隠して最期を迎えたい。まぁ、でも自分なんてのが余命なんて聞かされたら、先ず絶望して、死に怯え、死を受け入れるというよりは生を>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

奇跡の生還かつ悲劇の生還。

「モルテーン!」「ミカサー!」、、、やっぱり「ウィルソーン!」しかしっくりこないや。

嵐電(2019年製作の映画)

3.2

本線と北野線が接続する帷子ノ辻駅を中心にストーリーが展開してたのは意味があったんだろうな。

北野白梅町、常盤、帷子ノ辻、蚕ノ社、有栖川、、、嵐電の駅名はなんか響きが美しい。
車窓から眺める宇多野辺り
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乱暴者(あばれもの)(1953年製作の映画)

4.3

ラスト、良かったなぁ。

ライダースジャケット、ロールアップしたデニムにエンジニアブーツ、最高ですなぁ。
マーロンブランドのライダースはショットのワンスター。ビタビタのジャストフィットでめちゃくちゃか
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

うわぁ、パンダ!初めて中古でちゃんと買った車は黄色のパンダ。丸いとこなんてハンドルとタイヤくらい。どこもかしこもカクカクしてて、ジウジアーロには申し訳ないけど、ダサかっこ良かった。

パンダとその周辺
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.7

いいねぇ青春って感じ。
『何かも煩わしい』分かるよそれ。あ、それ歳とっても一緒だわ!

キャストも豪華だけど、作品中で流れる70年代ロックも最高に豪華。あとはツェッペリンが欲しかったかな。

ミラジョ
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.4

トロイメライ?を連弾するシーンが素敵でした。
フェンダーのテレキャス、カッコいいなぁ、欲しくなっちゃった。

ナチュラル(1984年製作の映画)

3.3

このジャケットのロバートレッドフォードの投球フォーム、テイクバックに雰囲気があって、きっと野球経験者ですね。サウスポーのこの感じ、好き。

夢は追い続けないといけないってことかな。って、今、夢なんかな
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.5

うわぁ、思ってたんと違うわぁ、血とか、、、肉とか、、、まぁ面白かったけどね。

リブタイラー、お父さんによく似てるなぁ。

SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

3.5

セックスピストルズ、シド・ヴィシャス、アナーキー・イン・ザ ・UK、響きの格好良さだけでコピーした高校時代。
コワい体育教師に怯えてた僕らは、アナーキーでもパンクでもなかった笑。
♪Cause I w
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噂の二人(1961年製作の映画)

3.5

すごく後味が悪かった。オープニングは平和な感じだったのに、、、

人の噂話とか悪口が大好物な人達っているよなぁ。で、又聞きした話でマウント取ろうとするアホ。くだらない。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは、いい!めちゃくちゃ深い!!

うん?時間の流れに関しては、とても難しい感覚だけど、未来は偶然ではなく、必然的にやってくるってことかな?ラプラスの悪魔的な?ですかね?
いや、やってくるってことで
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

オープニングはこれが一番好き!

これまでNATOストラップをカッコいいと思ったことはなかったけど、これを観て時計のベルト交換を真剣に検討することにした。
あと、ちらっと映った黒いダブルモンクのブーツ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃスウィングしてはりました。
タップダンスも良かったけど、ビッグバンドの演奏も良かった!ベタだけど、Sing,Sing,Singはいつ聴いてもテンションが上がる!!

そうなんだよなぁ、第二次世
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ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

3.6

オフェンスはいいチームができたね。
アダムサンドラーはQBというよりRBっぽい。

刑務所モノ、収容所モノになると十中八九登場する調達屋さん、本当にいるのだろうか?

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