greatmucaさんの映画レビュー・感想・評価

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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.5

イギリス映画をよく見ていれば、おなじみのユエン・ブレムナー主演がうれしい。ボビー・ギレスピーとアンドリュー・イネスは、登場してしばらく名前が明かされなかったから分からなかった。オアシスはどことなく兄弟>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

4.0

わたしは、役者が「演じる者」であるとしても当人に似せる必要は無いと思っている側ですが、伝記モノしかもごく最近の故人を演じるというのは、どれほどのプレッシャーだろう。主役は映画が始まった時点で相当に病ん>>続きを読む

シークレット・ガーデン(2020年製作の映画)

3.5

どういうわけか数年おきに登場してくる英国式庭園をテーマにした作品。本作は日本語タイトルの花園ではなく、英国上流階級伝統の丹精込めて作られた庭園なわけで、それこそちょうど隣のスクリーンで上映しているダウ>>続きを読む

ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

5.0

ブリティッシュロックが大好きで、歌詞を知り、歌詞の背景を知るうちに英国の文化に興味を持つようになり、脳内が英国化してしまった。自国のドラマには滅多にはまらないくせに、英国産のドラマ、映画には簡単に感情>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.5

初アバターでした。2009年作品ですが、その頃より技術は進んで家庭用VR機器まであったりするから、時代を先んじていたのだなあ。いまのVR,ARといった技術を追いかけていると、障害のある方が遠隔からロボ>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.8

フライヤーや予告を観たら誰もが思ったはず「これはやばいヤツだ」と。

タブーと言えばクローン羊ドリーもあった。「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」ってのもあるし、聖書にもあったような気がする。もろもろ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.5

映画だけではなく「日本の誤解されたイメージ」はいろいろな場面で見かけますが、ブレット・トレインの日本イメージは「もうこれで良いよ」と思わせてくれます。もう現実をブレット・トレインに合わせて良いと思う。>>続きを読む

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

4.8

この手の映画の割には広めの劇場で、結構ひとが多かったので、「フランスで大ヒット」につられてやってきたひとはがっかりしてしまうのではないだろうかと心配。

男女のどうにもならない性(さが)をえぐってきま
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.5

もっと早く観ておけばと後悔。最近こういうケースが多い。
映画終わったときに初めて気づいた人の多さにも感動した。この作品はこんなにも愛されているのだと思いました。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

5.0

これは困った。10年も前の作品なのに今年観た映画の中ではかなり良い。ヴィルヌーブ監督作品はもう外すことはできない。しかし、旧作の続編や古典のリメイクを今つくらせていて良いのだろうか。もちろん観たいこと>>続きを読む

ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

4.0

昔、この手の作品は地上波の誰もが観る時間帯に放映されていたのに、いつの間にか深夜になり衛星放送になり、とうとう映画館でお金を払って観るような「観るぞ」といかなければならない愛好家のものになってしまった>>続きを読む

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

4.0

年にある程度の数の映画を観ている人ならば、本作を観て何かしら思うところがあるでしょう。映画を通して世界を人間をそして自分を観ているのだろうかと思いました。

それにしても観ていない作品ばかりで、どれも
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

4.0

世界史で習ったドレフュス事件ですが世界史は広く浅くなので当時はよく理解できなかった。学校や受験で知るよりも深く知ろうとすれば良かったと今更に思います。社会で組織を守るに懸命になるとこういうことになる。>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

社会に出ているひとならば誰でもこの作品の登場人物の誰かのような立場に陥ったことはあるだろう。だから徐々に高まる切迫感がすごくリアルに感じました。

演じている側も観ている側もこれまでとは違う姿勢が必要
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.0

「銃声が世の中を変えてしまった」とはよく言われますが、銃撃事件の翌日にこのような作品を観る。どうかしているのではないだろうか?その通り、わたしはどうかしている。

悪人と殺人者しか出てこないこの作品の
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シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

3.7

かの「ロックは死んだ」後のポピュラーミュージックの新しい在り方としてワールドミュージックと呼ばれる土着音楽に注目が集まりアイルランド音楽もその中のひとつでした。R&B、R&Rの原型がアメリカ民謡である>>続きを読む

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

4.0

暗いだの冷たいだの言われる英国人ですが、実は人情深い。SNSも少しは役立つ。
どちらかといえば地味な作品なのだけど、トムと一緒に旅をしているようだった。

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

4.0

ダウントン・アビーと被りそうなのだけど、とにかく衣装やら小物やらが好みで良い。
独特のスピードで心地よく物語が進んでいく。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

こんな死体だらけの映画は初めて観た。

「治安が悪い彼の国のことだから」では済まないのではないだろうか。経済や政策の失敗で暴動が起こったとき、国家は治安維持の名目で国民の活動を制限するだろう。どこの国
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリーのような。ひたすらリアル。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

子供の頃にドクターモローの島という映画を観て、すっかりトラウマになっているので、○○の島というと、こっちが頭に浮かぶのだけど、本作はドアンが改造人間を作ったりする作品ではない。
テレビ版がまったく思い
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

4.0

オートクチュールと同じくプラダを着た悪魔と比較されると思うのだけど、やはりオートクチュールと同じくプラダを着た悪魔とは全然違う。着ている服がどれもオシャレで、こういうところは男が主人公の映画では描きづ>>続きを読む

ZAPPA(2020年製作の映画)

3.0

いわゆるミニシアターはシネコンとは違って床に勾配がないところが多い。したがって前方に座っている方次第では映画が見づらくなります。座高が高いとか、極端に席に深く腰掛けているとか、頻繁に姿勢を変えるとか、>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

決して悪くはなかったのだけど、外国産ゴジラやパシフィック・リムの怪獣に、ワクワクしつつも何だか分からないモヤっとしたものを感じていました。ウルトラマンの怪獣にはそういうものを感じないのはなぜだろう。>>続きを読む

オートクチュール(2021年製作の映画)

4.5

登場人物のセリフには、おフランスのイメージから程遠いスラング、偏見、差別を感じられることから、もしかしたらフランスの実態はこんな感じなのかなと思いました。それは悪いものばかりではなくて爽快なものあって>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

ワタシはチキンです。どこに行くのも30分前に着いていたい、映画は予約したいなど。要は「何かあったらどうしよう」と不安なのだ。そういう性格だから冒険などできるわけがない。新しいことも始められない、すなわ>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.8

こどもの日にこれを観ていていいのか?
何十年か前には、「成長期のこどものストレス」を描いたA級B級作品がいっぱいあって、なかには夢オチのようなものもありました。
本作は夢オチではなさそうなのだけど、家
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

下ネタ満載。しかし、これ見よがしの不幸ネタは少な目で結構硬派な作品。少なくとも同情してもらいたい気持ちはない。ボウイとクラッシュの曲が流れる映画が悪いわけがない。

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

4.0

女性が主人公の映画となると男どもがやり玉にあがる作品ばかりですが本作はそういうものではなく、また死後脚光を浴びたというところではゴッホを思い出しましたが、アフ・クリントは生前不幸だったとは映画を観て思>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

ロザムンド・パイク。なんという響きの良い名。羨ましい。ロザムンドときてパイク!と爆発するところが良い。そして彼女は日本の俳優ともさかりえに似ている。

フェミニズムのにおいがする。女性版西部劇のような
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