がらがらさんの映画レビュー・感想・評価 - 56ページ目

完全なる報復(2009年製作の映画)

4.0

妻と娘を殺された男、犯人は司法取引によって軽い刑に決まってしまう、そして10年後男は復讐を始める。

刑務所にいながら次々と復讐を成し遂げて行く主人公がかっこいい。厨二心をくすぐりつつ、スカッとする。
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JSA(2000年製作の映画)

4.0

朝鮮半島を南北に分ける板門店で韓国人による殺人事件が起きた、その真相を解き明かす。

南北に分断されて起こった悲劇をサスペンス仕立てでうまく映画にされている。朝鮮分断について全く知識が無くても分かりや
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

3.5

死刑囚を集め金日成を暗殺する為の最強の部隊を作り上げる、この設定がまず面白い。しかも実在した部隊だというんだから驚き。
キャラは立ってて観やすいし、訓練シーンや銃撃戦シーンも力入っていて、面白かった。

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

4.0

タバコ研究アカデミーの広報担当が主人公のコメディ。

武器商人を題材にした『ロード・オブ・ウォー』のタバコ版みたいな映画。業界の内情を紹介するシーンや、主人公が軽快なトークで嫌煙家達を丸め込んでゆく展
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

婚約者を殺された主人公が犯人に復讐を行う。

犯人を捕まえて半殺しにしてから逃がす、そしてまた捕まえて半殺しにするっていうのをワザと繰り返して犯人を痛め付ける主人公。中学生くらいの時に、ムカつく奴に復
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

実在の話を題材にしてるだけに展開に容赦が無く、韓国映画らしい徹底した暴力描写にドキドキしながら最後まで観れた。

警察の無能っぷりがやばい、どこまで事実通りか分からないけど、映画通りだとしたら全然笑え
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

問題を抱えた家族が娘をミスコンに出場させるためにカリフォルニアへ旅をするロードムービー。

序盤は登場人物のダメっぷりや気持ちがバラバラな描写に笑い、終盤に向けて家族がまとまっていく流れが秀逸。

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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

韓国で起きた未解決事件の映画。

ポン・ジュノ監督の長編映画2作目、2作目にして既に完成されてると改めて感じる。

未解決の事件は犯人が断定できないとか色々と映画化するの難しそうなのに、この作品のラス
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

午前10時の映画祭で久しぶりに鑑賞。相変わらず映像、役者、美術の全てが刺激的でカッコいい映画。

ブランド物などの"真に必要ではない物"に囲まれたこの消費社会で生きる現代人に「本当にお前は生を実感して
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

好きなシーンが本当にたくさんあっていちいち泣いてしまう。

1番好きな所はロケットを開発することを決意し、学校の嫌われ者に勇気を出して声をかけるシーン。

友人に先生、家族と魅力的な登場人物も沢山、炭
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

やっぱり何度観てもジョーカーがめちゃくちゃカッコいい。

まず冒頭から最高に面白い。冒頭に衝撃的なシーンを持ってきて観客の心を早々に掴むっていう狙いが見事にハマってる。

そして何と言ってもジョーカー
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

ダークナイトが好き過ぎてあまり見返す事の無かった本作。

ダークナイトを観てしまっているから今更今作だけの純粋な評価は出来ない。でも改めて見返してもダークナイトと比べ、悪役の魅力の薄さは劣るものの、バ
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.0

序盤はちょっとだるい。中盤以降の戦闘や展開は面白かった。

ラスト付近は続編を作るためとは言え、TVシリーズのラストを否定するような展開になっているものの、納得できるような理由をちゃんと示しているのが
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バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

3.5

男がサンフランシスコまで時速200キロで走り続けるだけのアメリカンニューシネマ。

乾いた空気が渋く、警察を振り切って走り続ける主人公にスカッとする。

何故そこまでして走るのか全く説明されない、その
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アジョシ(2010年製作の映画)

4.5

韓国による"舐めてた相手が実は最強"モノ。

ウォン・ビンのカッコ良さと物哀しさを合わせ持った演技がたまらない。髪の長い時も短い時も恐ろしいほど色気がある。

カッコいい主役、可愛い子役、魅力的な悪役
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.5

デニーロが元マフィアの設定のため過去作のパロネタが多くて満足、デニーロはマフィア役が良く似合う。

ダイアナ・アグロンもいい演技してて良かった、これから映画ドンドン出るようになるといいなあ。

まあま
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.5

予告だとホラーと思わせて実はコメディって感じなのかと思ったら、実際はアクション映画だった。でもこれはこれで良かった。

ホラー映画定番の登場人物馬鹿ばっかり、みんなバラバラに行動し過ぎ。

ボーガンが
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悪の法則(2013年製作の映画)

3.0

映像と俳優がかっこいいだけの雰囲気映画。

長々と哲学的というか説教みたいなセリフばかり、あえてそうしてるんだろうけど、状況がどうなってるのか分かり難い上に、何の捻りも無いストーリーでがっかり。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.0

特に予測を上回るシーンもなく、本編の良いシーンの9割は予告で使われていたから、1分程度でまとめられてた予告を2時間に薄めて伸ばした様にしか感じられなった。

予告が1番面白かったかなー。

シービスケット(2003年製作の映画)

4.0

実話らしくストーリーはシンプル。予想通りの展開で進んで期待通りに感動させてくれる。

主人公である騎手と馬の描写は良いのは当然だけど、馬主の夫婦や調教師や他の騎手達とかの色んな人との関わりで成長して
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

冒頭で4人それぞれのマジックシーンから全員集合までの流れが非常にかっこいい。

その後もテンポ良く進んでいって最後は謎も解明されてスッキリ終わる、面白い。

メンタリストが便利すぎる。

リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

リンカーン大統領の最期の4ヶ月。

政治や歴史に無知な自分でも分かりやすい作りで楽しめた。

さすがスピルバーグ、政治や戦争を題材にしてもエンタメ性をちゃんと出してくれる。

やっぱり歴史は勉強し直さ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

香港映画「インファナルアフェア」のハリウッドリメイク。

ディカプリオとジャックニコルソンは存在感があってかっこ良かった。オリジナルにあった無間地獄の下りが無いからオチが変わっていてイマイチ。

オリ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.0

ヤクザが映画を作る事になったコメディ。

映画撮影を開始するまでが長くて退屈。後半の抗争シーンはまあまあ。

主人公とヤクザの掛け合いが面白かったから、もう少し前半削って撮影開始してからのシーンを増や
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キャリー(1976年製作の映画)

3.0

思ったよりもホラーではない。それでも所々怖くてラストは心臓止まるかと思った。

主人公の報われなさが半端ない、リメイクはどうなのかな。

アキレスと亀(2008年製作の映画)

2.0

売れない芸術家の主人公の一生を描いた映画。伝えたい事は何と無く分かるんだけど、ピンと来ない、ただ退屈なシーンが続く映画としか思えなかった。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

ユダヤ人がナチスをぶっ殺す歴史無視の映画。

複数の言語が混じり合う緊張感のある会話シーンが最高で、どんなアクションシーンよりも刺激的。

複数の言語を操る軍人役のクリストフ・ヴァルツが本当にかっこい
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凶悪(2013年製作の映画)

3.0

ゾディアック的なノリの話かと思ったら冷たい熱帯魚の方だった。

真相を解き明かす面白さじゃなくて、恐ろしい犯罪者を見る面白さ。

とにかくリリーフランキーとピエール瀧の演技が凄い、かなり怖かった。後味
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.0

グロ描写、近未来武器、パワードスーツ、格差社会が極端に進みディストピア化した地球。

ビジュアル面では第9地区の監督らしい要素満載で良かった。

ただ第9地区より話に意外性が無いから、コロニーに移動し
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.5

精神病の主人公と、夫を亡くして心が病んでる未亡人がダンスで繋がる物語。

序盤、精神が不安定な2人がお互いに自分の方がマトモだと思いながら会話をするシーンが面白い。

ラストのダンスシーンは、目標を低
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