がらがらさんの映画レビュー・感想・評価 - 59ページ目

クリッシュ(2013年製作の映画)

3.0

パッケージはアホっぽいものの、低予算なCGとひと昔前の展開を堂々とやる所以外は、突っ込み所も無くて真っ当なヒーロー物だった。

逆に言うと捻りが無さ過ぎて物足りない。

それにしてもインドの女優は綺麗
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

4.0

殺された主人公がハエに生まれ変わって復讐する。アホみたいな設定にも関わらず完成度は高い。

まずハエになるまでのラブストーリーが良い。インドのツンデレヒロインが最高に可愛い。

本編の復讐劇も下らなく
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デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」(2015年製作の映画)

3.0

テンポが悪い。太一の悩み方が謎、違和感あるシーンが多い、OVAの癖に作画が……、悪い所ばっかり。伏線張りまくりだから続き次第かな。

02メンバーについても冒頭で意味ありげなシーンがあるし、今後出てき
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メガマインド(2010年製作の映画)

3.5

宿敵だったヒーローを倒してしまった悪役の話。

悪にしかなれなかった男が正義の為に立ち上がる熱さ、日本じゃ劇場はおろかDVDすら出てないけど普通に面白い。

ただあの人が出てこないと世間的には主人公の
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フライト(2012年製作の映画)

3.0

アルコール依存症の飛行機パイロットの話。

殆どが主人公ダメな奴だなあって描写が続くので正直あんまり面白くなかったかな。それでも最後の公聴会のシーンだけはジーンと来たんだから不思議。これがデンゼル・ワ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

やっぱりIMAXじゃないと3Dは微妙、それでも綱渡りシーンの緊張感は凄い。

実話ってのが信じられない位ワクワクする物語。ドラマッチクな展開やケイパー物としてもGood。

意味の無い命懸けの違法行為
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ターボキッド(2015年製作の映画)

3.5

マッドマックスの様な世界観で、あっちと違ってガソリンがないから悪党もヒーローもチャリで移動するシュールさ。

ボーイミーツガールとしても良くできてるし、自転車の後輪につけられたカッターや椅子に紐で繋が
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妻への家路(2014年製作の映画)

3.0

収容所から帰ると妻がアルツハイマーになっていた。

アルツハイマーを扱う作品は、記憶が戻ればご都合主義、戻らなければバッドエンドでバランスが難しい。

不幸を前面に押し出しすぎない演出は良かったけど、
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.0

サスペンス?ブラックコメディ?ジャンルがバラバラの6つの短編。

基本的には何かにキレちゃった人達の話で、それぞれが予想の出来ないぶっ飛んだ展開とオチが魅力。

エンストとレッカーの話も面白かったけど
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陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

3.0

老人ホームに入った元金メダリストのおじいちゃんが、ベルリンマラソンに出ようとする話。

話の展開は正直予定調和でありきたり、こういう話を観るつもりで借りたんだからしょうがない。

それでも最後はちょっ
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

4.0

アメリカのコメディってどんどんレベル上がっていってる気がする。『ハングオーバー』とか『なんちゃって家族』の様な、下品で馬鹿なネタ詰め込みまくってるのに洗練されたシナリオ。

贅沢な俳優の使い方に、OP
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

1年で一晩だけ全ての犯罪が許される法律"パージ"。

設定は面白いのに、登場人物全員馬鹿ばっかりで終始ストレス、普通こんな行動するか?って行動のオンパレード。こんなアホみたいな法律が通った設定の国民な
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

4.0

前作から1年後のパージ。低予算で舞台が家の中だけだった前作からパワーアップし舞台は街へ。

暴れる群衆、パージを楽しむ富豪、謎の武装集団、反政府組織等、パージの時の色んな人間達が描写されて大満足。そう
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.5

銃乱射事件で亡くなった息子が残した曲を歌う親父、これは凄い。

序盤は観ていて違和感があるけど、中盤まで観ると納得できる作り。

新しく出会った青年に息子を重ねる主人公、やるせない。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

小説『火星の人』の映画化。マッド・デイモンが今度は火星に取り残される。

絶体絶命の状況でもユーモアを忘れない主人公が軽快な音楽と共に明るいサバイバル、ひたすら楽しい。

原作と比べると削られたセリフ
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テッド 2(2015年製作の映画)

4.0

1より2の方が好き。

相変わらず映画ネタとか日本ではマイナーなネタがいくつもあった。でも1よりは分かりやすいネタが増えていて面白かった。

1より障害者弄りとかが増えてるからその辺は好みが分かれそう
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.5

当人同士は真剣なんだけど、端から見た異常さが気になって、なんか集中出来なかった。

別れた奥さんの見た目が好みだった事しか記憶に残ってない、イマイチ。

ジャガーノート(1974年製作の映画)

3.0

豪華客船に仕掛けられた時限爆弾、「切るべきコードは赤か青か」元ネタ?。

1974年の映画だけあって犯人の要求はど直球で金だし、テンポもスロー。スローだからこその緊張感はあって面白いけど、今見るならも
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カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.0

最後の試合は展開だけ見てると面白いけど、やっぱりどこかショーに見えて熱くはなれない、そもそもプロレスが自分に合わないんだろう。
試合の為に応援する子供たちを金で雇ったり、そういった部分の方が楽しい。

バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

4.5

インド版『きみに読む物語』と言っても良い映画。

色々な映画のオマージュがあるし、主人公の設定もストーリーも違うけど全体としては1番『きみに読む物語』を意識して作られているような気がした。今作は本家の
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.5

宇宙からのメッセージを受信した地球。

インターステラーはもろにこの作品に影響を受け受けてるのね、マシューも出てるし。

ただこっちは地球の人々の行動が中心で、宇宙描写に重きを置いてるインターステラー
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

元営業マンのおっさん2人がグーグル入社を目指す。

今時の若者たちとチームを組んで、ジェネレーションギャップに苦しみつつも、持ち前のコミュ力で徐々に若者たちと打ち解けていくストーリーは面白かった。
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ベテラン(2015年製作の映画)

4.0

韓国の財閥に立ち向かう刑事。

コミカルな雰囲気でストーリーはよくある勧善懲悪物なのにちゃんと面白い。おちゃらけたノリでもアクションとかしっかりしてるからかな。

もう少しシリアスの方が好みだけど、フ
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.5

事前情報仕入れてなかったから混乱したけど、シーズン4までの繋ぎとしてちょっと変わった番外編にしてあるだけでいつものシャーロックで安心した。

元々劇場公開レベルの作りだから映画館で観ても全く違和感ない
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリー映画が退屈っていう印象を変えてくれた作品、めちゃくちゃ面白かった。

監督がバンクシーって所もそうだし、始まりからオチまでストーリーがしっかり出来すぎていて全く飽きずに観られた。

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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.0

行方不明になった夫を巡るサスペンス。インド映画のサスペンスは初めて、面白かった。

持ち前の行動力でどんどん手掛かりを探していくシーンや最後に色々なピースがはまって謎が解ける構成が見ていて気持ちいい。
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.5

開始数秒の戦車の砲撃音を聞いて映画館に来て正解だったと確信。

音響だけでここまで変わるのかと驚いた。テレビの時との迫力が段違いで、冒頭の戦闘だけでもTVシリーズ全ての戦闘シーンより面白かった。

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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

タランティーノ映画らしい、癖のある登場人物ばかりで先の読めない展開が続く。

登場人物が次に何をするのか分からない緊張感はあったけれど、オチはあまり捻りが無くてちょっと肩透かし。

自分が期待した面白
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ミルカ(2013年製作の映画)

3.5

インドスポーツ界の英雄ミルカ・シンの半生。主人公のミルカの話は面白かったけど、絡めて描かれるインドの史実はその辺に全く知識も興味もないから集中出来なかったなー。
とにかく主演の人の筋肉が凄かった、あれ
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ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

3.5

他人の結婚式に潜り込み女を漁る2人。

シナリオも良かったけど、兎にも角にもヒロインのレイチェル・マクアダムスが可愛くて最高。

『君に読む物語』と『アバウトタイム』のヒロインも同じ女優だったんだね、
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.5

少年とおっさんの一夏の友情。大きな事件は起きないし大きな笑いも無い、家族の問題は残ったままで少年が少し成長するだけ、だけどそれがいい。なかなか面白かった。

ブロウ(2001年製作の映画)

3.0

1970年代伝説のドラッグディーラーの話。

主人公がやった凄い計画とか逸話が全然無かった、仲間に裏切られても復讐しないし、伝説になってるぐらい凄いんだろうが凄さが全く伝わらない。娘の事をもっと考えて
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

MBS、CDO、CDSなど似たような専門用語が飛び交うから、詳しくない人は事前に予習しておくべき。(一応本編でも説明される)

用語を理解して観ると面白い、だけどデカイギャンブルに勝利した奴らの話って
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

2より1の方が好きだけど、こっちも名作。

1の後のマイケル・コルレオーネと、マイケルの父親であるヴィトー・コルレオーネの過去編を並行して描く。

周囲を信頼せず孤独なマイケルと周囲から尊敬され成功し
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

この映画の面白さが分かった時、大人になったなあって気がした。

中学生の時に観ても面白さが理解出来なかったけど、色んな映画観るようになってから観直したら面白さにびっくり。

とにかく全てがカッコいい。
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

ちょっと詰め込み過ぎ、まともなアクションが見られるまで長すぎる。

あのキャラの登場は知識が無くても音楽で盛り上がる、ただそれ以外は知識が無い人が見ても混乱するだけでは?

ザック・スナイダー監督だけ
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