サガンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.6

◆ぶっ飛びガールズエンパワメント◆
WC♼日本✕クロアチア戦の惜敗で下がっているテンションをアゲるべく選んだコレ
"前向きになれる〜"と女性が熱く支持した前作を超えるぶっ飛びご都合主義でした〜

ハー
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.9

◆万人受けしない傑作◆
東西冷戦下のMI6で潜入した二重スパイを探しだす"静"のスパイ映画
原作はベストセラー小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」
この原作がメチャ面白くってMI6幹部が実
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.0

◆沙羅双樹の花の色◆
マーク・ザッカーバーグFacebook設立の軌跡
ジェシー・アイゼンバーグがクセ強を好演。
冒頭のアスペ全開なデートシーンでザッカーバーグの人物像をわからせてしまう。
知能は高い
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.9

◆めちゃフレッシュなタイムサスペンス◆
これ面白ーぃ(˃▿˂๑)
京都拠点の人気劇団『ヨーロッパ企画』による初のオリジナル長編
世界45カ国の映画祭で19の賞を受賞

発想がフレッシュ!!
2階自宅と
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

◆熱きインドの聖闘士伝説:後編◆
伝説の英雄バーフバリの生涯と息子シバドゥの【復讐完結編】
全編ずーっとクライマックス感
破天荒なスケールに酔いながら
インド神話の世界に入り込みます

権力闘争、愛と
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.9

◆熱きインドの聖闘士伝説:前編◆
印国内で大ヒット、全米興行収入でも初めてトップ10入りしたアクション大作。
伸び盛りの国力と同じく熱きインディアパワーが映画でも炸裂(⁎˃ᴗ˂⁎)

ヒンドゥー教の香
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.8

◆ファンへのご褒美◆
ゴールデングローブ賞、エミー賞受賞の人気英国ドラマの劇場版
緊急事態宣言下でTVシリーズをイッキ観した思い出
長丁場のシーズンを見守ってきたファンにとってはご褒美みたいな感じかな
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

◆優生思想という病◆
非常に美しく切ない大好きな映画です
1997年アンドリュー・ニコル監督のデビューにして代表作

魅力①色々と美しい
イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンが実に美しい盛
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.3

◆映画をみる理由◆
こんなエモい作品があったとはっ
~オーロラの美しい晩に無線で交信した相手は亡くなったはずの父だった~

過去を改変したら現在に変化を起こせるのか?
こんなに過去に干渉したら隕石でも
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.9

◆ノワールin日本→韓国→タイ◆
ワーオ!!(*゚0゚)ド派手なノワールバイオレンスッ
トゥクトゥクでマシンガンは笑ってしまったw

韓国ノワールの傑作『新しき世界』のファン・ジョンミンとイ・ジョンジ
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キャリー(1976年製作の映画)

4.2

◆モダン・ホラーの金字塔◆
ちゃんと観たのは初めてですがこんな芸術的ホラーだったとは(º ロ º๑)!!
例の血まみれシーンがあまりに有名で怖そうで観てなかったけどホラーというより哀しい青春映画だった
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.8

◆シャーロック・ホームズとは誰か?②◆
・田舎の大地主の息子で祖母はフランスの画家ヴェルネの妹。マイクロフトという兄がいる
・探偵業を引退後はサセックスで隠遁生活を送る。養蜂の研究や探偵術の執筆をした
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.7

◆シャーロック・ホームズとは誰か◆
私立探偵小説が好きでシャーロック・ホームズとエルキュール・ポアロが推しでした

▽シャーロック・ホームズとは?
・1887年、英国の作家アーサー・コナン・ドイルが生
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エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

3.7

◆悲しきディーヴァ◆
フランスの国民的シャンソン歌手エディット・ピアフの生涯
家に何枚かCDが有って子ども時代からピアフの歌声には慣れ親しんでいた
フランスのイメージそのものだったけど、予想よりも波瀾
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.2

◆イケメンの無駄遣い◆
テーマはすごく面白いですよね
MVPは子役のキルスティン・ダンスト
この頃から上手いのね〜♡
次点はトム・クルーズ
耽美なヴァンパイアだった
トム・クルーズっていい子ちゃんな役
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.9

◆傑作の条件◆
初長編『Lock,Stock and Two Smoking Barrels』が年間興行成績1位となったガイ・リッチーの2作目
前作同様のスラップスティック・クライム
久々に観て面白か
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.6

◆日常という魅力◆
ドラマとさほど変わらず平常どおりのほっこりが良かった
シロさんとケンジの日常のやりとりとお料理、この作品はこれが魅力。
朝起きて仕事して周りの人とあーだこーだ触れ合って好きな人とご
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.5

◆ガイ・リッチーのBest◆
『ジェントルメン』をみたので久々に鑑賞
24年前の作品?…でもめっちゃ面白い
やっぱりこれがガイ・リッチーのデビュー作にしてBest!

とにかく脚本が極上で
粋で笑えて
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

◆ガイ・リッチー復活の狼煙◆
久々にガイ・リッチーらしいスノッブで軽快な出来だった!
脚本もキャラクターも『ロック、ストック~』に次ぐ素晴らしさ
英国裏社会を牛耳るユダヤ資本と新興する中華マフィアを描
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

◆ノーラン節◆
クリストファー・ノーランという人がめんどくさいと思う理由は、
・難解にしたがる
・時間の概念をイジるのが好き。
『メメント』『インセプション』他、過去作でも編集や設定で時間操作して視聴
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.5

◆ハロウィンなので◆
2018版「ハロウィン」の続編
再びデヴィッド・ゴードン・グリーン監督

3世代の女たちも続投。
1978年の事件当夜に戻ったり
生き残った被害者やハドンフィールド市民が暴徒化し
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

◆ハロウィンなので◆
週末のハロウィン鑑賞会で4本観た中ではこれが1番面白かった!
アル・パチーノ「ブロークン」のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督
やっぱり画がエモいです
ジョン・カーペンターは総指
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ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

3.6

◆ハロウィンなので◆
1981年日本公開時のタイトルは「ブギーマン」
製作脚本音楽はジョン・カーペンター
元祖スラッシャーホラー「ハロウィン」の正統続編です

ローリー役ジェイミー・リー・カーティスが
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ハロウィン(2007年製作の映画)

3.4

◆ハロウィンなので◆
スラッシャーホラーの始祖ジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」はまだ観てないです。
ロブ・ゾンビ監督のリメイク版

不遇な幼少期が描かれてますが家庭に恵まれなかった人は沢山いる
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アーカイヴ(2020年製作の映画)

4.0

◆近づくシンギュラリティ◆
おもしろかった!!
SFというかAIヒューマンストーリー。
人工なのに人間的って矛盾してます

"アーカイヴ"とは死者の記憶を保存して生前と同じように会話できる近未来システ
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.8

◆因果と宿命◆
親から子へ受け継がれる因果と宿命。
3部構成のうち第1部の主役ルークの存在感が鮮烈だった
直情型で頭も良くないしでも純粋。
ヘンテコタトゥーをした暴力的な純粋キャラのゴズリングがめちゃ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.1

◆尽くす蠍男◆
昼は整備工やカースタント
夜は逃がし屋の寡黙な男
やっぱカッコいいこのゴズリング♡
愛する人のために命を懸けます
こういう「レオン」的キャラをやるにはゴズりんはイケメン過ぎだけどボサー
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アス(2019年製作の映画)

3.5

◆アメリカの闇を可視化◆
デビューで高評価を博した「ゲットアウト」に続くジョーダン・ピール監督作。

暗闇に立つドッペルゲンガー
「It's us 僕たちだ」
この辺りが1番怖かった
ルピタ・ニョンゴ
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.5

◆日本漫画のおもしろさ◆
パク・チャヌク「オールドボーイ」のリメイクですが原作は日本の漫画。
映画化してさらにリメイク、日本の漫画ってやっぱり面白いんだなーと思う。

展開は似てますがこの怨念とニュア
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

◆ガールズエンパワーメント◆
原作は英国ミステリー「荊の城」
「オールドボーイ」のパク・チャヌク監督が後半を大幅に改変して映像化。
3部構成で語り手や時間軸を変えて
詐欺→エロティック→レリゴー!!
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ブロークン 過去に囚われた男(2014年製作の映画)

4.3

◆アル・パチーノの俳優力◆
パチーノ好きにはたまらない彼ありきの作品。
日常系でロマンスやファンタジーっぽさも。
前のめりに観る映画ではないです

ファニーという猫と暮らす偏屈な鍵屋マングルホーン。
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

◆贋作の中にも本物は潜む◆
「ニュー・シネマ・パラダイス」ジュゼッぺ・トルナトーレ監督によるミステリー。

ジェフリー・ラッシュ演じる天才的審美眼を持つ孤独で偏屈な美術鑑定士がハマリ役です。
冒頭のオ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

◆差別してないと思ってる人たち◆
ジョーダン・ピール初監督作。
漂う不穏な気配。なにかモゾモゾしてしまう居心地の悪さ。
社会派ホラーの秀作です
違和感という伏線を鮮やかに回収する脚本でオスカー受賞
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

◆ I am calling you ◆
1987年ドイツ映画
原題は「Out of rosenheim」
文字どおり独ローゼンハイムからアメリカに来た旅行者が「バグダッド・カフェ」の人々にバタフライ
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.5

◆どじょうを探す◆
ソウのヒットにあやかったシリーズ2作目を初視聴。
"柳の下のドジョウを探す"のは世界共通なんですね

ゲームのルールがわかってサスペンスが弱まる。
痛さグロさは増してるけど求めてる
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

◆ソリッドシチュエーションの古典◆
ラストでどんでん返しがスパーンとキレイに決まる1本
…て思ってたけど今観るとけっこうバレバレなとこありますね笑
初めて観たときはΣ(||゚Д゚)ヒィィィィ衝撃ッてな
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