ひろゆきさんの映画レビュー・感想・評価

ひろゆき

ひろゆき

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

2.9

銀幕短評(#726)

「Past Lives」
2023年、アメリカ/韓国。1時間46分、公開中。

総合評価 58点。

イケてないほうのA24映画(イケてるほうは いまコーヒー屋さんで鑑賞中です
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劇場(2020年製作の映画)

2.8

銀幕短評(番外)

残念映画(感想文がうまく書けない映画)を8本ならべます。

「最期の祈り」
2016年、アメリカ。24分。
総合評価 60点(ちょっと短くてもの足りなかったから)。

安楽死を考え
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

銀幕短評(#725)

「わたしの見ている世界が全て」
2022年、日本。1時間22分。

総合評価 84点。

とてもうまく撮れた映画ですね。どの役者も演技がすばらしいし、その配役もドンピシャだし、
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銀河健康センター(2024年製作の映画)

4.4

銀幕短評(#724)

「銀河健康センター」
2024年、日本。18分。

総合評価 88点。

いいじゃないですか、おもしろいじゃないですか この映画。どうしてフィルマ平均が 3.0点しかないんだろ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

銀幕短評(番外編)

番外、つまり ”残念映画” には 通し番号をつけません。
残念映画 というのは わたしだけの用語なのですが、①まあまあ おもしろく観終えたのは終えたけれど、なにか感想文を書こうと
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

2.3

銀幕短評(#723)

「658 km、陽子の旅」
2023年、日本。1時間53分。

総合評価 46点。

チャットモンチーの「シャングリラ」、いまだにときどきカラオケで歌いますよ。

携帯電話
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

1.0

銀幕短評(#722)

「真紅の炎」(原題)
2010年、カナダ・フランス。2時間11分。

総合評価 15点。

ドニ・ビルヌーブ監督。
死者が生者に手紙を書くことがありますね。それを遺言(いごん)
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市子(2023年製作の映画)

1.7

銀幕短評(#722)

「市子」
2023年、日本。2時間5分。

総合評価 33点。

中盤までは期待がふくらんだのですが、それより先は はなしが膨らまずに 大失速しました。花のつぼみが咲かずにしお
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パレード(2024年製作の映画)

1.6

銀幕短評(#721)

「パレード」
2024年、日本。2時間12分、きょう配信?

総合評価 31点。

壮大なつまらなさですね、なにもかもが。
手あかにまみれたモチーフに、手あかを厚く上塗りして吐
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(2022年製作の映画)

3.0

銀幕短評(#720)

「手」
2022年、日本。1時間39分。

総合評価 60点

「ひど」 
本作の中で、いちばんよくできたセリフです。

わたしはおんなではないので、おんなのこころはわからない
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

1.5

銀幕短評(#719)

「ボーはおそれている」
2023年、アメリカ。2時間59分、公開中。

総合評価 推定30点。

きのうが封切り日でね、でも3時間のながい映画だから 金曜日の夜が遅くなるからと
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マスマティックな夕暮れ(2017年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#718)

「マスマティックな夕暮れ」
2017年、日本。13分。

総合評価 73点。

すべてはタカシ君のために。
黒魔術をつかって じぶんたちの親友を生き返らせる。そのためにはどんな
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

-

銀幕短評(#717)

「undercurrent」(原題)
2023年、日本。2時間23分。

総合評価 -22点。

undercurrentというのは、川や海での下層流、底流をいいます(オープン
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

さくっと番外6本を “記録”します。

「The Son」
2022年、アメリカ。2時間3分。
総合評価 65点。
ヒュー・ジャックマンもの。親(とくに父)が子ときちんと向き合
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.3

銀幕短評(#716)

「ダンサー」
2022年、フランス。1時間58分。

総合評価 86点。

すてきな女優さん(踊り子さん)ですね。


* * *

クラシック(古典)とコンテンポラリ(現代)
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

銀幕短評(#715)

「哀れなるものたち」
2023年、イギリス。2時間21分、公開中。

総合評価 78点。

「ビューティー・インサイド」(2015年、94点)というおもしろい韓国映画があります
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

2.0

銀幕短評(#714)

「雄獅少年」
2021年、中国。1時間44分。

総合評価 40点。(フィルマ平均 4.0点)

この映画は すこしずついろいろな欠点をもっていますが、その最大のものは 全編が
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雪山の絆(2023年製作の映画)

-

銀幕短評(#713)

「雪山の絆(きずな)」
2023年、ウルグアイ。2時間24分。

わたしは山登りもスキーもやるので、冬山のうつくしさとこわさは知っているつもりですが、この状況はちょっと想像がつ
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.3

銀幕短評(#712)

「CLOSE」
2022年、ベルギー。1時間44分。

総合評価 66点。

どれもすべて、愛しているからでしょう。愛しているから泣くのでしょう。愛しているから守るのでしょう。
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

-

銀幕短評(番外編)

残念映画がたまってきたので、ひとまず5本 吐きだします。

残念映画というのは、最後まで観るには観とおしたのだけれど、感想文を書くほどの特段の感興が湧かなかった、あるいは 肌があ
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.0

銀幕短評(#711)

「ファルコン・レイク」
2023年、カナダ/フランス。1時間40分。

総合評価 80点。

あああ、これは恋愛の定石(じょうせき)ですね。年の差なんて関係ないなあ。
好意があ
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DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない(2022年製作の映画)

-

銀幕短評(#710)

「DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない」
2022年、日本。42分。

家族の共生のものがたり。

ことしの抱負とか、
・「ナイト
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.0

銀幕短評(#709)

「せかいのおきく」
2023年、日本。1時間29分。

総合評価 60点。

いま、という時間、時代を わたしたちは例外なく生きていますが、どの時代にあっても それは過去を見わ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

2.5

銀幕短評(#708)

「マルセル くつをはいた貝」
2021年、アメリカ。1時間30分。

総合評価 50点。

もっとも強い種(しゅ)が生き残るのではなく、もっともかしこい種が生き残るのでもない。
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シャーマンの娘(2021年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

むすめ お題の映画を二選。

「シュシュシュの娘」
2021年、日本。1時間28分。
総合評価 62点。
いい感じですよ。お金をほとんどかけずに よくできていますね。
徒手空拳で巨
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

-

銀幕短評(#707)

「She Said」
2022年、アメリカ。2時間15分。


この映画の存在と だいたいの内容は知っていました。いわゆる#MeToo運動の機運を盛り上げるきっかけとなった じ
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.3

銀幕短評(#706)

「ジ・アシスタント」
2019年、アメリカ。1時間27分。

総合評価 66点。

裁量の発揮、達成感、貢献感、成長感、周りからの称賛、

そういうものが 日々(ひび)の糧とし
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

もう夢(ゆめ)のような、というか夢でした。

きのう金曜日の夜 六本木のサントリーホールで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴きました。ね、夢みたいでしょう? ベル
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

銀幕短評(#705)

「ゴジラ -1.0」
2023年、日本。2時間5分、公開中。

総合評価 75点。

4DX/2Dで鑑賞。いつもどおり、動きの大きい端のシートを選んで座りましたが、ロールやピッ
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ベロニカ・フォスのあこがれ(1982年製作の映画)

3.8

銀幕短評(#704)

「ベロニカ・フォスのあこがれ」
1982年、西ドイツ。1時間55分。

総合評価 75点。

ファスビンダー監督のモノクローム映画。そして異様に白い空間。不穏(ふおん)ですね。
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赤い私と、青い君(2022年製作の映画)

4.5

銀幕短評(#703)

「赤い私と、青い君」
2022年、日本。24分。

総合評価 90点。

とてもいい短編映画です(体感がみじかく感じますよ)。あちこち神経を研ぎすませて、よく作りこまれています
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

-

銀幕短評(番外編)

「残念映画」には通し番号をつけません。
残念映画 というのもわたしだけの用語なのですが、①まあまあ おもしろく観終えたのは終えたけど、なにか感想文を書こうとしても うまくことばが
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

銀幕短評(#702)

「愛にイナズマ」
2023年、日本。2時間20分、公開中。

総合評価 80点。

思っていたのと ベクトルがちがう映画でした。どうしてわたしはこんなに泣いているんだろうと い
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ソラから来た転校生(2012年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#701)

「ソラから来た転校生」
2012年、日本。48分。

総合評価 68点。

すごいですね。たいした舞台装置(≒予算)もなしに、出演15人くらい(うち半分は外野)で、マンガ的なス
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いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.2

銀幕短評(#700)

ながいおまけも見てね。

「いろとりどりの親子」
2018年、アメリカ。1時間33分。

総合評価 83点。

前回「ライフ・ウィズ・ミュージック」は、自閉症者を理解するのにお
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

2.5

銀幕短評(#699)

「ミュージック」(原題)
2021年、アメリカ。1時間47分。

総合評価 50点。

容赦ない いいかたをすれば、これは自閉症者について 小ぎれいなハッピーエンドにうまくもっ
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