ひろゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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銀幕短評(番外)

今回は残念映画4本の記録です。どれも最後まで観ましたよ。

残念映画については、すべて番外(とおし連番をつけないこと)にしています。その映画の鑑賞と それなりの長さの感想文(できれ
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.5

銀幕短評(#618)

「モロッコ、彼女たちの朝」
2019年、モロッコ。1時間41分。
総合評価 3.5点。

「ロスト・ドーター」
2021年、ギリシャ/アメリカ。2時間1分。
総合評価 3.5点
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

銀幕短評(#617)

「プロミシング・ヤング・ウーマン」
2020年、アメリカ。1時間53分。

総合評価 66点。

女も男も平等だと考える人がいる。たがいに別の性を尊重しあえる人たちがいる。互い
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.6

銀幕短評(#616)

「ANIMA」
2019年、イギリス。15分。

総合評価 71点。

シャクトリムシのようにうごく。

ポール・トーマス・アンダーソン監督。いいですね、「ファントム・スレッド
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エール!(2014年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#615)

「エール!」
2014年、フランス。1時間45分。

総合評価 68点。

歌うのは審査員に向かってではなく。

フランスチームはうまい映画を作りますね。5段式くらいのマニュア
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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銀幕短評(番外編)

今回はですね、残念映画の総ざらえですよ。

「The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun」
2021年、アメリカ
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ペイル・ブルー・ドット(年製作の映画)

4.2

銀幕短評(#613)

「ペイル・ブルー・ドット」
2018年、日本。8分。

総合評価 83点。

こういう映画がずっと観たかったですね。

すべてのムダをそいでそいで、いいカメラを回して回して、恋
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

1.5

銀幕短評(#612)

「ドライブ・マイ・カー」
2021年、日本。2時間59分。

総合評価 30点。

がっかりしました。長すぎますね。前半10点で後半70点にもちなおしたかな、と思ったらさらに余
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axandax(2020年製作の映画)

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銀幕短評(#611)

「axandax」
2020年、日本。44分。

総合評価 14点。

ふむふむ「個人価値」か。なんでもかんでも数値化することがよいとはかぎらないと、「わたしは、ダニエル・ブレ
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

1.4

銀幕短評(#610)

「茜色に焼かれる」
2021年、日本。2時間24分。

総合評価 27点。まあでも 17点でもいいや。

この映画はなにがいいたいんだろう、と思う映画は世にたくさんあるが、ほん
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

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銀幕短評(#609)

「うみべの女の子」
2021年、日本。1時間47分。

総合評価 7点。

まずはじぶんを讃えたいですね。この映画を最後まで観とおすことのできた自分を。

この奇妙な映画は、も
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

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銀幕短評(#608)

「僕の好きな女の子」
2020年、日本。1時間30分。

総合評価 13点。

こいつ、情けないですねえ。ええっと、なんでしたっけ、こういうの? あ、軽佻浮薄か。煮え切らんなあ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.7

銀幕短評(#607)

「君は永遠にそいつらより若い」
2021年、日本。1時間58分。

総合評価 94点。

きっかり4回来ますね。夏と秋と冬と春が。いまは最後の冬だ。

大学生のおんなの子たちの
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.8

銀幕短評(#606)

「のぼる小寺さん」
= 登る こてらさん
2020年、日本。1時間40分。

総合評価 75点。

きっかり3回しか来ませんね。夏と秋と冬と春とが、その順序で。わたしにも
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空白(2021年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#605)

「空白」
2021年、日本。1時間47分。

総合評価 73点。

逆縁(ぎゃくえん)については、「人魚の眠る家」66点 で触れました。

執着(しゅうじゃく、しゅうちゃく)、
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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

2.5

銀幕短評(#604)

「すれ違いのダイアリーズ」
2014年、タイ。1時間50分。

総合評価 50点。

むかし学校で「交換日記」ってありましたよね。なかよしの(付き合っている)男子生徒と女子生徒
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フェアウェル(2019年製作の映画)

2.3

銀幕短評(#603)

「別告訴她」(原題)
ビェガォスタァ
彼女には言うな
2019年、アメリカ。1時間40分。

総合評価 45点。

A24。みんな間違った(と思われる)ことをいっていますね
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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銀幕短評(番外)

さて残念映画を6本サクッといきます。

残念映画については、すべて番外(とおし連番をつけない)にしています。その映画の鑑賞とそれなりの長さの感想文のひとそろいをもって、わたしのレビ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#602)

「ドロステのはてで僕ら」
2020年、日本。1時間10分。

総合評価 74点。

「これはちょっとムズいっすね。」 なぜなら モニターがみっつもあるから。

かれらのやってい
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過速スキャンダル(2009年製作の映画)

4.3

銀幕短評(#601)

「過速スキャンダル」
2009年、韓国。1時間48分。

総合評価 86点。

転落するのは一瞬だぞ。

これはうまいコメディ・ドラマ映画ですね。シナリオがいいし、芝居もうまい
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(1954年製作の映画)

3.4


冬が来た

きっぱりと冬が来た
ヤツデの白い花も消え
イチョウの木もホウキになった

キリキリと もみ込むような冬が来た
ひとにいやがられる冬
草木にそむかれ、虫類に逃げられる冬が来た
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.2

銀幕短評(#600)

長いおまけもみてね。

「金属音」(原題)
2019年、アメリカ。2時間。

総合評価 84点。

この映画はいいですね。ずっと涸れていた涙が ひさしぶりに出ましたよ。ちょうど
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.6

銀幕短評(#599)

おまけも見てね。

「岬の兄妹」
2018年、日本。1時間29分。

総合評価 51点。

なるほど パラサイト(寄生者)のはなしですね。ひとはいうならば他者に寄生する。赤ん坊
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ぼくらの亡命(2017年製作の映画)

3.9

銀幕短評(#598)

「ぼくらの亡命」
2017年、日本。 1時間55分。

総合評価 77点。

護符を貼る貧乏神が、口も利かずに おんなに恋をするはなし。じゃなかった、貧乏神でなくて 貧乏な
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ナンシー(2018年製作の映画)

4.0

銀幕短評(#597)

「ナンシー」
2018年、アメリカ。1時間26分。

総合評価 80点。

うつくしい映画ですね。

逆縁(ぎゃくえん、親が子を先に亡くし とむらうこと)については、「人魚の眠
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.1

銀幕短評(#596)

「アイスと雨音」
2017年、日本。 1時間14分。

総合評価 81点。

振り返ると、みな はけている。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。ときどき まちがえるこ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#595)

「最後の決闘」(原題)
2021年、アメリカ。 2時間33分。

総合評価 68点。

リドリー・スコット作品。
あとあじの悪い映画ですよ。そしてくどい。何もかもが くどい映
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逃げた女(2019年製作の映画)

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銀幕短評(#594)

「逃げた女」
2019年、韓国。 1時間17分。

総合評価 13点。

キム・ミニ主演。
空疎ですね。ショックですね。この無意味な雑談たち。砂をかむような脱力感、虚無感。わた
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

2.4

(番外)

総合評価 47点。

いってることがよくわからないのですが、けっきょく想像力のケツジョでしょう?

花咲くころ(2013年製作の映画)

4.1

銀幕短評(#593)

「花咲くころ」
2013年、ジョージア。1時間42分。

総合評価 81点。

どうして、みんなこんなに不機嫌なのでしょうか? 人生をぜんぜん楽しめていないですね。

国がある
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父を探して(2013年製作の映画)

3.8

銀幕短評(#592)

「少年と世界」(原題)
2013年、ブラジル。1時間20分。

総合評価 76点。

あれは たましいのうつくしさの発露をあらわしているのでしょう?

生きることに意味や目的の
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

2.5

銀幕短評(#590)

「君が世界のはじまり」
2020年、日本。1時間55分。

総合評価 49点(前半51点、後半26点、中田さん加点10点)。

つまらないですね。裏切られましたよ。

もちろん
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

銀幕短評(#589)

「街の上で」
2019年、日本。2時間10分。

総合評価 84点(前半50点、後半100点、イハさん加点10点)。

この映画の失敗点はね、調子に乗って惜しげもなく、数多くの
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#588)

「デイ アンド ナイト」
2019年、日本。2時間14分。

総合評価 73点。

阿部進之助さんと清原果耶さんの演技、これはすてきです。さらに ほかのひとの芝居も 押しなべて
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

3.9

銀幕短評(#587)

「暗闇から手をのばせ」
2013年、日本。1時間8分。

総合評価 77点。

意味深なタイトルですが、とてもうまくできたドラマです。みじかい尺ながら、みごとにメッセージを伝え
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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銀幕短評(番外)

さて残念映画を4本サクッといきます。今回は押しも押されもせぬ(このいいまわしと“押しも押されぬ”、とのちがいは「わたしは、ダニエル・ブレイク」の回で書きました)、その押しも押されも
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