銀幕短評(番外)
今回は残念映画4本の記録です。どれも最後まで観ましたよ。
残念映画については、すべて番外(とおし連番をつけないこと)にしています。その映画の鑑賞と それなりの長さの感想文(できれ>>続きを読む
銀幕短評(#618)
「モロッコ、彼女たちの朝」
2019年、モロッコ。1時間41分。
総合評価 3.5点。
「ロスト・ドーター」
2021年、ギリシャ/アメリカ。2時間1分。
総合評価 3.5点>>続きを読む
銀幕短評(#617)
「プロミシング・ヤング・ウーマン」
2020年、アメリカ。1時間53分。
総合評価 66点。
女も男も平等だと考える人がいる。たがいに別の性を尊重しあえる人たちがいる。互い>>続きを読む
銀幕短評(#616)
「ANIMA」
2019年、イギリス。15分。
総合評価 71点。
シャクトリムシのようにうごく。
ポール・トーマス・アンダーソン監督。いいですね、「ファントム・スレッド>>続きを読む
銀幕短評(#615)
「エール!」
2014年、フランス。1時間45分。
総合評価 68点。
歌うのは審査員に向かってではなく。
フランスチームはうまい映画を作りますね。5段式くらいのマニュア>>続きを読む
銀幕短評(番外編)
今回はですね、残念映画の総ざらえですよ。
「The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun」
2021年、アメリカ>>続きを読む
銀幕短評(#613)
「ペイル・ブルー・ドット」
2018年、日本。8分。
総合評価 83点。
こういう映画がずっと観たかったですね。
すべてのムダをそいでそいで、いいカメラを回して回して、恋>>続きを読む
銀幕短評(#612)
「ドライブ・マイ・カー」
2021年、日本。2時間59分。
総合評価 30点。
がっかりしました。長すぎますね。前半10点で後半70点にもちなおしたかな、と思ったらさらに余>>続きを読む
銀幕短評(#611)
「axandax」
2020年、日本。44分。
総合評価 14点。
ふむふむ「個人価値」か。なんでもかんでも数値化することがよいとはかぎらないと、「わたしは、ダニエル・ブレ>>続きを読む
銀幕短評(#610)
「茜色に焼かれる」
2021年、日本。2時間24分。
総合評価 27点。まあでも 17点でもいいや。
この映画はなにがいいたいんだろう、と思う映画は世にたくさんあるが、ほん>>続きを読む
銀幕短評(#609)
「うみべの女の子」
2021年、日本。1時間47分。
総合評価 7点。
まずはじぶんを讃えたいですね。この映画を最後まで観とおすことのできた自分を。
この奇妙な映画は、も>>続きを読む
銀幕短評(#608)
「僕の好きな女の子」
2020年、日本。1時間30分。
総合評価 13点。
こいつ、情けないですねえ。ええっと、なんでしたっけ、こういうの? あ、軽佻浮薄か。煮え切らんなあ>>続きを読む
銀幕短評(#607)
「君は永遠にそいつらより若い」
2021年、日本。1時間58分。
総合評価 94点。
きっかり4回来ますね。夏と秋と冬と春が。いまは最後の冬だ。
大学生のおんなの子たちの>>続きを読む
銀幕短評(#606)
「のぼる小寺さん」
= 登る こてらさん
2020年、日本。1時間40分。
総合評価 75点。
きっかり3回しか来ませんね。夏と秋と冬と春とが、その順序で。わたしにも >>続きを読む
銀幕短評(#605)
「空白」
2021年、日本。1時間47分。
総合評価 73点。
逆縁(ぎゃくえん)については、「人魚の眠る家」66点 で触れました。
執着(しゅうじゃく、しゅうちゃく)、>>続きを読む
銀幕短評(#604)
「すれ違いのダイアリーズ」
2014年、タイ。1時間50分。
総合評価 50点。
むかし学校で「交換日記」ってありましたよね。なかよしの(付き合っている)男子生徒と女子生徒>>続きを読む
銀幕短評(#603)
「別告訴她」(原題)
ビェガォスタァ
彼女には言うな
2019年、アメリカ。1時間40分。
総合評価 45点。
A24。みんな間違った(と思われる)ことをいっていますね>>続きを読む
銀幕短評(番外)
さて残念映画を6本サクッといきます。
残念映画については、すべて番外(とおし連番をつけない)にしています。その映画の鑑賞とそれなりの長さの感想文のひとそろいをもって、わたしのレビ>>続きを読む
銀幕短評(#602)
「ドロステのはてで僕ら」
2020年、日本。1時間10分。
総合評価 74点。
「これはちょっとムズいっすね。」 なぜなら モニターがみっつもあるから。
かれらのやってい>>続きを読む
銀幕短評(#601)
「過速スキャンダル」
2009年、韓国。1時間48分。
総合評価 86点。
転落するのは一瞬だぞ。
これはうまいコメディ・ドラマ映画ですね。シナリオがいいし、芝居もうまい>>続きを読む
冬が来た
きっぱりと冬が来た
ヤツデの白い花も消え
イチョウの木もホウキになった
キリキリと もみ込むような冬が来た
ひとにいやがられる冬
草木にそむかれ、虫類に逃げられる冬が来た>>続きを読む
銀幕短評(#600)
長いおまけもみてね。
「金属音」(原題)
2019年、アメリカ。2時間。
総合評価 84点。
この映画はいいですね。ずっと涸れていた涙が ひさしぶりに出ましたよ。ちょうど>>続きを読む
銀幕短評(#599)
おまけも見てね。
「岬の兄妹」
2018年、日本。1時間29分。
総合評価 51点。
なるほど パラサイト(寄生者)のはなしですね。ひとはいうならば他者に寄生する。赤ん坊>>続きを読む
銀幕短評(#598)
「ぼくらの亡命」
2017年、日本。 1時間55分。
総合評価 77点。
護符を貼る貧乏神が、口も利かずに おんなに恋をするはなし。じゃなかった、貧乏神でなくて 貧乏な>>続きを読む
銀幕短評(#597)
「ナンシー」
2018年、アメリカ。1時間26分。
総合評価 80点。
うつくしい映画ですね。
逆縁(ぎゃくえん、親が子を先に亡くし とむらうこと)については、「人魚の眠>>続きを読む
銀幕短評(#596)
「アイスと雨音」
2017年、日本。 1時間14分。
総合評価 81点。
振り返ると、みな はけている。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。ときどき まちがえるこ>>続きを読む
銀幕短評(#595)
「最後の決闘」(原題)
2021年、アメリカ。 2時間33分。
総合評価 68点。
リドリー・スコット作品。
あとあじの悪い映画ですよ。そしてくどい。何もかもが くどい映>>続きを読む
銀幕短評(#594)
「逃げた女」
2019年、韓国。 1時間17分。
総合評価 13点。
キム・ミニ主演。
空疎ですね。ショックですね。この無意味な雑談たち。砂をかむような脱力感、虚無感。わた>>続きを読む
(番外)
総合評価 47点。
いってることがよくわからないのですが、けっきょく想像力のケツジョでしょう?
銀幕短評(#593)
「花咲くころ」
2013年、ジョージア。1時間42分。
総合評価 81点。
どうして、みんなこんなに不機嫌なのでしょうか? 人生をぜんぜん楽しめていないですね。
国がある>>続きを読む
銀幕短評(#592)
「少年と世界」(原題)
2013年、ブラジル。1時間20分。
総合評価 76点。
あれは たましいのうつくしさの発露をあらわしているのでしょう?
生きることに意味や目的の>>続きを読む
銀幕短評(#590)
「君が世界のはじまり」
2020年、日本。1時間55分。
総合評価 49点(前半51点、後半26点、中田さん加点10点)。
つまらないですね。裏切られましたよ。
もちろん>>続きを読む
銀幕短評(#589)
「街の上で」
2019年、日本。2時間10分。
総合評価 84点(前半50点、後半100点、イハさん加点10点)。
この映画の失敗点はね、調子に乗って惜しげもなく、数多くの>>続きを読む
銀幕短評(#588)
「デイ アンド ナイト」
2019年、日本。2時間14分。
総合評価 73点。
阿部進之助さんと清原果耶さんの演技、これはすてきです。さらに ほかのひとの芝居も 押しなべて>>続きを読む
銀幕短評(#587)
「暗闇から手をのばせ」
2013年、日本。1時間8分。
総合評価 77点。
意味深なタイトルですが、とてもうまくできたドラマです。みじかい尺ながら、みごとにメッセージを伝え>>続きを読む
銀幕短評(番外)
さて残念映画を4本サクッといきます。今回は押しも押されもせぬ(このいいまわしと“押しも押されぬ”、とのちがいは「わたしは、ダニエル・ブレイク」の回で書きました)、その押しも押されも>>続きを読む