ぱさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ぱ

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呪怨 白い老女(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

噂に聞いてた「すぐ行きますから」は怖かった。注文側と配達側、同じ空間にいるのに違う層にいるズレが面白い。片方に意思はないのに、会話が成立している怖さ。ある条件が揃ったので、商品の受け取りが“上演”され>>続きを読む

こおろぎ(2006年製作の映画)

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見てる間ずっとこのシーンは何のメタファーなのかって考えてしまう

お遊さま(1951年製作の映画)

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お遊「さま」と言っても、特別な存在として描かれているわけでもなく、音楽は派手だけど全体として淡白な印象だった

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

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イライラさせるけど、誰を攻めるわけでもなくフワッと絶妙な終わり方をする

野のなななのか(2014年製作の映画)

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手法は面白いけど教材っぽい。

生まれ変わった先がなぜ日本人女性だけなのか。国境や性別は超えないのかな。出てくる人達がみんな同じ思想で、言わされるために存在しているかのようで、そう考えると、やはりこれ
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

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全く関係ないと思うけど、『共産党宣言』の「一匹の亡霊がヨーロッパを徘徊している、共産主義という亡霊が」を思い出した

肉屋(1969年製作の映画)

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陰気で感じ悪い返しをする肉屋の男に対して、何で教師が最初から好意的なのか、さっぱり分からなかった。過去に何かあったと言ってはいるが、匂わせるのはそこだけで、謎としての魅力は感じなかった。

夜道を車で
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水を抱く女(2020年製作の映画)

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都市開発や土地の記憶の映画かと思ったら、神話よりの話だった。
女性目線で描いたらしいけど、フェミニズム的という訳ではなかったかな。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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服もカーテンもない部屋で、生の実感として口に広がる砂糖の甘み

ユンヒへ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男性監督がこのトーンで描くことは当事者はどう思うのかは少し気になった。

ラストの新しい人生への1歩が恋愛ではなく仕事なのは良かった。

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

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戦争紛争映画だから当たり前だけど、ずっとやんわり説教されてるような気分だった。特に今作は自然の美しさと子供の無邪気さを押し出しているぶん、尚更そう感じた。
やろうとしてることがわかり易すぎたのかもしれ
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未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

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ナレーションと現実の差異、間に人を介した言葉のやり取り、痕跡を残していなくなる人。不在感の面白さ。

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

乗り移ると言っても、画的にほとんどのシーンで顔は変わらないので、見ていて混乱はしない。真相が思ったより早く明らかになるので物足りなさもある。

薬物打ってない方が乗り移られるって災難すぎる。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死者が自分の名前を分からないというのはよかった

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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男性性に対する皮肉。体の中に金属(男性的なもの)を入れることによって現れる暴力性や嗜好性と妊娠。男性性とせめぎ合う女性性。
ステロイド注射おじさんの家の内装がピンクなのが男性性と拮抗する女性性のモチー
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いつの間にか季節変わってたんだ。離婚の申し出のときセミの声で気づいた。天候にばかり気を取られてたけど。幸一郎にとって大事な日が雨じゃないこともある、彼はこれからはそう思えるかも。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テレビドラマ的なルックの安っぽさや、細部の雑さは気になるけど、実体化する予知の描写は面白かった。

よくあるパターンだと、観客と主人公は気づいているけど、周りは理解してくれないとか、今のは夢かと本人が
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彼方からの手紙(2008年製作の映画)

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あの二人が誰なのか、どうでも良くなるような、あることないこと色んな可能性が収束せず開かれていて楽しい。

瀬田なつきだからなのか、女性監督だからなのか、そういう話だからなのか、いやらしさを感じなくて気
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ノベンバー(2017年製作の映画)

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広告写真的な綺麗な画。それ以上の何かがあるかと言うと…。ストーリーもいたってシンプルな昔話な感じで、のめり込めなかった。
あと、ほとんどのシーンで音楽が鳴ってるのは流石に飽きるというか、もっと画の力だ
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ひらいて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

MVっぽい撮り方の映画ってあるけど、あそこまでほんとにMVそのまんまだと爽快。いいオープニング。

その後抜け出した2人、校舎の裏、ジメッとした日陰、土の匂い、グレープジュース。甘ったるくもない爽やか
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

奥さん簡単に許しすぎでは。一生恨みそうだけど。

アマチュア(1979年製作の映画)

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開始20分で奥さんが呆れ出すので、これがあと1時間半続くのかと辛くなるけど、粒子の粗い映像の美しさでなんとか見れた。
周りに何もない殺風景な団地もよかった。

夏時間の庭(2008年製作の映画)

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フランス語がわからない者からすると、忙しなく聞こえるその発音もあって、相続手続きに追われ過ぎ去って行く時間が、短い尺の中に圧縮されてるように感じられた。
この家の栄枯盛衰の最後のごく一部しか見れていな
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ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

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今住んでる家を撮ってるシーンが好きだった。建物内を吹き抜ける風のようなカメラワークが印象的。

何も変えてはならない(2009年製作の映画)

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同じフレーズを何度も繰り返すので、言葉が分かれば、シーンごとに喚起されるイメージの違いを楽しめたかもしれない。

なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

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役者陣の制服の似合わなさ(高校生に見えない)やアフレコで時制が掴みずらくなっていて、不思議な魅力にもなってる

バスの車窓を流れる新宿西口のあの風景も開発でそのうち見られなくなるのかな

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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怖すぎる。捕まってないだけの犯罪者というか。